出典:家庭医学大全 6訂版(2011年)
その他の筋疾患
そのたのきんしっかん
その他の筋疾患と関連する症状・病気
おすすめの記事
コラム多発性筋炎の皮疹
多発性筋炎に皮疹を伴えば、皮膚筋炎と診断されます。
皮疹として最も有名なものはヘリオトロープ疹です。これは、両側または片側のまぶたに現れる紫紅色の浮腫性紅斑です。手指関節の背面にみられる紫紅色の扁平丘疹は、ゴットロン徴候と呼ばれます。また、肘や膝関節の伸側表面の紅斑なども皮膚筋炎に特徴的です。これらの皮疹だけで皮膚筋炎と診断可能です。
なかには、これらの皮疹だけあって筋症状のない患者さんがみられ、筋生検を行っても異常所見がなく、診断に苦慮することもあります。このような現象は病気の経過の一断面であって、やがては筋症状も発症するものと考えられています。
その他の筋疾患に関する医師Q&A
50代女性 大腸がん多発肝転移 血液検査の結果について
50代女性 大腸がん多発肝転移のため、スチバーガにて治療中です。 スチバーガ治療の副作用なのか、手指…
▶続きを見る
20代前半、ALSと上咽頭炎に関する相談(精神科の内容も含む)
20代前半の男性です。 昨年10月、もしくはそれ以前から慢性上咽頭炎に罹患しており、10月に発声困難感…
▶続きを見る
33歳、女 本日紹介で大学病院の耳鼻科受診 鼻のファイバーをしました。 、顎が小さく口の中の面積…