専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

札幌徳洲会病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

外科・肛門科

分野

肛門科

特色

当科は、一般外科とよばれる分野で消化器・肛門疾患に対する外科治療に加え、呼吸器疾患、乳腺内分泌疾患、下肢静脈瘤、鼠径ヘルニア、動脈閉塞症に対する外科治療など幅広い疾患の外科的治療を、24時間救急医療体制で診療している。また、外来化学療法等では、日帰りセンターを利用することができる。肛門疾患は、主に外科部長が治療を担当し、痔核の結紮切除や痔瘻根治手術などの手術治療から、PPH手術での日帰り治療、ALTA四段階注射治療などに対応している。さらに、形成外科医と協力し、植皮や皮弁形成が必要な壊死性筋膜炎・ガス壊疽や膿皮症、第3度熱傷といった疾患についても積極的に取り組んでいる。救急透析、四肢切断等についても24時間対応が可能である

★病院の理念:命だけは平等だ。生命を安心して預けられる病院・健康と生活を守る病院。

症例数

08年の当科の総手術件数は731件で、緊急手術は206件であった。消化器疾患の手術は373件で、うち肛門疾患手術症例は22例、胃がん手術12件、大腸がん手術42件、胆のう摘出術58件、急性虫垂炎手術144件であった。また、下肢静脈瘤手術は65件、気胸手術(すべて胸腔鏡下)は24件が施行された

★痔核に対しては、保存的療法が奏効しないまたは満足な効果が得られない場合、手術治療を選択する。内痔核が全周性の場合・粘膜脱出が主体で痛くない治療・日帰り治療を希望する場合はPPH法を勧める。内痔核で、1から3方向、とくに出血がある場合はALTA注射法を勧める。外痔核成分が大きい場合や、器質化しているものには、PPH法・ALTA法に加えて結紮切除法を併用する。血栓性外痔核を伴う場合は、保存的治療での消退を待てない(痛みがつらい)ときは、痔核を粘膜下切除(Parks法を応用)する。1方向の手術であれば、日帰りまたは1泊の入院で根治手術が可能。裂肛に対しては、緩下剤や排便習慣の改善、外用剤が奏効せず、痛みに加え便柱が細い、排便困難がある、といった症状があれば、内括約筋切開術やSSGを施行している。痔瘻については、麻酔科の協力により、肛門周囲膿瘍の切開排膿だけでなく、希望に応じて受診同日の腰椎麻酔・全身麻酔の根治手術が可能な体制としている。高齢者の直腸脱に対しては、経肛門的にPPH法も併用している。痔瘻・肛門周囲膿瘍を伴う臀部膿皮症に対しては、形成外科と協力し、痔瘻根治手術と動脈皮弁・植皮による形成外科手術を一期的に行うことができる

★消化器疾患については、食道・胃・小腸・大腸・肝・胆道・膵臓などのがんの手術をはじめ、急性腹症、腸閉塞症などの諸疾患の外科治療に幅広く対応している。腸閉塞症においては、CTや消化管造影により迅速な診断を行い、腸管壊死、クローズド・ループ形成といった手術適応疾患を見逃すことなく、24時間対応で迅速に緊急手術を行うことで、腸管切除を可能な限り避けることができるよう努めている。保存的治療においては、胃管留置、イレウス管留置、高気圧酸素治療を病態により選び、苦痛を軽減できるよう工夫している。消化器内科に入院後の消化器外科への紹介・転科は、毎週行っている合同カンファレンスを通じて、同一病棟内で申し送られるので、治療に一貫性を持つことができる。術後の経過観察中や、化学療法などの治療中、再入院が必要となったときも、365日24時間対応可能である

★その他、下肢静脈瘤、鼠径ヘルニアの手術治療については、日帰り治療、1泊2日入院治療など、患者さんのご希望に合わせて治療内容や入院期間を設定している。自然気胸は、基本的には2回目以降のエピソード、または保存的治療に抵抗する症例を手術適応として、胸腔鏡下手術を行っている。

医療設備

日帰りセンター、64列CT、ヘリカルCT、MRI、各種超音波検査、電子内視鏡、内視鏡下手術、心臓カテーテル室、放射線科医師による各種カテーテル検査・治療ほか。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 ○

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 北海道」(ライフ企画 2010年6月)

小児科

分野

小児医療

特色

肺炎、喘息、けいれん、事故など、様々な小児の救急疾患への対応に努めている。また3人の医師による各種専門外来や、血友病センターとしての包括医療にも力を入れ、小児から成人までの血友病包括ケアも進めている。旭川医大小児科専門医による、小児内分泌外来や小児発達・神経外来などの外来も1カ月~3カ月ごとに行っている。その他、週2回、臨床心理士による相談外来を行い、子どもの心の問題にも取り組んでいる。一方、病棟には病棟保育士が勤務し、入院中の病児の遊びや発達支援にも配慮している。予防接種や事故予防など各種小児保健活動、小児がんや血友病患者会の支援活動にも取り組んでいる。

症例数

外来患者数は1日平均約50人。入院病床は25床で、年間入院数は900~950人。院内出生新生児数は1年間で約230人。

医療設備

CT、MRI、各種超音波検査機器など、様々な設備も備わり、休日・夜間にも各種検査ができるように努めている。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 北海道」(ライフ企画 2010年6月)

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