専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

亀田総合病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

消化器内科

分野

消化器・一般内科

特色

亀田メディカルセンター消化器内科は南房総における基幹消化器内科として、この分野のあらゆる疾患に対応できる体制を整えている。患者さんに満足していただける高いレベルの医療が提供できることを目標とし、研修医の指導、人材の育成にも力を注いでいる。診療体制は消化管、肝臓、胆膵を中心とした指導体制をとっている。われわれのモットーは「患者を見放さない医療」であり、そのための努力を惜しまないようにしている。日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会、日本肝臓学会、日本超音波医学会の指導施設の指定にもなっている。

症例数

病床数(消化器)は約100床、年間延べ入院患者数は31,644人(1日平均86人、平均在院日数12.1日)、年間延べ外来患者数は48,350人(1日平均164.5人)である。年間検査数は上部消化管16,119件(上部消化管内視鏡検査15,409件、上部消化管内視鏡的止血術177件、食道・胃静脈瘤治療88件、上部消化管早期癌・ポリープ切除術161件、胃瘻造設術・交換術134件)、大腸内視鏡8,792件(大腸内視鏡検査7,541件、大腸早期癌・ポリープ切除術1,132件)、膵胆道系内視鏡検査647件(ERCP・砕石術・ドレナージ378件、EST・EPBD 238件)、RFA 56件、PEIT 86件、肝生検44件、DTGBA 30件、PTGBD 48件、PTCD 30件 )

上部消化管=内視鏡検査は楽でなければならない。そうでなければ毎年受けていただくことができない。そのために患者さん一人ひとりにあわせた静脈麻酔を使用している。また進行癌のみならず早期癌・微小癌の発見に力を入れている。内視鏡的な止血術も消化管出血に対する緊急の対応として重要であり、数多くの症例を経験している。食道静脈瘤は静脈瘤硬化療法、結紮術を行い静脈瘤からの出血を防止している

下部消化管=大腸内視鏡検査は柔軟な小児用の大腸内視鏡PCFを標準装備し、高い内視鏡技術と体位変換を用いることにより楽な内視鏡検査を行っている。ポリープは粘膜切除により治療しており、年間800件以上の症例を経験している。小腸内視鏡検査を導入し、小腸病変の診断・治療にも力を注いでいる

肝臓=肝疾患全体をカバーしているが、ウイルス性肝炎に対しては慢性B型C型ウイルス性肝炎の厳重なフォローアップと治療を行っている。IFN(インターフェロン)や抗ウイルス剤の併用により肝硬変への移行を遅らせるよう心掛けている。肝硬変症例には現在の肝機能を維持するとともに、肝臓癌発癌の予防を図り超音波、CT、MRI、血管造影を駆使して癌の早期発見に精力的に取り組んでいる。肝臓癌が発見された場合には症例に応じてラジオ波、マイクロ波、エタノールによる焼灼、経動脈的塞栓術を行っている

胆膵疾患=超音波、超音波内視鏡、CT、MRCPを駆使して診断に当たっている。ERCPは当院の得意とする検査であり、診断よりも主に治療手段として活用している。総胆管結石による閉塞性黄疸、胆管炎の患者数は非常に多く、診断がつくやいなや直ちに内視鏡的乳頭切開術でその日のうちに結石を除去している。抗凝固剤を服用中の患者さんには内視鏡的なドレナージを行って、抗凝固剤の効果が消失した頃に結石を除去している。膵胆道癌には超音波内視鏡、3次元CTを活用している。黄疸のある症例では狭窄部位に応じて内視鏡的ドレナージか経皮経肝的ドレナージを選択する。手術可能な症例では速やかに術前検査を行う。手術不可能な膵臓癌においても抗癌剤投与、膵動注などの治療を行っている。

医療設備

各種電子内視鏡、各種超音波内視鏡、MDCT、MRI、パワードプラ超音波、血管造影、ラジオ波、マイクロ波。
  • セカンドオピニオン受入 ×
  • 初診予約 〇
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

外科一般・消化器外科グループ

分野

消化器・一般外科

特色

外科は、一般外科、消化器外科、呼吸器外科、小児外科が一つの組織として、主任外科部長の加納宣康(特命副院長、内視鏡下手術センター長兼務)がこれを統括・主宰している。各指導者のもとに、出身大学、経歴にとらわれず、実力本位で選ばれた将来性のある優秀なスタッフを揃え、派閥のないチームワークのよい外科医軍団を形成している。これが当院外科の特徴で、他の医療機関から注目を浴びている所以である

★当院には内視鏡下手術センターが併設されており、胸部外科、腹部外科、婦人科、泌尿器科の内視鏡下手術が多数施行されている。全国学会および国際学会でもその成果を発表しており、すでに多数の論文・著書が当院外科グループにより著されている。主なものに「腹腔鏡下手術テクニックマニュアル」、「腹腔鏡下手術 これは困ったぞ、どうしよう!」、「消化器内視鏡下手術シリーズ~標準手術を学ぶ 基本手術手技」、「腹腔鏡下大腸癌手術」などがある。これら以外にも、「医は仁なり いまだ健在」、エッセイ集「いい患者さん、困った患者さん」などがある。若手医師の研修・教育でのモットーは、「open surgeryとendoscopic surgeryの並行教育」と、「術者としてのearly exposure」である。この二つの教育方針により効果の高い卒後教育が行え、これが現代の外科医教育のあるべき姿であると主張している。これを日常臨床においても実践し、従来手術と内視鏡下手術の両方を駆使した最も合理的な治療を行っている。その内容はSurgical Endoscopy (2011年12月)にも掲載されている

★また、日常臨床において高いレベルの診療を実践しつつ、その内容を国内および国際学会で活発に発表し、我が国を代表する医療機関、教育機関としての任務を果たすことを目標としている。もちろん、日本外科学会、日本消化器外科学会、日本胸部外科学会、日本小児外科学会、日本乳癌学会などの認定教育施設、日本肝胆膵外科学会高度技能医制度修練施設となっており、若手医師の研修・教育に当たっている。若手医師の採用基準は厳しく、10倍を超える競争率の中から毎年ただ1人の医師が採用される

★加納主任外科部長は、日本消化器外科学会、日本臨床外科医学会、日本内視鏡外科学会、日本肝胆膵外科学会、日本腹部救急医学会、日本外科系連合学会などの評議員。J Heptobiliary Pancreatic Scienceのeditorial board member、日本腹部救急医学会誌編集委員、米国内視鏡外科学会の機関誌英文誌Surgical Endoscopyのreviewer、帝京大学外科学客員教授、インドのMahatma Gandhi Memorial Medical Collegeの名誉客員教授、インド内視鏡外科学会の名誉会員などを務めている。また、93年度には日本人として初めて米国外科学会のInternational Guest Scholarに選ばれており、現在は同学会のフェロー(F.A.C.S.)である。亀田総合病院を、日本を代表する医療機関とするのみならず、国際的にも広く貢献できる施設とすることを目標に掲げている。そのため、外国からの研修生も多い。

症例数

消化器の年間手術数は中央手術室で施行するものだけで総数1,313例で、食道11例、胃十二指腸142例、小腸81例、虫垂76例、結腸・直腸212例、肛門疾患232例、肝38例、胆道・胆嚢160例、膵脾27例、腹壁手術(ヘルニア含む)216例、その他118例である

★このうち大腸癌は70%、胃癌は24%に腹腔鏡下手術を施行している。癌には適応を限定しているため、腹腔鏡下手術の占める割合が比較的低めとなっている。小児例も一般外科が関与しているが、総症例数は144例で、鼠径ヘルニア47例、虫垂炎24例などである

★当院の癌患者の治療方針はすべて内科医との相談のうえ決定されており、内科で内視鏡的切除などが可能なものはすべて内科で処理され、それ以上の進行症例のみが外科で手術されている。たとえば内科での胃癌の内視鏡的切除症例は年間70例、大腸が50例(ポリーペクトミー後、癌と判明したものは除く)である

★癌手術の長期生存率、合併症発生率などは、他誌にすでに発表されているように、常に全国の上位に入っている

胃癌に関しては07~11年の5年間の手術症例は718例である。過疎地域にある当院おいては高齢化が著しく、718例の年齢中央値は68歳、70歳以上が46%を占め、さらに80歳以上の超高齢者の手術が98例(13.6%)に及ぶ。手術死亡、合併症による在院死亡はいずれも0例、再手術症例は5例のみである。(本書の前版に掲載された旧胃癌取り扱い規約に基づいた5年生存率は、胃癌はstageIa:100%、Ib:88%、II:69%、III:a 44%、III:b 29%、IV:12%であった)。大腸癌の5年生存率は、結腸癌=stage 0:100%、I:100%、II:94.7%、III:a 84.0%、III:b 50.0%、IV:15.7%。直腸癌=stage0:100%、I:100%、II:84.0%、III:a 70.5%、III:b 52.0%、IV:0%である

医療の質、開示=当院は患者さんのみならず、マスコミに対してもいろいろな情報を開示しており、医療の質の評価には積極的に協力している。日経新聞の調査では、総合評価で全国2位、医療の質に関しては1位である。全館コンピューター化されており、カルテはもちろん電子カルテである。またそのカルテは開示され、希望者は登録すれば自宅のコンピューターでも携帯電話でもカルテを見ることができる(詳しくは亀田メディカルセンターのホームページでPLANETの項参照)。PLANETは、Patient centered Lifetime Anywhere on the Planet NET working systemの略で、患者さん中心の医療情報を、生涯にわたり、地球上どこでも、継続して活用できるネットワークシステムのことである。また当院は、米国の医療機能評価機構であるJoint Commission International(JCI)の認証を日本ではじめて取得している。

医療設備

CT、MRI、PET各種放射線治療機器。また、全館個室の新病棟Kタワーが05年4月にフルオープン。個室の差額料は12,600円。個室を希望されない方は従来のB病棟も使用可。中央手術室は、Kタワーでの7室とB棟での12室、合計19室であり、予定手術以外の緊急手術にも迅速に対応できる体制が整っている。またK棟手術室のうち2室は、3台の吊り下げ式液晶モニターなど、内視鏡下手術専用の装備を備えている。その他の部屋でも内視鏡下手術施行可能である。また、12年7月には新病棟の新A棟が完成する。全館個室のK棟とともに、亀田メディカルセンターの医療の中心的役割を果たしていく。
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 〇
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

呼吸器内科

分野

呼吸器内科

特色

当院は、南房総という高齢化が著しい地域に位置しているが、千葉県全域にとどまらず全国からの患者を対象とした医療を展開している。当科の診療対象は特定の分野に特化せず呼吸器疾患全般にわたり、感染症、肺癌、喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、間質性肺疾患、アレルギー性肺疾患、職業性肺疾患、気胸をはじめとする様々な胸膜疾患、睡眠時無呼吸症候群などの異常呼吸、呼吸管理などすべての診療を行い、またすべての診療を行える医師を育成することを科の目標と位置づけている。呼吸器疾患は病状の急激な変化を示すことも少なくなく、これに遅滞なく対応するために、毎日朝と夕に主任部長の回診があり、朝は前夜の緊急入院患者、夕はその日に入院した患者に関しディスカッションを行い、呼吸器内科全体で入院患者の診療方針決定と状態把握を行っている。また毎週水曜日夕方には、全入院患者の診療を科全体で検討するカンファレンスを開催している。

症例数

11年の外来患者数は延べ27,000人に達し、入院患者数は延べ16,000人に達した。その内訳は外来では気管支喘息が最も多く、次いでかぜ症候群や肺炎などの呼吸器感染症、COPDで、そのほかに胸部異常陰影の精査目的や肺癌、間質性肺疾患、気管支喘息、睡眠時無呼吸症候群などの受診が多くを占めていた。入院患者では肺炎、異常陰影の気管支鏡検査目的や肺癌治療(化学療法)、COPD、間質性肺疾患、気管支喘息発作、そのほか種々の原因による急性呼吸不全など多岐にわたっていた

★新規に肺癌と診断された患者数は1年間で140人程度であった。肺癌患者も高齢化が進んでおり、治療は全身状態などを考慮しながら呼吸器外科・放射線科・腫瘍内科・緩和医療科と連携しながら行っている。当院は定位放射線治療が可能であり、高齢でPS不良や低肺機能患などの理由で手術侵襲や全身化学療法が不可能な患者に対しては定位放射線治療を行っており、良好な成績を収めている

★間質性肺疾患では、基礎に膠原病を有する患者も少なくなく、リウマチ・膠原病専門医との合同のカンファレンスを定期的に開催し、診療レベルの向上を図り、また画像診断の能力の向上のために放射線診断部とも合同で勉強会を行っている

★当院での在宅酸素療法患者は実数で270人に達し、当科のみでも170人の在宅酸素療法患者のフォローを行っており、リハビリテーション部・在宅医療部とカンファレンスを通じて情報を共有し患者管理を行っている

★禁煙支援は看護師支援外来と連絡をとりながら禁煙外来を併設して、パンフレットやカウンセリングとともに、ニコチンガム・ニコチンパッチなどを併用しながら禁煙指導を行っており、11年は実数268人が禁煙外来を受診した

★当院は気管支鏡認定施設であり、気管支鏡検査実施件数は年間500例を超え、いち早く超音波気管支鏡(EBUS)を導入し、さらに仮想気管支鏡ソフトを併用し、従来の気管支鏡検査では診断が不可能であった肺野末梢の小型病変の診断精度の向上を得ている。また、ステント治療や局麻下胸腔鏡も呼吸器外科と連携をとりながら行っている

★当科は臨床試験への参加も多く、また他大学との呼吸器感染症サーベイランスなどの共同研究を通してエビデンス(科学的根拠)の創出にも貢献していると自負している

★当科が関係する呼吸器および関連領域では日本呼吸器学会、日本呼吸器内視鏡学会、日本アレルギー学会、日本感染症学会、日本化学療法学会などの専門医・認定医の取得が可能

★呼吸器疾患はチーム医療の重要性が高い領域であり、金子は、NPO法人日本呼吸ケアネットワーク(JRCN)の運営に携わり、毎年セミナーを企画し、多数の医療従事者に対して呼吸管理トレーニングの機会や情報を提供している。

医療設備

CT、MRI、PET、気管支鏡(超音波気管支鏡)、仮想気管支鏡、局麻下胸腔鏡、レーザー治療、ステント治療。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

腎センター・腎臓高血圧内科

分野

腎臓内科

特色

当院は日本透析医学会、日本腎臓学会、日本高血圧学会および日本アフェレシス学会の認定施設であり、アクセス外科、循環器科、放射線科など院内の各診療科との連携のもと、房総地域一帯の腎疾患患者を内科的、外科的な立場から総合的に治療している。亀田メディカルセンター(亀田総合病院、亀田クリニック)では、以前より電子カルテシステムを導入しており、多数の診療科で行われた診療内容や検査結果、画像に関するすべての情報が、患者カルテ内に電子ベースで納められている。通院患者は地域の特色から比較的高齢者が多いため、この電子カルテシステムを用い、モニター上で分かりやすい説明に努めている。

症例数

★腎臓高血圧内科外来(亀田クリニック)の患者数は月間1,200人程度で、高血圧と腎疾患の患者が中心である。高血圧に関しては、生活習慣病に関連した患者も多く来院し、生活指導を含め総合的に治療を行っている。また腎疾患として代表的なIgA腎症や慢性糸球体腎炎は、アンジオテンシンII受容体拮抗薬、アンジオテンシン変換酵素阻害剤や抗血小板剤を中心に使用しており、プレドニゾロンの適応に関しては腎生検の結果により決定している。糖尿病、膠原病などの腎疾患患者では、それぞれの専門医との協力のもとで治療を行っている

★蛋白尿、血尿、腎臓機能障害などで受診する初診患者に対しては、採血検査とともに1日蓄尿による腎機能、尿蛋白量測定、そして超音波診断、腹部CT検査など、まず非侵襲的な検査を行い、適応症例に対しては積極的に腎生検を行っている。腎生検の適応は、1日の蛋白尿0.5g以上を基準としているが、血尿の程度や腎機能障害の進行速度なども考慮に入れ決定している。腎生検は年間約70例で、東京女子医大腎臓病総合医療センターとの密な連携のもと、詳細に病理組織の検討を行っている

★CKD(慢性腎臓病)患者に対しては、降圧療法を中心とする薬物療法とともに、栄養士との協力のもと食事指導を積極的に行っている

★透析部門(亀田総合病院)は、同一フロアに血液透析と腹膜透析(CAPD)外来を備えている。血液透析ベッドは72床で、現在260人の血液透析患者が通院している。1日3クール制をとっており、外来透析患者の管理治療を行っている。年間に透析導入する患者数は約80人である。また当科では、透析療法の選択として積極的にCAPD(ファーストPD)を勧めている。CAPD専属看護師3人を擁し、緊急時に備え24時間体制でバックアップしている。CAPD患者数は現在50人である

★救急医療における急性血液浄化や、集中治療室での多臓器不全に対する持続緩徐式血液濾過透析は年間約100例である。また肝疾患、神経疾患などに対するアフェレーシス治療を積極的に行っている。潰瘍性大腸炎、関節リウマチに対する顆粒球除去療法、家族性高脂血症、巣状糸球体硬化症に対するLDL吸着、敗血症性ショックに対するエンドトキシン吸着などの血液吸着療法は年間約30例と、あらゆる血液浄化療法に対応している

★入院病床は腎臓高血圧内科として約30床である。当院は地域の中核総合病院であるため、急性・慢性腎疾患の検査・治療を幅広く受け入れている。また近隣の透析施設からも多くの透析患者を紹介いただいている。アクセス外科の協力によりアクセス手術(年間約120例)や放射線科の協力により血管拡張術(PTA、年間約80例)、また心臓血管造影検査や消化管検査など、透析患者に生じるあらゆる合併症の検査・治療を院内の専門科と協力して行っている。

医療設備

超音波診断装置、MRI、CT、血管造影検査、核医学検査(レノグラム、ガリウムシンチなど)、骨密度測定装置、血液濾過透析装置、持続緩徐式血液濾過透析装置、血漿交換装置、血液吸着装置、腹膜透析装置などあらゆる先端医療設備。24時間緊急時の対応が可能。
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 〇
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

泌尿器科

分野

泌尿器科

特色

太平洋が目の前に広がる当院では安房地域にとどまらず県内外から多くの患者さんがいらしている

★亀田メディカルセンター(亀田総合病院、亀田クリニック)では95年に日本で初めて本格的に電子カルテを導入し、ISO9001取得など革新的で新しい病院のあり方を提案し続けている。05年4月に全室個室オーシャンビューで、これまでにないコンセプトの新しい病院サービスを開始した。09年には国際的な病院機能評価に該当するJCIの認定を日本で初めて受けた

★泌尿器科疾患全般を扱っているが特に泌尿器腫瘍を中心に外科的治療や化学療法に注力し、腫瘍内科や外科などと診療科の枠を越えた協力体制で診療を行っている。通常苦痛を伴う膀胱鏡検査は軟性膀胱鏡を用いることで軽減しているだけでなく、入院や麻酔をして行われてきた尿管造影や尿管ステント操作を外来(日帰り)で行っている。前立腺肥大症に対するレーザー核出術(HoLEP)や尿管結石に対する軟性尿管鏡を用いたf-TULでは、高い技術が評価され、基幹病院や大学病院からの紹介も多い。腎部分切除術に対する新しい手術方法を開発し、また大きな腎細胞癌や下大静脈に進展した腎細胞癌に対する手術を県内だけでなく関東の基幹病院や大学病院からも依頼されることが多い。

症例数

年間入院患者数は約1,200人、年間手術件数は約900件(前立腺生検、尿管ステント操作、逆行性尿路造影を除く)。主な手術症例数は前立腺全摘30件以上、腎摘術(全摘、部分切除、開腹手術、腹腔鏡手術を含む)40件以上、腎尿管全摘約15件、膀胱癌手術(内視鏡摘切除、全摘術を含む)約210件

★前立腺癌の治療はPSAや病理所見、進行度(臨床病期)、全身状態、年齢、各治療法(手術、放射線、内分泌療法、化学療法)の特徴など考慮して患者さんと相談しながら治療法の選択を行っている。75歳以下の限局性癌の場合、前立腺全摘または放射線治療(IMRT)を第一選択としている。手術支援ロボットも導入予定。前立腺全摘の際に勃起神経温存も可能である。前立腺全摘の入院期間は約2週間弱。前立腺全摘後のPSA非再燃率86%。放射線治療は通院・入院いずれも可能。局所進行性癌の場合、内分泌療法と放射線療法の併用療法を行っている。転移性癌の場合は内分泌療法や内分泌化学療法を行っている

★膀胱癌の外来検査に苦痛の少ない軟性膀胱電子スコープを用いて、画面に映る映像を説明しながら検査を行っている。上皮内癌や表在性癌の再発予防治療にBCG膀胱内注入療法を行っている。T1 grade3の場合second TURを行い、膀胱温存の可否につき評価している。浸潤癌に対して動注化学療法と放射線照射を併用することで膀胱温存を目指す治療も行っている。膀胱全摘の尿路変更に自然排尿型の回腸利用代用膀胱や従来の回腸導管を中心に患者さんと相談して決定している。ストーマには認定資格を持った専門ナースが対応している。膀胱全摘後の非再発率85%。転移性の場合は腫瘍内科と合議した上で全身化学療法を行っている

★腎細胞癌に対し開腹手術と腹腔鏡手術を行っている。腎部分切除も積極的に行っており、安全で低侵襲な新しい術式を開発(合併症率0%)。転移のある場合はインターフェロンなどの免疫療法や分子標的薬も扱っている。大きいものや下大静脈内に進展した腎細胞癌の手術の依頼も多い

★精巣腫瘍は難治性・治療抵抗性のものも含め、積極的な全身化学療法を行っている

★尿路結石の治療に体外衝撃波(ESWL)や内視鏡を用いた砕石術(TUL、PNL)を行うことができる。特に尿管結石に対し侵襲の低い軟性尿管鏡を用いたf-TULの技術が高く、基幹病院や大学病院からの紹介が多い

★前立腺肥大症に対し、安全で侵襲の少ないレーザーによる核出手術(HoLEP)を行っている。大きな前立腺にも対応できる技術があるため、開腹手術は行っていない

★腹圧性尿失禁にはTVTやTOTを行っている。性器脱は当院ウロギネ科で診療している。

医療設備

膀胱電子スコープ、軟性膀胱鏡、排尿生理検査機器、体外衝撃波結石破砕装置、ホルミウムレーザー、リソクラスト、軟性尿管鏡、IMRT、MDCT、MRI、ラジオアイソトープ検査、カラードップラー超音波診断装置、PET-CT等。手術支援ロボット導入予定。
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 〇
  • 主治医指名 〇
  • 執刀医指名 〇

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

整形外科

分野

整形外科

特色

電子カルテを95年より導入し、現在では画像を含めすべてペーパーレスになっている。05年4月より全館個室370床の新病棟を開設。さらに11年度を目標に新病棟の建設計画が進んでいる。癌治療棟は現在建築中である

★整形外科では手の疾患、股関節や膝関節などの慢性疾患を中心に、外傷や外傷後の再建、腫瘍などを含め整形外科的疾患全般の診療を行っている。靴外来では外反母趾、扁平足障害、足底筋膜炎などの足の痛みや変形性膝関節症による膝痛に対して、足底圧計測装置を用いて個々の歩行状態に合わせた足底板を作成している

★スポーツ整形や鏡視下手術はスポーツ医学科を新設して、専門的に診療に当たっている。09年7月に人工関節センターがオープンした。専属の医師、看護師、理学療法士が協力して、入院、手術、術後リハビリ、退院後経過観察まで一貫して集約的な医療を行うことがセンター開設の目的である

★人工関節手術は機械も手術法も、ここ5~10年で著しく進歩し、リハビリも短縮化されて以前とは比較にならないくらい、身体への負担や苦痛が少ないものへと進化している。人工股関節置換術はMIS(Minimally Invasive Surgery)・OCM前側方アプローチで手術し、良好な成績を収めている。これは今までのMISとは違い、単に皮切が小さいのではなく、筋腱切離を一切行わず、筋間から股関節にアプローチすることにより、術後の疼痛や筋力低下を少なくすることが可能になった。人工膝関節置換術もMISアプローチにて行っている。皮切は約9cm。皮切が小さいだけではなく、関節の展開において膝の伸展筋群(大腿四頭筋)を痛めない方法(sub-vastus approach)で行い、術後の筋力低下を避け、早期の歩行が獲得できている。また、術中に軟部組織のバランスを計測して、良好なバランスが獲得できるように軟部組織を剥離したり、追加の骨切りを行うことにより良好な可動域を獲得できている。

症例数

年間の外来患者数は56,307人(1日平均190人、そのうち初診患者は約30人)。入院患者数は826人、平均在院日数は32日。手術件数は772例。地域の基幹病院である関係から外傷・骨折患者が多く、多発外傷・多発骨折17例、開放骨折48例を含む骨折手術302例、そのうち大腿骨頸部骨折手術134例。外傷以外の主な手術は関節手術104例でそのうち人工関節置換術59例、脊椎手術72例

★変形性股関節症では、若年者では回転臼蓋骨切り術・キアリ手術などの関節温存手術を行い、進行期以上の症例では疼痛の少ない症例には運動療法などの保存的治療を、疼痛の強い症例には人工股関節全置換術を行っている。過去10年間に行った人工股関節置換術150例のうち感染や弛みの症例は2例。再手術を行ったものは人工関節脱臼を含めて5例であった

★変形関節症では、原則的に足底板や関節内注射、運動療法などで保存的治療を行っているが、変形が高度で疼痛や機能障害が強い症例では人工膝関節置換術を行っている。外反母趾・扁平足障害・足底筋膜炎・リウマチ性足病変などの足底部痛、変形性膝関節症の軽症例では足底板は非常に有効であり、約80%の症状改善率を認めている

★手の外科領域では、骨関節疾患、腱損傷、末梢神経障害など全般的に治療を行っているが、その他、切断指再接着術や微小血管縫合術を用いた遊離組織移植により再建術も行っている

★骨折治療は、手術適応のあるものは強固な内固定と早期運動療法を行っている。特に大腿骨頸部骨折では術後早期リハビリ・早期荷重を行い、合併症のない症例では約3週間で退院可能になっている

★リハビリ施設は外来・入院にそれぞれ分離し、スタッフ・施設とも充実しており、PT 53人、OT 18人、ST 12人、PO(義肢装具士)1人が担当している。

医療設備

MRI 3台、ヘリカルCT、MCT 2台、RI、電気生理学検査機器、骨塩量定量装置、レーザー手術機器(ヤグレーザー、炭酸ガスレーザー)、手術用ナビゲーター。
  • セカンドオピニオン受入 △
  • 初診予約 〇
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 ×

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

リハビリテーション科

分野

リハビリテーション科

特色

当院は千葉県の房総半島南端のリゾート地である鴨川市に立地している。急性期病院である亀田総合病院を主体とし、回復期リハ病院、外来診療所を併設し、関連事業所として老人保健施設などの介護保険施設も運営している。リハは急性期、回復期のみでなく慢性期においても重要なものであり、必要なリハを切れ目なく提供することが可能である

★急性期病院である亀田総合病院は病床数約900に対して医師約400人と、スタッフが充実している。このためリハの対象となる疾患以外の疾患についても充実した医療を受けることができる。回復期リハ病院では脳血管障害や整形疾患を中心とした入院リハを実施している。1年間365日の充実したリハの提供により日常生活動作能力の向上を目指しており、高い自宅退院率を実現している。

症例数

亀田総合病院の年間のリハ処方件数は約5,500件である

★疾患としては脳梗塞や脳出血などの脳血管障害や、骨折などの運動器疾患が多い。その他に開腹・開胸術後の症例や癌の症例に対するリハも実施している。対象としている疾患のバリエーションは幅広い

★外来診療所である亀田クリニックでは、脳卒中や脊髄疾患などによる麻痺や、骨折後の運動能力低下に対する外来リハを実施している。その他高次脳機能障害や嚥下障害などの評価や治療も行っている。また筋緊張亢進に対するボトックス治療にも積極的に取り組んでいる。

医療設備

急性期リハ、回復期リハについては施設基準Iを取得。十分な施設の面積とリハスタッフを配置している。検査機器としてはMRI、CT、PETCTなど。
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 〇
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

小児科

分野

小児科

特色

千葉県南部の基幹小児科として、新生児期から思春期までの小児医療を幅広く診療している。外来棟(亀田クリニック)では一般外来診療に加え、各種専門外来(神経、循環器、血液、免疫、アレルギー、発達、腎臓、新生児)、予防接種、乳児健診を行っている

★小児救急外来は救急センターにて24時間体制を敷いている。小児入院病棟(亀田総合病院)は28床を有し、毎日小児科医が当直を務めている。肺炎、ぜんそく、けいれん性疾患などの小児急性疾患をはじめ、各専門領域の慢性疾患の治療が可能である。小児・新生児専門看護師、保母、理学・作業・言語療法士などによりチーム医療を展開している

★長期治療が必要となる患児に付き添うご家族のための宿泊施設(慢性疾患児家族宿泊施設、ハレオハナ)を完備している

★日本小児科学会、日本小児神経学会認定の臨床研修病院であり、診療レベルの向上とともに若手医師の教育にも力を入れている。神経画像診断などは国内最先端にあり、日常診療に応用している、全国の医療機関からの相談も多い

★新生児センターは27床(うちNICU9床)を有し、千葉県で初の総合周産期母子医療センターであり、地域の未熟児新生児医療の中核を成している。ヘリコプター(母胎)搬送にも対応している。

症例数

小児科外来患者数は1日80~120人、救急外来受診者は1日平均20人(季節変動大)、小児科入院患者数は年間約800人、新生児センター入院患者数は年間約1,000人

神経外来=てんかんなどけいれん性疾患、大脳変性疾患、先天性脳形成障害などの診断、治療

循環器外来=川崎病、先天性心疾患、不整脈の診断、内科的治療

血液・免疫疾患=血小板減少性紫斑病、白血病、免疫不全症などの診断と治療

発達=発達障害(自閉症、アスペルガー症候群、注意欠陥多動性障害)の診断と心理療法、カウンセリング

アレルギー=ぜんそく、食物アレルギーなどの診断と治療

腎臓(非常勤医師)=ネフローゼ症候群、糸球体腎炎、尿路感染症の内科的治療

乳幼児検診=1カ月から1歳児健診まで

予防接種=各種予防接種に対応。

医療設備

MRI(4台)、PET-CT(2台)、CT、各種超音波検査、SPECT検査、脳波検査など、先端設備はほぼ網羅している。
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 〇
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

眼科

分野

眼科

特色

千葉県南部の基幹急性期病院の眼科として白内障や緑内障の初期診断治療のみならず、網膜硝子体疾患や眼外傷、眼腫瘍などの重度の眼疾患を取り扱っている。また7人の視能訓練士が常勤し、眼科検査のみならず弱視訓練から中途視覚障害者の社会適応まで幅広いケアを行っている。全国に先駆け、病院全体としてのカルテの電子化と開示を推進してきた経緯もあり、眼科画像検査データの電子化やその開示にも他に比類ない実績がある。

症例数

年間延べ外来患者数は41,000人、総手術件数は1,000件を超える

白内障手術=白内障手術は眼科で最も多い手術であり、当院でも年間600人程度の方が受けられている。手術のほとんどは痛みを伴わない点眼麻酔で行い、618件の白内障手術のうち284件は外来手術室での日帰り手術で行われた。ただし、術翌日の診察が最も重要であることから、遠方居住者や高齢者には1泊入院を勧めている

緑内障の治療=当院では人間ドックや眼科検診も当科専門医師が担当するため、比較的早期の緑内障を見落とすことなくピックアップできる率の高いのが特徴である。また緑内障の治療は適切な点眼薬処方やレーザー治療適応の判断と手術治療のタイミングが重要で、根気よくしっかりとした管理が要求される。特に緑内障治療の決め手となる濾過手術を含む外科的治療も年間30件以上の実績があり、緑内障専門病院に匹敵する治療成績をあげている

ぶどう膜炎の治療=ぶどう膜炎(虹彩や脈絡膜の炎症)は全身的な病気を原因とすることも多く、血液検査などでくまなく原因を調べることが必要である。幸い当院は血液腫瘍内科や膠原病内科、感染症内科や呼吸器内科など、ぶどう膜疾患にかかわる全身疾患の内科的サブスペシャリストが高いレベルで併診し、診断治療を行っている。それでもその多くが原因不明の診断とならざるを得ず、比較的難治な疾患であるといえる。治療には主に消炎点眼薬や眼周囲局所注射を行っているが、内服薬や点滴を使用したり、硝子体手術を要したりする場合もある。特に当科では混濁硝子体の切除による視力改善目的とともに、サイトカインや免疫学的検査目的の診断的硝子体切除術を積極的に行い、良い治療成績を得ている

網膜硝子体疾患=日本人の失明原因第1位である糖尿病網膜症を筆頭に網膜剥離、網膜静脈閉塞症、黄斑部変性症など数多くの疾患に対し、必要なレーザー治療、手術治療(硝子体手術)を行っている。特に当院は網膜硝子体手術治療を得意分野とし、年間手術件数も250件を超える。近隣の眼科医院からの信頼も厚く、数多くの紹介患者数を得て、診断治療能力の高いチームとして治療にあたっている

斜視弱視=斜視や弱視疾患に対する検査と視能矯正は熟練した視能訓練士が担当し、家庭での訓練法などの指導もまじえながら医師とともに定期的な管理を行っている。また視能訓練士の活動範囲は広く、眼科診療の一般検査から低視力者への生活指導、一般啓蒙活動など様々な分野で活躍している

眼形成外科=特に眼瞼にかかわる形成外科的治療には重点を置いている。再発する霰粒腫などには皮膚側からの切開を用い、確実かつ美容的にも満足の行く治療を行っている。高齢者の眼瞼下垂に対する挙筋短縮術なども数多く手掛けている

角膜疾患=最近注目されているドライアイによる角膜障害などには、先端のドライアイ観察装置DR-1による詳細な診察を行い、必要に応じて涙点プラグの挿入や涙点閉鎖術を行って、良い成績を得ている。また、重度の角膜障害に対しては角膜移植センター(市川市)との相互協力を得て、当院での移植手術や角膜献体の提供を行っている。

医療設備

各種レーザー(光凝固装置)、各種自動視野計、光干渉網膜断層計、他局所網膜電位計、走査型レーザー網膜計、各種超音波診断装置、その他診断治療用の先端器材が揃っている。
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 〇
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

歯科口腔外科

分野

歯科口腔外科

特色

千葉県南部の基幹病院の診療科の一つとして、顎顔面、口腔疾患の治療を担当。救命救急センター併設のため、交通事故等による多発外傷を多く手がけ、耳鼻咽喉科、形成外科、眼科、脳外科、整形外科と共同で治療にあたっている。また総入院患者数約900人の総合病院内の他科入院患者様の、口腔に関するあらゆるニーズに対応している。入院症例では、口腔癌症例が最も多く、腫瘍内科、放射線科、耳鼻咽喉科、緩和ケア科の医師らと協力し治療を行っている。顎変形症の治療は高度先進医療の認可を受け、矯正歯科と共同で治療を行っている。歯牙欠損に対する、デンタルインプラントによる咬合再建も積極的に行っている。

症例数

11年の年間入院症例は悪性腫瘍25例、良性腫瘍11例、嚢胞14例、骨折11例、顎変形症7例、抜歯29例、全身麻酔での歯科治療12例などである

★外来の1日平均来院患者数は歯科としては300人を超え、歯科口腔外科は約50人である。外来手術ではデンタルインプラント埋入手術が年平均100例であり、希望に応じて静脈内鎮静法を併用したインプラント埋入も行っている

★口腔癌は手術療法を主体とし、放射線治療、化学療法も行っている。地域がら進行癌が多く、累積治療成績は症例数293例でstageI:97%、II:88%、III:65%、IV:45%である

★顎関節症はスプリント療法を中心に行っている

★外来における有病者の抜歯など歯科治療は、院内他科と連携し、全身管理を行い安全に施行している

★居宅の訪問診療も積極的に行っている

★院内では他科入院患者様のNST(栄養サポートチーム)の一員として医局員が参加している。

医療設備

CT、MRI、RI、PET-CT、リニアック。
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 〇
  • 主治医指名 〇
  • 執刀医指名 〇

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

リウマチ膠原病アレルギー内科

分野

リウマチ・膠原病内科

特色

★本島は、日本リウマチ学会指導医・専門医、日本呼吸器学会指導医・専門医、日本感染症学会指導医・専門医、日本アレルギー学会指導医・専門医、日本内科学会総合内科専門医、日本結核病学会指導医の資格をもつ

★中下は、日本リウマチ学会指導医・専門医、日本内科学会認定内科医、日本アレルギー学会専門医、日本呼吸器学会専門医、日本感染症学会専門医、日本結核病学会指導医の資格をもつ。リウマチ・膠原病は罹患臓器が多岐にわたり、合併症も多いので広い視野から病態をとらえる必要があるが、私たちはリウマチ・呼吸器・感染症・アレルギーの観点からのアプローチが可能であり、ほとんどの問題は科の中で解決可能である。他科に一任しないということであり、患者さんに対して大きな利益がある

★リウマチ・膠原病疾患に関しては、07年より近隣の病院や開業医の先生たちとの病診連携を精力的に行っており、勉強会も頻繁に行い、地域に根ざした医療レベルの向上を目指している。

症例数

外来通院の総患者数は約2,500人であり、年間入院患者数は約250人である。正しい診断、適切な治療を心がけるという目標は医師として至極当たり前であるが、実際はかなり難しいことであり、他院・他科での診断名が変更になることもままある

★関節リウマチは、近年生物学的製剤の導入により寛解を目指すことが可能になったため、生物学的製剤の導入を積極的に行っている。リウマチ・膠原病以外の専門領域の診療もできるため、診断不能症例や、複雑な病態の患者さんの紹介も多い

★呼吸器内科と連携し、気管支鏡検査・合同検討会・合同勉強会を行っており、リウマチ・膠原病領域に合併した呼吸器病変や感染症治療に関しては極めて高いレベルにあると思っている

★本島は、館山市にある安房地域医療センターで毎週水曜日に外来診療を行い、当院に通院が困難な患者さんの診療にあたっている。

医療設備

ほとんどすべての医療設備は完備している。PETあり。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 ○

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

神経内科

分野

神経内科

特色

急性期病院における(成人)神経疾患を対象としており、診断にあたっては、病歴聴取とベッドサイドでの診察をあくまでも重視し、最新の画像検査、神経生理検査、血液・髄液検査などを組み合わせている。治療は最新の定評のある方法を取り入れ、入院時にはチーム医療を重視し、必要に応じて超早期からのリハビリテーション(移動機能、上肢機能、言語、嚥下)、早期家庭・社会復帰を目指してのメディカルソーシャルワーカー、在宅医療部、回復期リハビリテーション病院との緊密な連携を行っている。診療記録や検査データのみならず、画像データも電子カルテで管理、共有でき、有効に活用されている。画像診断や血管内治療における神経放射線科・脳神経外科との連携、その他の科との連携もスムーズである。神経学会・脳卒中学会・頭痛学会教育施設。

症例数

入院患者数は常時50人前後で、年間800人、平均在院日数は30日。外来患者数は1日平均140人、年間総数40,000人。毎日制限なくあらゆる神経疾患を診療しているが、特に頭痛、物忘れ、セカンドオピニオン外来も設けている。病棟では週1回の部長回診、症例検討会、カルテ回診で、診断と治療を相談し、画像については放射線科と合同カンファレンスを行っている。高次大脳機能障害については月1回専門家を招いて言語聴覚士と共に検討会を開いている。神経生理検査はスタッフによる通常検査以外に、月2回専門家により高度な検査に対応している。不幸にして亡くなられた方には剖検をお願いし、月1回の神経病理カンファレンスで診断と治療の点検をしている

脳血管障害=救命救急科と共に急性期対処を行い、神経放射線科の協力によりMR拡散強調画像とMRA、3DCTを含めた画像診断を早期に行い、病態に応じた治療を行っている。特に3時間以内に到着した場合、適応を見極め、経静脈的血栓溶解療法(t-PA)を行っている。手術適応のある場合は脳神経外科医の迅速な対応がなされている。早期退院に向けてのリハビリが豊富なスタッフにより重層的になされ、回復期リハが必要な場合には近くの関連リハビリ病院等への転院がなされる。慢性期には外来で再発予防に力点をおいた治療・管理を行っている

神経難病(変性疾患)=筋萎縮性側索硬化症や多系統萎縮症、脊髄小脳変性症など厚労省が定める神経系特定疾患の診断と治療を行うとともに、在宅医療部と連携して人工呼吸器を装着したままの在宅診療も支援している

パーキンソン病と類縁疾患=病歴と診察に加え、MRIやSPECT、RIシンチなどの画像所見を加えて、正確な診断を心掛けるとともに、認知障害や嚥下障害、自律神経障害に配慮した治療やケアを心掛けている

脳炎、髄膜炎、脊髄炎=原因検索と原因的治療に力を入れており、抗NMDA受容体抗体脳炎の治療・管理にも奏効しているが、実際には原因不明のことが多く、悪化を防ぎ改善を助ける治療を心掛けている

多発性硬化症(およびアクアポリン4抗体関連視神経脊髄炎)=これも特定疾患であるが、臨床-画像的診断の上に、急性期のステロイドパルス療法、慢性期の再発予防のためのインターフェロン療法・ステロイド療法を行っている

末梢神経疾患=ギラン・バレー症候群、フィッシャー症候群、慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチーに対し、神経生理検査による診断後に、免疫グロブリン療法を行っている。顔面神経麻痺や手根管症候群には外来でリハ治療も行っている

筋疾患=重症筋無力症に対しては外科に依頼して胸腺摘除術を行い、ステロイド大量療法との組み合わせで良い結果を得ている。多発筋炎、ランバート・イートン症候群、ミトコンドリア脳筋症、周期性四肢麻痺、甲状腺中毒性ミオパチーなどの診療経験もある

★腫瘍性疾患では脳原発悪性リンパ腫や傍腫瘍性症候群を対象としている

機能性疾患=頭痛、めまい、失神、本態性振戦、てんかんは外来で扱うが、低髄液圧症候群(髄液量減少症)への自家血パッチ術、ナルコレプシーや睡眠時無呼吸症候群の検査は入院で施行している。半側顔面けいれんやメージュ症候群などに対するボツリヌス治療は主に外来で行っている

★総合病院の神経内科として、あらゆる神経症状の院内コンサルトに応じると共に、外来では入り口の科としての役割も自認し、適切な方向付けを心掛けている。

医療設備

MRI、CT(3DCT)、SPECT、RIシンチ、頸動脈超音波、脳血管撮影、脳波、筋電図、重心動揺計。
  • セカンドオピニオン受入 △
  • 初診予約 〇
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

腫瘍内科

分野

癌化学療法

特色

亀田総合病院は“always say yes”(常にYESと言う)という志のもと、患者様の立場に立った医療を行っている。癌患者様は肉体的、精神的に最も困難な状況にあり、私どもは最大限のサポートと最高の医療を提供するように日夜努力している

★腫瘍内科は日本の一般の方には馴染みが薄いと思われるが、米国では内科の中で最大規模の専門科である。亀田総合病院腫瘍内科では米国と同等のレベルで、外科系各科、放射線科、消化器科、呼吸器科を含むすべての診療科と協力し、全身のあらゆる癌に対応している。当院では6年前からこれら関係する複数の専門科を集め、患者様個々の治療方針を決定していく会議(キャンサーボード)を乳癌、肺癌、消化器癌、頭頚部癌、泌尿器癌に分けて、毎週から月2回の頻度でそれぞれの癌種ごとに開いている。この会議はハイレベルの集学的治療(異なる専門科が協力して一人の患者様を治療していくこと)をタイムリーに施行するために欠かせないものである

★こうした積極的な癌医療に加え、辛い症状を取る緩和ケアにも力を入れている。入院患者数は常時50〜80人、1日外来患者数は約60人。また当院は、患者様に優しい先進医療を展開している事に加え、わが国有数の若手医師の臨床研修施設でもあり、多数のやる気に満ちた若手医師が活躍している。腫瘍内科も部長と医長の3人の指導医と、6人の後期研修医で24時間365日、同じクオリティーの医療を展開している。

症例数

11年度の腫瘍内科における1年間の新患の入院患者は421人で、外来受診者数は1,410人

★疾患は頻度順に、大腸癌、肺癌、胃癌、頭頸部癌、肉腫、乳癌、原発不明癌、脳腫瘍、腎癌、婦人科癌、内分泌腫瘍、その他である。また、部長の大山は米国腫瘍内科、血液科専門医を取得しており、癌患者様に多いもののわが国では弱い静脈血栓症の診療も米国レベルで施行している。白血病、リンパ腫などの血液悪性腫瘍は主に血液科で診療しているが、当科も研修医のローテーションなどを通じ協力体制にある

★当科の特徴は幅広い医学知識をベースに癌疾患のみならず全身すべての医学的問題に対処する点にある。例えば心臓やその他の内臓に障害を持つ患者様の診療も可能であるし、状態の悪い患者様でも可能な限りの治療を行う。もちろん魔法のような治療ができるわけではないが、可能な限り全力を尽くしている。

医療設備

★当院は33の専門科と総入院ベッド925床と1日3,000人が受診するクリニックに加え、外来化学療法と放射線治療の進歩に対応し、癌患者様に特別な配慮を施した新たな外来診療棟(C棟)を10年5月にオープンした。そこでは外来(通院)にて化学療法を施行するための治療用ベッド41床を擁し、専門の医師・看護師・薬剤師・事務スタッフが対応する

★放射線装置は周囲への影響を最小限に抑え、治療部位にのみターゲットを絞って高線量治療ができるIMRT(強度変調放射線治療)を施行できるものも含めて、最新式の放射線治療装置2台が稼働している。化学療法は通常の最新の薬剤に加え、患者様のご希望によっては個人輸入での治療も対応している。またすべての癌治療の対応に必要なほとんどの医療機器を備えている。病院・クリニックを合わせMRI 4台、CT 4台、PETCT 2台。
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 〇
  • 主治医指名 〇
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

東洋医学診療科

分野

東洋医学

特色

当院は我が国で初めてJCI(国際医療機能評価)を取得するなど、国内のみならず世界的にも評価を受ける医療界のトップランナーである。最高レベルにある各診療科に加え、現代医学が構造的に苦手とする諸問題には、当科が東洋医学的アプローチで対応している。ホームページ(http://www.kameda.com/medi_services/information.php?d=23)参照。

症例数

当科の対象患者は極めて多岐にわたる。内科、外科、婦人科、皮膚科、耳鼻咽喉科、整形外科、膠原病科、総合診療科など多彩な各科と連携して診療を行っており、患者の年齢も幼児から高齢者まであらゆる年齢層が訪れる

★東洋医学的視点で心と体双方の異常を見極め、それを最良の状態に変えていくことで、患者さん自身が持つ「治る力」を最大限に発揮できるようにすることが東洋医学的治療の最大のポイントである。治療は日本漢方の基本である「古方派」を基とする「和漢診療」を展開している

★漢方薬は散剤や錠剤などのエキス剤のみならず、刻み生薬を用いた煎じ薬も利用でき、ほとんどが保険診療でカバーされる。自分で煎じることができない患者さんには、県内でも数カ所にしか無い真空パックシステムを持つ煎じ機も利用可能で、病院で煎じて1回分ごとのパックにしたのものを実費にて提供している。また入院患者さんにも主治医の紹介、本人の希望などで随時対応しており、各診療科の治療に並行して漢方治療の利用が可能である。

医療設備

MDCT、MRI、SPECT、ヘリカルCT、PET-CTなど総合病院としての最高レベルにある設備を有する。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

救命救急センター

分野

救急医療

特色

当センターは85年3月、千葉県の3次救急医療体制において救命救急センターとしての指定を受けた。02年までは救急車やヘリ搬送での重症患者様のみに対応してきたが、03年からは、重症患者様のみならず独歩で来院される軽症患者様にも対応する北米型ER方式に変更している。救急外来での診療のみならず、救命救急科が得意とする外傷、熱傷、中毒、溺水などの外因的疾患や重症急性膵炎、重症肺炎、敗血症性ショックなどの集中治療を要する内科的疾患の患者様は救命救急科の専従ベッド(ICU 6床、HCU 6床、後方ベッド35床)に入院させて治療している。

症例数

11年度の救急外来受診患者数は25,420人、このうち救急車搬送患者数は3,125人、ヘリ搬送患者数は138人であった。11年度の救急外来からの入院患者数は27,250人、このうち救命救急科入院患者数は778人であった。救急専従医師の知識と技術の進歩と他科との連携が極めて円滑に行われていることから、ここ数年救急患者様の治療成績は飛躍的に向上している。

医療設備

CT、MDCT、MRI、血管造影、PCPS、血液浄化装置など救急医療の治療に必要な機械や設備は完備している。
  • セカンドオピニオン受入 /
  • 初診予約 /
  • 主治医指名 /
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

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