国立病院機構 まつもと医療センター

専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

国立病院機構 まつもと医療センターは、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

消化器・一般外科

分野

消化器・一般外科

特色

家庭医からの紹介が8割以上を占め、高齢者、進行症例が多い。したがってマニュアル通りでなく、患者個々のQOL(生活の質)と予後を重視した治療方針を立てている。

症例数

年間の手術数は約480例、うち消化器関連は約400例である。その主な内訳は、食道10例、胃癌50例、大腸癌70例、胆石50例、肝臓癌20例、膵胆管癌10例、肛門疾患10例、鼠径ヘルニア70例、急性腹症70例

★胃、大腸癌の粘膜癌に対しては、消化器内科とともにESDを積極的に行っている。初診から手術までの期間は2週間以内を原則とし、手術は安全、正確、迅速を基本に早期回復を目指している。基本的には各ガイドラインを基に治療方針を立てるが、進行癌に対しては個々の症例に応じて術式の検討を行い、特に根治不能例では手術以外に化学療法、放射線治療、ステントなど集学的治療を行っている

★2002年から2007年の胃癌の治療成績(非治癒切除、多病死を含む)はstageIA/IB/II/IIIA/IIIB/IVの3生率(3年生存率)が89.7、73.0、71.5、53.8、43.7、12.7%、5生率が84.4、73.0、49.1、40.1、43.7、6.4%で、同時期の大腸癌のstageI/II/IIIA/IIIB/IVの3生率は96.4、83.6、76.3、69.3、31.5%、5生率が85.0、80.5、61.7、69.3、13.3%であった。特に大腸癌はm-FOLFOX6+Bevacizumabによりさらなる生存率の改善が見込まれる。1996年から2007年の原発性肝癌の治療成績(手術、PEIT、ラジオ波、TAEを含む)は3生率66.3%、5生率48.1%であった(詳しくはまつもと医療センターホームページhttp://www.matubyou.jp/参照)

★また人工肛門を造設した患者さんに対してストーマ外来を設置し、毎週約10人前後の診察を行っている

★癒着性イレウスに対しては高圧酸素療法を積極的に行い、約90%に改善を認めている

★急性腹症に対しては24時間対応している。

医療設備

ヘリカルCT、MRI、RIシンチ、血管造影、カラードプラ超音波診断装置、マンモグラフィ、リニアック、電子内視鏡システム、鏡視下手術システム、PDE、高圧酸素療法室、リハビリ治療室。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

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