がんの進行や抗がん剤の副作用などで、食欲不振になり、体重減少や低栄養などの状態が続いていくことを「悪液質」といいます。がんの死因の約20%は悪液質が関係すると言われていますが、体重減少を食い止めるために、近年、注目を集めているのが、食事に栄養剤や栄養補助飲料を「ON」することによる栄養療法です。最近では、がんの炎症を抑える働きのあるEPAが入ったものが出るなど、栄養補給だけでなく、がん治療を円滑に進める役割も期待されています。この栄養療法について、専門医の先生に伺いました。

Vol.3 がんになったらどんな食事をすればいいの? ~みるみる体力が落ちて、痩せていく…どうすればいいの?~New

日本人の2人に1人ががんになる時代です。誰もががん予防の魔法のような食事があればいいなあと思うはずです。残念ながら、現時点ではエビデンス(科学的根拠)のある食事はありません。理論的には、発がんを抑制する栄養素はありますが、きちんとした実験や研究での確認はできていません。

⇒記事を読む

Vol.2 がん治療において「栄養」だけでなく「笑顔」も取り戻す~好きなものを食べられるようになるために~EPA配合栄養補助飲料を使った栄養療法

全国の医療機関で導入が進んでいるのが、栄養補助飲料などと組み合わせた食事を提供する栄養療法です。入院中のがん患者さんの栄養状態を支える管理栄養士の利光久美子先生、川口美喜子先生に、がん治療における栄養療法の意義、そして、栄養療法における栄養補助飲料のメリットについてお話をうかがいました。

⇒記事を読む

Vol.1 栄養問題を我慢しがちな抗がん剤治療患者~抗がん剤治療経験者対象 栄養補給に関する調査

多くのがん患者さんが「悪液質」(筋肉が著しく衰える、複合的な栄養不良状態)に悩んでいます。QLifeでは、抗がん剤治療経験者500名に対し、2014年1月12~21日にインターネットで栄養補給の実態や意識を問うアンケートを実施しました。その結果をご紹介します。

⇒記事を読む

ヘルスケアニュース

最前線の医療現場に立つ医師も認めた栄養機能食品・健康食品とは?
調剤薬局やネット通販でも購入できるなど、非常に身近になった栄養剤・栄養補助食品のジャンルに、医師がその効果を認め、がん治療など最先端の医療現場で利用されているものがあるのを知っていますか?それが、「プロシュア(R)」をはじめとした、アボット・ジャパンの栄養機能食品・健康食品です。

⇒記事を読む