九州歯科大学附属病院

専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

九州歯科大学附属病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

第1口腔外科

分野

歯科口腔外科

特色

口腔顎顔面領域の腫瘍、顎変形症、顎関節症、嚢胞、外傷、炎症、口唇口蓋裂、粘膜疾患、口腔インプラント、歯科心身症など多岐にわたる歯科口腔外科疾患の診療を行っている。

症例数

08年の症例数は、外来新患者数2,466人、外来小手術例数2,034例、入院手術例数454例である。入院手術の主な内訳は、悪性腫瘍39例、良性腫瘍46例、顎変形症48例、外傷8例、奇形2例、炎症22例、嚢胞51例である。顎変形症、顎関節症、口腔インプラントの難症例、口腔癌の再建手術については本院矯正歯科、補綴科などとの合同検討会を行い、治療成績の向上に努めている

★悪性腫瘍(口腔癌):手術と化学療法を中心に治療を行っているが、放射線療法を加えた集学的治療が必要な症例では近隣の放射線治療施設と緊密な連携をとりながら患者さん中心の適切な治療を提供している。口腔は摂食、咀嚼、嚥下、構音など複雑な機能を有しており、かつ、個人の人格を象徴する顔面の大きな部分を構成しているため、審美性をなるべく損なわないことも重要課題であり、根治性と審美・機能を両立させるべく努力を払っている。具体的には抗癌剤を腫瘍の栄養動脈に選択的に投与するために特殊なカテーテルを留置し、腫瘍部のみへの高濃度の抗癌剤投与が出来る療法(超選択的動注化学療法)を行い、機能温存を図ると同時に、腫瘍切除後の組織欠損に対しては骨や軟組織を微小血管吻合術を用いて再建し、形態と機能の回復に努めている。手術後の咀嚼・構音・嚥下障害には補綴科、構音機能科、摂食リハビリテーション科と協力して治療を行っている。2000年~2004年に一次治療を行った患者の5年累積生存率はステージI:96.6%、ステージII:92.9%、ステージIII:68.4%、ステージIV:72.2%である

★良性腫瘍・嚢胞:可及的に歯および周囲組織を温存し、機能障害を少なくする手術を行っている。口腔領域には歯が原因のさまざまな病変が発生するが、病変の治療において歯の抜歯や周囲組織の切除などにより咀嚼・嚥下機能の障害を生じる場合には、積極的に骨や歯の移植および口腔インプラントなどを用いて機能障害の回復に努めている

★顎変形症:本院の矯正歯科だけでなく、近隣の多くの矯正歯科専門医と連携して、顎変形症の治療を行っている。ミリ単位の正確さでいかに正確に予定通りの顎の移動を行うか、また、ある程度避けられない術後の後戻り現象をいかに小さくするかに取り組んでおり、そのため手術シミュレーションに力を入れている。上顎の移動ではこれまで困難とされていた大きな上方や後方移動を可能にする術式を開発し、あらゆる症例に対応できるように努めている

★顎関節疾患:近年増加の一途を辿っている顎関節症に対しては保存的治療を中心に対応している。しかし、保存的治療に抵抗性の症例には関節パンピング、関節洗浄、関節鏡視下手術などを組み合わせた治療を行っている。また、高齢社会で増加傾向にある顎関節の習慣性脱臼や陳旧性脱臼に対しても関節障害形成術で効果を挙げている

★顔面外傷:歯の破折や脱臼から顎顔面骨の骨折まで幅広い外傷への対応を行っている。顎骨骨折ではかみ合わせ(咬合)の回復が最重要課題であり、咬合に関する十分な知識とその回復のための技術を駆使した治療を行っている

★口腔感染症:口腔は感染症が最も発生しやすい領域であり、一般の歯科診療所で対応できない重症感染症に対応している。特に免疫能力の低下を伴う方では歯からの感染症が急激に悪化することもあるため、CTを含めた診断を行い、緊急な手術が必要となることも多い。顎骨骨髄炎に対しては高気圧酸素療法を併用して、治療効果を挙げている

★口唇口蓋裂:近年、一次症例は減少しているが、二次症例に対する顎裂骨移植から歯列矯正、顎変形の治療を一環治療として行っている。言葉の問題に対しても構音機能科と協力して対応している。

医療設備

CT、MRI、超音波診断器、FCR、高気圧酸素治療器、マイクロサージャリー、レーザーメス、顎関節鏡、鼻咽腔内視鏡など。

「医者がすすめる専門病院 福岡」(ライフ企画 2009年8月)

第2口腔外科

分野

歯科口腔外科

特色

全国で唯一の県立歯科大学附属病院である。口腔顎顔面領域のすべての疾患に対する診療を行う施設である。特に顎顔面の再建治療は軟組織、硬組織再建からインプラントによる咬合再建までを一貫して行っている。口腔癌や顎関節症など各疾患の専門スタッフが臨床的、基礎的研究を行い、その結果をフィードバックすることで臨床成績の向上を目指している。

症例数

2008年の外来初診患者数2,261人、病棟入院患者数442人、入院全身麻酔麻手術件数313例、鎮静を含む局所麻酔手術件数80例

顎関節疾患=356人(同年初診)で、とくに顎関節症は薬物療法、スプリント療法、理学療法、関節腔内洗浄療法などの保存的治療法から関節鏡による手術療法など、症例にあわせて幅広い治療を行っている。その他、顎関節脱臼や外傷など多くの症例でMRIによる関節円板や関節腔内の病態の把握に努め、治療に反映している

顎顔面再建=インプラント埋入手術47人、骨造成手術30人の手術を行った(同年)。歯の欠損部に行う通常のインプラント治療のみならず、骨量が不足した部分にも積極的に骨造成手術を施し、インプラントを埋入を可能にしている。骨造成法は自家骨や人工骨の移植、GBR法やチタンメッシュ法あるいは仮骨延長法などをそれぞれの症例に応じて使い分け形態的、機能的回復を図っている

口腔癌=40例の手術を施行した(同年)。外科的療法を中心とし、症例に応じて放射線療法、化学療法を組み合わせた集学的治療を行っている。CT、MRI、超音波検査や術前生検による組織学的悪性度を加味した治療方法の選択を行っている。腫瘍摘出後の再建はマイクロサージャリーを応用した軟組織および硬組織再建、さらにインプラント義歯を用いた咬合再建を積極的に行っている。術後の顎顔面補綴は補綴科と連携し、発音、構音機能の回復は構音機能科、摂食嚥下機能のリハビリテーションは高齢者歯科と各科と連携することで、幅広く機能回復に取り組んでいる

唇顎口蓋裂=出生直後から成人にいたる一貫治療を必要とする疾患である。当科では幼少期の口唇、口蓋形成術はもとより、顎裂部骨移植、歯科矯正、外科的矯正、欠損部インプラント埋入による咬合回復といった一貫治療を計画的に行っている

顎変形症=外科的矯正手術に際しては、術前にコンピューター解析を行い最適な骨切りの部位や量を決定するとともに、軟組織の移動も予測して患者に術後のプロファイルを提示したうえで、インフォームド・コンセントを行っている。また、仮骨延長法を導入することで、多種多様な変形に対して適切な方法の選択が可能となっている。さらにスケレタル・アンカレッジ・システム(SAS)を用いた、いわゆる「インプラント矯正」による治療を行うことで、従来の難症例にも対応している

口腔乾燥症=近年、口腔乾燥感や口腔内のピリピリとした痛み、唾液の粘稠感など口腔内の様々な症状を主訴として来院する患者が増加している。これらの症状に対して口腔内の器質的な変化に対する治療のみならず、唾液の流出量や粘稠度、菌の検出などといった面から予防歯科とのチームアプローチにより治療を行っている

★これらの他に軽症から重症にいたる歯性感染症や顎骨骨髄炎、顎顔面骨折などの外傷、白板症や口内炎などの口腔粘膜疾患、金属アレルギーなど様々な疾患に対する診断と治療を行っている。

医療設備

MRI、ヘリカルCT、カラードプラ、超音波エコー、マイクロサージャリー、レーザーメス、超音波メス、ピエゾサージャリー、クライオサージャリー、マイオモニター、スーパーライザーなど。

「医者がすすめる専門病院 福岡」(ライフ企画 2009年8月)

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