専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

札幌北楡病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

小児科

分野

小児医療

特色

外来は一般小児科を中心に行っているが、07年春より小児病棟を開設して血液腫瘍性疾患を中心とした高度な治療を開始している。全個室22床(差額なし)で、うちクラス100無菌室1床、クラス10000準無菌室4床を備え、化学療法に加え造血幹細胞移植も積極的に施行している。さらに、釧路・帯広・室蘭・函館の拠点病院と連携して小児血液外来を出張で行っており、厚生労働省研究班の小児がん治療患者の長期フォローアップ拠点モデル病院にも選定されている。

症例数

外来患者数は1日平均15~30人。血液外来には現在治療中の患者に加え、小児がんを克服した成人患者も長期フォローアップの目的にて数多く受診している。また白血病や悪性リンパ腫で入院する患者は年間20~30人、さらに固形がんや再生不良性貧血やITPなどの非腫瘍性疾患も多数入院治療を行っている。08年度の入院患者数は240人。また、日本小児白血病リンパ腫研究グループ(JPLSG)や、日本小児白血病研究会(JACLS)などに属して最新の治療研究を行い、治療成績の向上に貢献している。造血幹細胞移植は年間7~8例行っているが、小林部長は10年3月現在200例以上の経験を持ち、さらなる増加が見込まれる。特に、臍帯血移植を数多く施行し、良好な成績をあげている。

医療設備

MRI、CT、核医学検査、放射線治療装置など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 北海道」(ライフ企画 2010年6月)

血液内科

分野

血液内科

特色

北海道内のみならず本州からも患者さんの紹介を受けている。全国の臨床研究の共同施設となっており、厚生労働省の移植研究班、日本成人白血病研究グループ(JALSG)および日本臨床腫瘍グループ(JCOG)に属し、また骨髄バンクや臍帯血移植の認定施設にもなっている。高度先進医療を日常医療へ還元することを病院の理念として、人工臓器移植遺伝子研究所が併設されている。血液疾患に対する化学療法や造血幹細胞移植治療を盛んに行っており、経験豊富なスタッフが治療にあたっている。緊急対応時、他科と連携し、緊急手術、人工透析、血漿交換療法などに対応できる体制である。コメディカルスタッフも充実しており、看護師、薬剤師、臨床検査技師、臨床工学技士、栄養士、リハビリテーションスタッフ、医療秘書および医療情報センターと密接な連携をとっている。院内各部門が患者さんの療養生活を多面的にサポートしており、特に医療連携室、療養情報センターではケースワーカー、移植コーディネーター、免疫細胞医療相談メディカルパートナーが、入院生活についての不安や医療費支払いについての心配、社会保障制度や社会福祉制度の疑問点、退院後の社会生活への不安など様々な問題点について患者さんと共に考えながら、当院受診日あるいは入院日から安心して治療に専念していただける体制を整えている。

症例数

最近5年間で、急性骨髄性白血病180人、急性リンパ性白血病37人、骨髄異形成症候群86人、慢性骨髄性白血病50人、ホジキンリンパ腫25人、非ホジキンリンパ腫246人、多発性骨髄腫82人などの血液疾患の初診患者さんが入院治療を受けている。造血幹細胞移植は、86年から09年までの23年間で自家移植と同種移植を合わせると650例を超え、最近では年間で40~50例施行している

★急性白血病はJALSGに基づいた化学療法を行っている。急性白血病の寛解率は約80%で、5年生存率は40~50%である

★造血器悪性腫瘍とくに造血幹細胞移植治療の経過中には、腎不全、重症肝臓疾患などを併発することがあり、人工透析や血漿交換療法などの血液浄化療法が必要となることがある。当院では人工臓器治療センター(AOC)で、一元管理して治療を行っている。またAOCでは自家および同種末梢血幹細胞移植治療における細胞採取を行っている。臨床工学技士が中心となるチームを形成して、血液浄化療法および細胞採取が施行されている。さらに採取された末梢血幹細胞は、臨床検査技師の協力により凍結保存され、移植の際に解凍されて使用することが可能となっている。AOCでの治療には時間がかかるため、患者さんの精神的なストレスを軽減できるように、広くやすらぎのある空間を提供している

★造血器疾患では、原疾患および治療中に白血球が減少し細菌に対する抵抗力が低下するために、無菌病室が必要となることがある。当院は、集中治療室(ICU)を除く全病室が完全個室となっていて、造血器悪性腫瘍の治療、特に造血幹細胞移植治療における厳重な感染対策が可能となっている。さらに造血細胞移植センターでは、クラス100の無菌病室を含めて35の無菌病室を備えている。完全個室の無菌病室での入院生活には、安心感とは別に孤独感を伴いがちであるが、やすらぎと安心を与えるようなアメニティーを装備し、明るい環境作りを心がけている

★病院の基本方針として、患者さんに公正な医療を提供し、患者さんの権利を尊重し分かりやすい医療を行い、患者さんの安全を保障し快適で安心して治療に専念できる場の提供をし、そして高度医療を積極的に推し進めること。当院開設当時からの理念を受け継ぎながら、医療情勢、社会情勢の変化に対応し、さらに発展することを常に心がけている。

医療設備

231床の病院であるが、血液内科の病床数は100床を超えている。病床はすべて個室でしかも差額ベッド代は無料である。無菌治療室は35床あり、厳重な感染対策を行っている。小児科では、小児悪性腫瘍に対する化学療法や移植治療を行っている。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 北海道」(ライフ企画 2010年6月)

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