専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

心臓血管研究所付属病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

循環器内科(狭心症・心筋梗塞)

分野

循環器科

特色

心臓病専門病院として62年(昭和37年)に設立され、成人心臓病全般に対し外科チームと協力しながら先進的な治療を行っている。11年2月に新築移転し、最新の医療機器を用い日常診療を行っている。循環器科は冠動脈疾患、不整脈、心不全の3グループに分かれ、互いに協力しながら診療を行っている。冠動脈疾患に対しては、複雑な病変に対しても積極的なカテーテル治療に取り組んでいる。特に慢性完全閉塞の治療に関しては新しいテクニックを用いて高い成功率を維持している。また、冠動脈狭窄の機能的評価として圧センサー付きガイドワイヤーを用いて客観的に評価し、無駄な治療を避けるように努めている。急性心筋梗塞も24時間体制で対応し、迅速、適切な治療を実施している。治療法選択に関しては、病状と選択できる治療法をすべて提示し、時間をかけ納得して頂けるような説明を心がけている。

症例数

09年、10年の過去2年間の症例数は、冠動脈造影法2,114例、冠動脈インターベンション(PCI)1,055例、PCIのうち金属ステント68例、薬剤溶出ステント781例、ロータブレーターの併用45例などが含まれる。過去2年間の手術手技に由来する死亡率は0%であった。下肢動脈の治療(PPI)にも積極的に取り組み、過去2年間で131例のカテーテル治療を行った。閉塞性肥大型心筋症に対する経皮的心筋焼灼術は7例に行い、僧帽弁狭窄症に対する経皮的僧帽弁交連裂開術は6例に行い、良好な成績が得られている。

医療設備

ICU・CCU 10床、心臓血管造影装置、心臓核医学装置、CT、補助循環装置、心臓超音波装置、トレッドミル、エルゴメーター、ホルター心電図など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

心臓血管外科

分野

心臓血管外科

特色

心臓病専門病院として62年(昭和37年)に設立以来、49年の歴史を持つ。成人心臓外科全般(冠動脈バイパス、弁形成、弁置換、大動脈瘤置換、左心室形成術、不整脈手術等)に対して、先進的な手術を行っている。豊富な陣容の循環器内科専門医と協力して、重症の心臓病に対しても良質の医療を積極的に提供している。特に、心筋症対するSAVE手術やバチスタ手術、狭心症に対する体外循環を使用しないオフポンプバイパス手術、僧帽弁に対する弁形成術などの経験が豊富である。

症例数

ここ数年心臓大血管手術は年200~250例で、手術死亡率1%以下。冠動脈バイパス例で死亡なく、動脈グラフトを使用したオフポンプ手術を積極的に施行、グラフト開存率は98%。僧帽弁閉鎖不全に対しては99%以上の症例で弁形成術が成功している。大動脈弁閉鎖不全症に対しては、自己弁温存基部再建術や大動脈弁形成も積極的に行っている。さらに心房細動合併例ではメイズ手術をほぼ全例に併施し、ワーファリンフリーの術後を目指している。左心室形成術が多いのも特徴で、重症の虚血性、非虚血性心筋症に対して、SAVE、ドール、バチスタ手術を症例に応じて使い分けている。左心室形成手術死亡は4%。大動脈手術、解離に対する緊急手術やステントグラフト治療も積極的に行っており、手術死亡率5%。

医療設備

人工心肺装置、シネアンギオ、IABP(大動脈内バルーンパンピング)、PCPS(経皮的人工心肺補助装置)、MDCT、SPECT、RI、エコー。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 ○

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

心臓リハビリテーション科

分野

リハビリテーション科

特色

当院のリハビリ部門は心臓リハビリテーションを専門としている。日本心臓リハビリテーション学会認定の心臓リハビリテーション指導士の資格を有するスタッフにより、保険診療としてリハビリを行っている。狭心症、急性心筋梗塞、冠動脈バイパス術や弁置換術などの開心術後のみならず、慢性心不全の患者さんに対しても、心臓や身体の機能回復と生命予後の改善を目指して、積極的にリハビリを行っている。

症例数

当院は62年に循環器専門病院として設立され、多種多様の循環器疾患に対して最適な医療を行うべく、救急医療からリハビリまで広い範囲の治療に対応できる体制を整えている。当院のリハビリ実施人数は1日平均で入院、外来とも約11人であり、他の医療機関に通院中の患者さんのリハビリ依頼も受け付けている。リハビリのプログラムには運動療法とともに、生活・食事・禁煙などの指導やカウンセリングも含まれる。リハビリの主体は運動療法であり、エルゴメーターを用いた自転車こぎか、トレッドミルを用いた歩行を行うのが一般的であるが、患者さんの病状に応じて、レジスタンス運動(筋トレ)も併用している。適切な運動強度は患者さんごとに異なっているため、当院ではリハビリの前に、呼気ガス分析を併用した心肺運動負荷検査を行い、その結果をもとに個々の患者さんに適切かつ安全な負荷強度を設定して、運動療法を行っている。当院は研究機関でもあるため、心臓リハビリテーションの医学的発展を目指して、臨床的な研究とその成果公表も積極的に行っている。

医療設備

循環器専門病院として、各種の先進的医療設備が備わっている。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

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