専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

水戸医療センターは、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

消化器内科

分野

消化器・一般内科

特色

当センターは茨城県中央部をカバーする3次救命救急センターを有しているため、消化管出血、重症膵炎、劇症肝炎など急性疾患を数多く取り扱っており、迅速な対応に心掛けている。また、慢性肝炎のインターフェロン療法や肝癌、膵癌などの癌治療、最近増加傾向にある炎症性腸疾患にも力を入れている。

症例数

年間の消化器内科外来患者数は延べ約18,000人、1日平均70人、入院患者数は平均45人である。年間の消化管内視鏡検査数は、上部消化管約2,500件、下部消化管約1,400件、治療内視鏡検査約350件を施行している

★内視鏡的治療としては、消化管出血に対する各種止血術、食道静脈瘤結紮術、また癌に対しては、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)、各種ステント留置術を積極的に施行している。総胆管結石を伴った胆石症では、内視鏡的結石除去術を施行した後、腹腔鏡下の手術をするようにしている

★C型慢性肝疾患に対しては、インターフェロンをはじめとする抗ウイルス療法を行うとともに、定期的なフォローを確実に行うようにしている。肝癌に対しては、肝動脈塞栓術(TAE)、ラジオ波焼灼術(RFA)、ポート留置による肝動注療法、また筑波大学と協力して陽子線照射療法など個々に応じた治療を選択している

★進行した癌疾患に対しては、EBM(根拠に基づいた医療)に沿った化学療法を施行するとともに、積極的に外来または短期入院にて加療し、QOL(生活の質)の向上を図っている。

医療設備

電子内視鏡システム、コロナビゲーションシステム、超音波診断装置、MRI、CT、DSA、核医学診断装置、放射線治療装置、体外衝撃波結石破砕装置。
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 ×

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

外科

分野

消化器・一般外科

特色

水戸市を中心とした茨城県中央地区はもとより県北部、県西、鹿行地域の広い範囲から患者さんの紹介や救急車での搬送がある

★当科の消化器外科では、胃癌、大腸癌、肝胆膵癌など消化器の悪性疾患や胆のう結石、総胆管結石症、炎症性疾患、各種ヘルニア手術などの消化器良性疾患も扱う。さらに、特徴なのは、消化管穿孔や腹膜炎などの急性腹症も手術症例が約20%と非常に多い。また、一般外科では甲状腺癌、肺癌、乳癌なども扱う。また、06年より移植外科が開設され腎移植をはじめ腎不全患者の消化器や血管手術を数多く施行している。地域の中核病院としての機能上、心、肺、肝、腎や精神的な合併症を持つ手術患者を多く受け入れ、循環器や精神科など各専門科の協力を得て外科治療を行っている

★また、当センターには第3次救命救急センターが併設されており、腹部外傷や腹部救急疾患の手術など治療も多く扱っている。10年7月よりドクターヘリの運用が決定した。また、手術後の外来化学療法は、標準的な消化器癌治療を遂行する上には必須であるため各種施行している

★基本的な方針=手術や抗癌剤などの治療では、患者さんに十分なインフォームド・コンセントに基づくことと、ガイドラインに従い標準化した治療法を提供することである。診断や治療が困難な患者さんに対しては、消化器内科や放射線科、病理医等と相談して、現時点での最良と考えられる治療法を選択している

★病院の施設認定・資格=第3次救命救急センター、茨城県がん診療指定病院、臨床研修指定病院、地域医療支援病院

★外科・消化器外科の施設認定=日本外科学会専門医修練施設、日本消化器外科学会認定医・専門医修練施設、日本肝胆膵外科学会高度技能修練施設B、日本救急医学会専門医修練施設。当科は従来より、積極的に臨床研修医(前期、後期とも)を受け入れている。

症例数

11年には外科の年間手術数1,099例(うち全身麻酔910例)であったが、消化器外科手術数は830例で主な疾患別では、食道疾患手術9例(癌9例、鏡視下手術2例)、胃十二指腸疾患131例(癌106例、鏡視下5例)、肝胆膵疾患55例(肝癌32例、胆管癌4例、胆嚢癌3例、膵臓癌11例)、結腸直腸疾患169例(癌125例、良性6例、鏡視下16例)、胆嚢結石・総胆管結石111例(鏡視下92例)、汎発性腹膜炎手術43例、急性虫垂炎37例、鼠径ヘルニア手術116例などであった。手術に対する基本方針は、可能な限り愛護的に扱い出血量を少なくして、合併症の予防に心がけている。 

医療設備

救急を含めすべての消化器外科や一般外科に対応する基本的な設備や装置は備えている。放射線照射設備、MRI、CT、DSA、内視鏡外科手術室、腹腔鏡手術装置、各種超音波診断装置、TEM、CUSA、レーザー手術装置、マイクロウエーブ、ハーモニック・スカルペル、各種血液浄化装置など。 
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

呼吸器科

分野

呼吸器内科

特色

呼吸器疾患全般を対象としており、外科、放射線科、病理をはじめ他の診療科と密接な連携を保ち、適切な診断、治療に努めている。さらに救命救急センターを併設しているため気管支喘息重症発作などの高度救急疾患にも24時間対応している。

症例数

外来患者数1日45人、入院患者数60人程度である

★呼吸器疾患の内訳は、肺癌、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎、過敏性肺炎、気管支拡張症、肺炎・胸膜炎などの感染症、自然気胸など多岐にわたっている

★肺癌に対しては気管支鏡検査、CTガイド下肺生検を行い、確定診断が得られない場合には、外科に胸腔鏡下肺生検を依頼している。手術適応例は手術、非適応例はEBMおよびインフォームド・コンセントをもとに化学療法、放射線治療を施行しているが、緩和治療を選択する症例も多い

★喘息に対してはガイドラインに準拠し、ピークフローメーター、喘息日誌を導入し、積極的に吸入ステロイドを使用することにより、入院が必要な重症発作は減少している。さらに、患者教育、生活指導を重視し発作の予防に努めている

★びまん性肺疾患に関しては、適応を慎重に検討し、気管支肺胞洗浄、経気管支肺生検、胸腔鏡下肺生検を実施し、正確な診断に努めている

★慢性呼吸不全急性増悪あるいは急性呼吸不全で人工呼吸管理が必要な場合に、適応を選び非侵襲的人工呼吸を選択し、苦痛の少ない治療に心掛けている。その結果、挿管による侵襲的人工呼吸を必要とする症例は減少している

★難治性喀血に対しては、放射線科の協力を得て気管支動脈塞栓術等の治療を施行している。

医療設備

CT、MRI、核医学検査、呼吸機能検査、気管支鏡検査、局所麻酔下胸腔鏡検査、リニアック、血管造影。
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 ×
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

循環器内科

分野

循環器科

特色

茨城県中部・北部の幅広い地域からの患者を対象に、救命救急センターを中心とする24時間体制で、急性冠症候群(急性心筋梗塞、不安定狭心症)患者、心原性ショック患者、肺水腫患者、生命に危険を及ぼす不整脈患者、心肺停止患者、非心疾患ショック患者等の治療に積極的役割を果たしている

★09年度よりドクターヘリが開始され、1日あたり数人の患者搬入され、救急医療に貢献している。当循環器内科は、夜間、休日、祝日も複数の医師のオンコール体制を組んでおり、重症心疾患患者対応、特に緊急冠動脈内カテーテル治療(冠動脈インターベンション:PCI)を円滑に施行できるようにしている

★04年に新築病院となってからは、中心病棟は心臓血管外科と共通であり、より密接な連携治療が可能となっている。また近隣の循環器専門医師と極めて緊密な連携関係にあり、それぞれ得意分野での診療知識・治療技術を共助しあっている

★日本循環器学会指定研修施設、日本心血管カテーテル治療学会指定研修施設、日本内科学会指定研修施設、研修医指導施設。

症例数

当センターでは、77年から本格的に冠動脈造影を施行開始し、通算では18,400例を超える。冠動脈内カテーテル治療(PCI)も84年に開始して以来、通算では4,000例に達する。なお冠動脈造影、冠動脈内カテーテル治療は、可能な限り患者さんの負担(身体抑制)軽減のためにTRA(経とう骨動脈冠動脈造影)、TRI(経とう骨動脈冠動脈内カテーテル治療)を施行している

★1年間の症例概略数を示す。診断的心臓カテーテル数約1,000例(同日PCI施行のためPCI症例含む)。冠動脈内カテーテル治療約200例。病変成功率97%。PCI症例の90%以上でステント使用。待機的インターベンションでの死亡率は0%である

★冠動脈血管径3mm未満、糖尿病合併例などは、薬物溶出ステント(DES)使用。冠動脈血管径3.5mm以上の症例では、ベアメタルステント(BMS)を考慮している。血管内エコー法は必要に応じて施行している。心臓カテーテル治療、冠動脈内カテーテル治療に対して、基本的に可能な限り短時間での手技終了を目指している。通常の心臓カテーテル検査は、約15分以内の終了、冠動脈内カテーテル治療でも複雑な症例(慢性冠閉塞症例:CTOなど)を除き1時間以内の終了を原則としている

★心房粗動に対するカテーテルアブレーション(電気焼灼術)、僧帽弁狭窄症に対する経皮的僧帽弁裂開術(PTMC)は、症例がある時に施行している。成功率は約95%である。急性冠症候群(ACS)特に急性心筋梗塞においては、時間的に適応があれば、積極的に緊急冠動脈インターベンション(PCI)で対応している。収容時に心肺停止でない症例での入院死亡率は約7%未満(80歳未満では5%未満)である

★急性心不全、危険な不整脈(心室頻拍、完全房室ブロック等)に対しても大動脈内バルーンパンピング(IABP)、経皮的人工心肺補助装置(PTCS)、ペースメーカー等の積極的治療で救命率を上げている。また入院患者の多くは、クリニカルパスを利用しての可及的早期の退院を可能なように努力している。循環器疾患には特に重要とされる管理栄養士による栄養指導、薬剤師による服薬指導等も丁寧に実践している

★11年の疾患別入院症例数概略(心筋梗塞以外は疑いを含む)は、急性心筋梗塞約70例。狭心症440例。無痛性虚血性心疾患200例。心不全230例。不整脈70例。心筋症35例。心筋炎6例。

医療設備

CU・ICU、心血管撮影装置、心臓超音波・カラードプラ装置、エルゴメーター、トレッドミル、ホルター心電図、CT、MRI、IABP(大動脈内バルーンパンピング装置)、PCPS(経皮的人工心肺補助装置)、心筋シンチグラム装置。
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 〇
  • 主治医指名 〇
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

心臓血管外科

分野

心臓血管外科

特色

水戸医療センター(旧国立水戸病院)では、64年から心臓手術を始め、それ以来約3,000例の心臓大血管手術を行ってきた。当初は複雑心奇形を含む先天性心疾患や弁膜症が主であったが、最近では主に後天性心疾患を手掛け、弁膜症はもとより、狭心症、心筋梗塞など虚血性心疾患、大動脈解離や大動脈瘤の手術治療を行っている。04年10月に新病院に移転し、02年から体外循環を用いない心拍動下の冠動脈バイパス手術を開始し、良好な成績を収めている。

症例数

10年間(00年10月~10年9月)の心臓血管外科手術症例数は531例で、虚血性心疾患227例、弁膜症147例、大動脈手術96例、その他61例

★虚血性心疾患では、体外循環を使用しない心拍動下冠動脈バイパス手術を積極的に行って、高齢者やハイリスクの患者さんにも手術適応を広げており、全バイパス手術中約50%を心拍動下に行った。手術死亡は緊急例を含めて5例

★弁膜症の手術で人工弁置換手術の場合、70歳以上の方には生体弁を選択し、70歳未満の方には機械弁を用いている。弁形成術も積極的に行っている。弁膜症の手術死亡例は3例

★急性大動脈解離の治療を、降圧安静療法を含めて積極的に行っているが、真性大動脈瘤の手術も含めた大動脈手術の手術死亡は緊急例を含めて10年間で9例(12%)

★その他ペースメーカーの植え込み手術は年間約50例行っている

★茨城県立こども病院開設以降、新生児、乳児の手術は行っていないが、成人の心房中隔欠損症などの先天性心疾患の手術は行っている。

医療設備

心臓カテーテル血管造影装置、MRI、CT、心筋RI検査、血管内エコー検査、経皮的人工心肺補助装置、大動脈内バルーンパンピング装置など。
  • セカンドオピニオン受入 /
  • 初診予約 /
  • 主治医指名 /
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

整形外科

分野

整形外科

特色

04年10月に現在地に新築移転し、高度で先駆的な治療を目指す地域中核病院として設備の充実を行った。救命救急センターがあり、外傷に対する治療は重要な分野であるが、脊椎外科、人工関節・リウマチ外科を中心に整形外科全般の治療を積極的に行っている。

症例数

年間入院患者数は約450~500人、手術件数は約450例

★骨折・脱臼などの外傷は約200例である。特徴として多発外傷や開放骨折が多く、早期機能回復を目指して他科と連携し迅速な治療対応を行っている。また低侵襲手術としてX線透視下での経皮的手術、小切開手術や関節内骨折に対する透視下手術を取り入れ、良好な成績が得られている

★脊椎外科は約100例。当院では頚椎、胸椎外科は脳神経外科で手術を行っており、腰椎疾患(ヘルニア、脊柱管狭窄症、脊椎すべり症、馬尾神経腫瘍など)を中心に治療している。神経ブロック療法などの保存的治療を行って、効果がない症例に対し積極的に手術を行っている

★関節、リウマチ外科は約120例。そのうち約80例は人工膝・股関節手術である。股関節症に対する手術では自己血輸血を行っている。リウマチでは人工関節(肩・肘・足関節にも対応)はもちろんのこと、病型によって関節形成術(足趾形成術など)や滑膜切除術の手術を選択している。手術のみでなく、薬物療法、装具療法を含めた集学的治療を行っている

★スポーツ外傷では膝靭帯、半月板損傷が多く、関節鏡は約20例である

★患者中心の医療を実現するために、人工関節手術、脊椎手術などにクリニカルパスを導入している。また、大腿骨頸部骨折に対しては地域連携クリニカルパスを導入し、積極的に回復期病院と連携している。

医療設備

MRI、ヘリカルCT、シンチグラム、筋電図、超音波、骨密度測定、無菌手術室。
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 〇
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 ×

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

耳鼻咽喉科

分野

耳鼻咽喉科

特色

耳鼻咽喉・頭頸部外科全般の診療を行っているが、特に頭頸部悪性腫瘍に対して手術・放射線・化学療法による集学的治療を行っている。医長の瀬成田が赴任して9年6カ月で新規頭頸部癌取り扱い患者は540人である。

症例数

過去3年の平均=手術室における手術件数は約300例、悪性腫瘍関連は約50例、うち再建を伴うもの8例、内視鏡下鼻・副鼻腔手術は約50例70側、唾液腺手術は約15例、嚥下機能改善のための喉頭全摘術は約3例、平均在院日数は約17日であった。再建を伴うものについては形成外科と合同で手術を行い、主に遊離皮弁を用いて再建を行っている

★当科で最多である口腔癌に対しては、手術可能なものは切除を原則として、必要に応じて放射線治療、化学療法を追加している。全口腔癌手術例の5年生存率は72.9%(I期88.1%、II期78.6%、III期59.4%、IV期48.3%)であった。また全喉頭癌の5年生存率は77.6%(I期92.9%、II期77.8%、III期53.3%、IV期55.4%)であった。早期喉頭癌以外の扁平上皮癌に対する放射線治療では化学療法同時併用を原則とし、状況に応じて白金製剤、タキサン製剤、TS-1を用いている。放射線治療については筑波大学放射線腫瘍科と連携を密にし計画・治療を行っている

★良性疾患については、クリニカルパスを早期から導入し、エビデンス(科学的根拠)に基づく標準的治療と早期退院を目指すとともに、患者さんの訴えを取り除くことを目的とし、合併症を生じないよう細心の注意を払うことを第一としている。良性疾患手術症例で最多となる慢性副鼻腔炎を中心とした鼻・副鼻腔疾患については最新機器を導入し、手術時間の短縮、創傷治癒の促進を図っている。

医療設備

MRI、CT、リニアック、ABR、平衡機能検査機器、聴力検査、炭酸ガスレーザー、電子内視鏡。
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 〇
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

歯科口腔外科

分野

歯科口腔外科

特色

顎、口腔領域の2次、3次医療、口腔外科疾患を中心に、また、舌痛症、粘膜疾患等の口腔内科的疾患の治療にあたっている。そのうちのほとんどが紹介患者。このことは地域の各医療施設、また、住民の方々にも認知されたことを意味し、中核病院の役割を果たしていると自負している。04年10月より茨城町に新築移転し、さらなる患者様のQOL(生活の質)向上に努めている。一般歯科治療に関しては、近医、近施設にお願いしているのが現状である。

症例数

★年間外来初診患者数は2,019人で、症例別では、歯牙疾患(親知らず、埋伏歯、過剰歯、また有病者の抜歯)、炎症(歯性感染症を中心とする)、嚢胞、外傷(顔面・口腔内裂傷、歯牙脱臼、歯槽骨骨折等)、顎関節疾患(顎関節症等)、腫瘍、粘膜疾患(白板症、口内炎、扁平苔癬、舌痛症等)、奇形・変形(小帯異常等)などである

★年間入院患者数163人。内訳は、嚢胞、炎症(蜂窩織炎、骨髄炎等)、顔面外傷(顎顔面領域の骨折、軟組織損傷等)、腫瘍、奇形・変形等(顎変形症、唇顎口蓋裂等)などである。救命センター併設のため、交通事故等による顔面骨骨折患者が多数となっている。顎骨骨折をはじめ、頬骨、頬骨弓、鼻骨、眼窩底、前頭骨等に及ぶ顔面の多発骨折等にも対応している

★需要増加傾向にある顎変形症に対して、歯科矯正医と連携の上、ルーチンに手術が行われている。年間手術件数120件、全身麻酔96件、局所麻酔24件。

医療設備

MRI、CT、RIシンチ、炭酸ガスレーザー。
  • セカンドオピニオン受入 △
  • 初診予約 ×
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

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