前立腺疾患
ぜんりつせんしっかん
- 泌尿器科
- 診療に適した科
前立腺疾患とは?
どのような状態か
前立腺は膀胱の出口に位置しています(図13
)。壮年期はクルミ大の大きさですが、五十歳ころから次第に肥大して尿道を圧迫し排尿障害を生じるのが前立腺肥大症です。前立腺の肥大によって膀胱も過活動膀胱となり、頻尿(とくに夜間頻尿)となります。
一方、加齢により遺伝子の変化などが原因となって前立腺がんが発症します。年齢とともに発症頻度が高くなります。がんが内臓に広がると足にむくみが生じます。がんは骨に転移しやすく、腰椎に転移すると腰痛が生じ、転移によって腰椎骨折(病的骨折)を起こすと下半身が麻痺します。
前立腺疾患が原因で尿路感染が生じます。急性尿路感染症では発熱、排尿痛、会陰部痛、頻尿などの症状が出ますが、慢性尿路感染症では症状は出ず、尿が混濁したり悪臭を発するようになります。
高齢者の排尿障害の原因として、薬剤も考えておく必要があります。表10
に排尿に影響する代表的薬剤をあげます。
前立腺疾患と関連する症状・病気
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前立腺疾患に定評がある
ナースアンケート調査回答者さん 40代男性 2014年03月31日投稿
泌尿器が専門の医院です。 男性の医師が診療されています。 泌尿器専門の解りやすい説明と丁寧な診療で、多くの患者が来院されています。 地域の泌尿器のフォーラムも講演されています。 特に前立腺疾患には診療・… 続きをみる
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部長は前立腺疾患では知る人ぞ知るスーパーDr
薬剤師アンケート調査回答者さん 60代男性 2014年01月23日投稿
こちらの泌尿器科は前院長(現名誉院長)が所属されておることからDrの数・質も同クラス規模の都内病院では卓越している。 Dr派遣元は東大病院である。 部長の平野医師は外来・入院・手術にフル活動でまさに職… 続きをみる
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