アンテベート軟膏0.05%鳥居薬品株式会社

処方薬

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薬価 1gあたり28.7円
剤形 白色の軟膏剤
シート記載 アンテベート軟膏0.05%、TO-186O
薬効分類 個々の器官系用医薬品 > 外皮用薬
主成分

ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル

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この薬の添付文書

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

作用と効果について

皮膚の炎症をおさえる働きがあり、赤み、はれ、かゆみなどの症状を改善するステロイドの塗り薬です。
通常、湿疹や皮膚炎、乾癬などの治療に使用します。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。鼓膜に穿孔がある湿疹性外耳道炎、細菌や真菌などの皮膚感染症、潰瘍、熱傷・凍傷がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、1日1~数回、適量を患部に塗ります。必ず指示された使用方法に従ってください。

おむつのあたる場所に使うときは、特に注意し、指示された使用方法に従ってください。

目(角膜、結膜)には使用しないでください。もしまちがって目に入ったら水で洗い流してください(それでも何かおかしい時、医師に相談してください)。

塗り忘れた場合は気がついたときに、塗ってください。ただし、次の通常塗る時間に近いときには、忘れた分を抜き、次回より指示通り塗ってください。2回分を一度に塗ってはいけません。

誤って多く塗った場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で塗るのを止めないでください。

副作用について

主な副作用として、毛のう炎・せつ、刺激感、ざ瘡様発疹、皮膚萎縮、白癬、皮膚乾燥、そう痒などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・(まぶたなど目の周囲に、大量または長期にわたり広範囲に使用したときに)目の痛み、まぶしい、目のかすみ、頭痛 [眼圧亢進、緑内障、白内障]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局に相談してください。

更新日付:2014年12月04日

アンテベートに関する医師Q&A

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医療者の実際の評価

※ アンテベートという名の全薬剤(形は異なるが成分は同じ)の評価を掲載しています。「医療者の実際の評価」についての詳細はこちらをご覧ください。

医師 50代 診療所(開業医) 皮膚科

私の処方の仕方 ステロイド外用剤の中では、強さのランクでは上から2番目のベリーストロングクラスの薬剤で、もっとも使用されている薬剤です。
ステロイドに対しては、外用剤に対し忌避患者がまだまだたくさんいますが、その効果と副作用について丁寧に説明し、有用性を認識してもらうようにしています。
アトピー性皮膚炎治療ガイドラインにおいても、いまだにステロイド外用剤は治療のファーストチョイス(第一選択)です。
とにかく漫然と長期使用しないことが何より重要であると思います。

現場で質問・誤解されがちな内容と回答法 アンテベ−トに限らず、ステロイド外用剤に対しては誤った副作用の知識が広がっているので、質問をしてこない患者さんに対しても処方時には念のために誤解がないか確認する方が良いでしょう。

この評価に他の医療者から補足

さらに!薬剤師 30代 保険薬局[投稿日:2016年 03月 26日]

医師の指示通りに使用していただければ効果もよい薬剤と思います。だらだら使い続けるよりは、しっかり短期間に使用して治してもらった方が良いお薬と思います。

さらに!薬剤師 30代 保険薬局[投稿日:2016年 03月 21日]

人差し指の第一関節程度を出した場合に手のひら2枚分塗布できるという目安があり、患部には薄く塗る広げるだけで十分効果があります。

※投稿内容に問題がある場合は、問題投稿を通報ページから教えて下さい。

薬剤師 30代 調剤薬局

ベネフィット(効果) 皮膚の炎症を抑えて、赤み・腫れ・かゆみなどの症状を改善するステロイドの塗り薬です。
使用が長期間に渡るときは、必ず医師の診断を受けてください。
真菌や感染症には使用しないでください。
症状が悪化することがあります。

リスク(副作用など)と対処法 長く続けていると、ステロイド特有の皮膚症状が出ることがあります。
中でも多いのが皮膚萎縮です。
肌がデリケートな顔や首、また皮膚代謝が衰えている高齢者に起こりやすいので注意してください。

実用的な特徴 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温で保存してください。
薬が余った場合は、保管しないで廃棄するようにしてください。
すり込むと刺激になるので、薄くのばすようにしてください。

現場で質問・誤解されがちな内容と回答法 「ステロイドは怖いので使いたくない。」という質問には、「外用薬なので、短期間の使用では副作用が出る確率は低いです。長期で使用するときは、Dr.の診断を受けるようにしてください」とお答えします。

※投稿内容に問題がある場合は、問題投稿を通報ページから教えて下さい。

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併用禁忌(禁止)・注意の処方薬

薬の併用には専門的な判断が必要です。必ず、医師、薬剤師に相談してください。

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処方実績の多い疾患

※ 処方実績はレセプトデータ(2015年04月~2015年09月)を基準としています。

1この薬は下記の疾患の患者さんに1番多く処方されています
2この薬は下記の疾患の患者さんに2番目に多く処方されています
3この薬は下記の疾患の患者さんに3番目に多く処方されています
この薬は下記の疾患の患者さんに処方されています

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医療者の実際の評価(続き)

薬剤師 50代 調剤薬局

ベネフィット(効果) やや強めのステロイドで皮膚の炎症や、湿疹などを改善する薬です。
ステロイドは正しく使えば怖い薬ではないですが、決められた患部以外のところに勝手につけるのは止めてください。
特に首から上は表皮が薄いので、使わないようにしてください。

リスク(副作用など)と対処法 ずっと広範囲に使い続けていると表皮が薄くなって毛細血管が目立ってくることがあります。
ある程度、改善したら再度受診して、弱めの薬に切り替えてもらうといいです。
目安としては1日2回なので、朝晩くらいの目安で使ってみてください。
少量でのびるので、たくさんつける必要も、すりこむ必要もありません。

実用的な特徴 強めのステロイドではありますが、副作用が出にくくした製品になっています。
クリーム、軟膏、ローションがあるので患部や患部の状態によって使い分けるのがいいですね。
軟膏はややべたつきますが保湿力は高いです。

現場で質問・誤解されがちな内容と回答法 「ステロイドは怖い薬だと思ってるので、あまり使いたくない」と質問されることがありますが、「確かに正しく使わないと副作用も心配ですが、効き目の弱い薬をだらだら使って症状がひどくなってからでは治すのも時間がかかります。
まずは、きちんと使って肌の状態をある程度改善させるのが優先です。」と回答しています。

※投稿内容に問題がある場合は、問題投稿を通報ページから教えて下さい。

薬剤師 30代 調剤薬局

ベネフィット(効果) 塗布することで、炎症やかゆみを抑える薬です。
炎症下では種々の反応が起きているのですが、その反応を抑えることで効果を発揮します。
クラスとしてはverystrongで非常に切れ味の良い薬です。

リスク(副作用など)と対処法 炎症を抑えるのと同時に局所的にではありますが、免疫反応を抑える効果もあるため、副作用としては、感染症があります。
患部の様子を良く観察してください。
黄色っぽくなってきたり、膿が出たりすれば直ちに再受診してください。

実用的な特徴 アンテベートはアンテからもわかるようにアンテドラッグです。
そのため、血中では速やかに分解されるため、全身性の副作用は少ないとされています。
ただし、ODTの際はこの限りではありません。

現場で質問・誤解されがちな内容と回答法 「ステロイドって長期使っていいのですか?」と質問されることがありますが、「医師の指示通り使用すれば問題なし。自己判断での増減が問題です。」と回答しています。

※投稿内容に問題がある場合は、問題投稿を通報ページから教えて下さい。

薬剤師 40代 調剤薬局

ベネフィット(効果) ステロイドと呼ばれる副腎皮質ホルモンという薬で、アトピー性皮膚炎、湿疹、虫刺され、じんましんなど炎症や赤み、痒みを抑え、治りを改善する薬です。
症状や部位に合わせてステロイドのランクをきめます。

リスク(副作用など)と対処法 ステロイドを長く続けて使うことで皮膚が薄くなったり、血管が拡がってしまうので浮き出て見えたり、皮膚が萎縮してしまったり、紫斑が出来やすくなります。
急に止めるとリバウンドすることがあります。

実用的な特徴 半透明な軟膏剤、白いクリーム剤のアルミチューブ入り、プラスチックの壺タイプ、プラスチックボトル入りのローション剤があります。
ローションは、おもに頭皮に使用します。

現場で質問・誤解されがちな内容と回答法 「ステロイドは、一生使い続けなければならない。怖い。」といわれますが、「指示通り使い、良くなれば、弱いものや保湿剤などへ切り替えられる」「長期に使わなければ副作用の心配はない」とをお伝えします。

※投稿内容に問題がある場合は、問題投稿を通報ページから教えて下さい。

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ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、鳥居薬品株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している併用禁忌・併用注意の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・アンテベート軟膏0.05%を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
  • ・当サービスによって生じた損害について、株式会社QLife及び、くすりの適正使用協議会、株式会社ネグジット総研ではその賠償の責任を一切負わないものとします。

「医療者の実際の評価」はあくまで参考材料のひとつに

  • ・法律で「医薬品等の適正使用と有効性・安全性の知識と理解を深める努力」が「患者責任」と規定されたこと、また「他の薬を試したい」時に医師に訊けずに転医してしまう患者が少なくない実態を解消する支援をしたいと考え、1)生活者・医療者間の会話の糸口・参考例、2)医薬品についての関心や知識を深めるきっかけ・参考材料、として提供しています。詳細はこちらをご覧ください。
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