専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

札幌南三条病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

呼吸器外科

分野

呼吸器外科

特色

当院は道内唯一の呼吸器外科が併設された呼吸器専門病院である。肺がん治療に関しては呼吸器内科と連携し、術前診断はもちろん、術前術後の補助療法、術後再発例に関しても一貫した包括的治療を行っている。肺がん手術症例数は道内でもトップレベルであり、その他転移性肺腫瘍、良性肺腫瘍、縦隔腫瘍などの腫瘍性疾患や気胸、巨大肺嚢胞などの気腫性疾患、膿胸、肺膿瘍などの感染性疾患等の手術も行っている。肺がん手術に関しては、積極的に胸腔鏡下手術を導入しているが、決して胸腔鏡下手術にはとらわれず、安全と確実性を第一に考え術式を選択している。

症例数

08年度の手術症例数は416例。内訳は、原発性肺がん症例160例(肺葉切除135例、うち胸腔鏡下肺葉切除91例)、転移性肺腫瘍症例33例、良性肺疾患症例19例、縦隔腫瘍症例19例、気胸症例122例、胸腔鏡下生検(肺生検、リンパ節生検、胸膜生検等)19例など。現在は臨床病期I期の肺がんに関しては、原則的に胸腔鏡手術を第一選択としている。成績に関してはまだ病院が開院して間もないため、5年生存率が集計できていないが、少なくとも従来の開胸手術と遜色ないものと考えている。またCT上、スリガラス状陰影を呈する早期の小型肺がんに対しては、根治性が損なわれないと考えられる症例を選択し、積極的に胸腔鏡下の区域切除等の縮小手術も施行している。気胸症例も全国的にも有数の症例数であり、若年者から高齢者気胸まで、ほぼ全例が胸腔鏡下での手術が施行されている。

医療設備

16列マルチスライスCT、MRI、FDG-PETなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 ○

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 北海道」(ライフ企画 2010年6月)

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