急性・慢性前立腺炎
きゅうせい・まんせいぜんりつせんえん
- 泌尿器科
- 診療に適した科
急性・慢性前立腺炎とは?
前立腺炎の分類
1999年にアメリカの国立衛生研究所(NIH)が提唱した分類を示します。
カテゴリーI 急性細菌性前立腺炎
カテゴリーII 慢性細菌性前立腺炎
カテゴリーIII 慢性非細菌性前立腺炎/
慢性骨盤痛症候群
IIIA 炎症性
IIIB 非炎症性
カテゴリーIV 無症候性炎症性前立腺炎
この分類はあくまで学問的なものです。臨床的にはカテゴリーIの急性前立腺炎とカテゴリーIIとIIIを併せた慢性前立腺炎とに分けられます。
感染症は、炎症が起きている部位に現れる白血球、およびその原因になる細菌などの病原体との両者を検出する(本疾患では尿中)ことで診断します。
急性・慢性前立腺炎と関連する症状・病気
前立腺炎に関連する可能性がある薬
医療用医薬品の添付文書の記載をもとに、前立腺炎に関連する可能性がある薬を紹介しています。
処方は医師によって決定されます。服薬は決して自己判断では行わず、必ず、医師、薬剤師に相談してください。
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セフォチアム静注用1gバッグ「日医工」
主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの
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アモキシシリンカプセル250mg「日医工」[ヘリコバクター・ピロリ除菌] ジェネリック
主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの
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セフォチアム塩酸塩静注用0.25g「日医工」 ジェネリック
主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの
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ビブラマイシン錠50mg
主としてグラム陽性・陰性菌,リケッチア,クラミジアに作用するもの
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塩酸プロピベリン錠20mg「SW」 ジェネリック
その他の泌尿生殖器官及び肛門用薬
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オラセフ錠250mg
主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの
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ファロム錠150mg
主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの
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ミノマイシンカプセル50mg
主としてグラム陽性・陰性菌,リケッチア,クラミジアに作用するもの
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ミノサイクリン塩酸塩錠50mg「日医工」 ジェネリック
主としてグラム陽性・陰性菌,リケッチア,クラミジアに作用するもの
・掲載している情報は薬剤師が監修して作成したものですが、内容を完全に保証するものではありません。
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Qさん 2009年09月29日投稿
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