専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

桜橋渡辺病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

循環器内科

分野

循環器科

特色

病院の認可病床数はICU8床、CCU9床を含む171床で、循環器内科はそのうち約7割を占めている。待期(予定)入院での検査や治療以外に、病状の悪化や余病の併発で予定外入院も多く、また急性心筋梗塞、急性心不全、不整脈等の心臓発作には24時間体制で診療している。心臓血管外科との連携は言うまでもなく、消化器外科との連携も密接で、心臓病患者の消化器手術を多数行ってもらっている。また06年より、米国クリーブランドクリニックで心臓画像診断分野で活躍していた小山医師を招請し、64列MDCTによる外来での冠動脈CT造影検査を開始した。病院は、大阪のキタの玄関口、大阪駅に近接したビジネス街にあり、また大型複合商業施設ハービスエントとブリーゼブリーゼに隣接している。日本循環器学会指定研修施設。日本超音波医学会認定専門医研修施設。大阪府医師会指定3次救急施設。

症例数

09年の年間検査件数は、診断的心臓カテーテル検査1,033件、冠動脈CT造影2,773件、電気生理学検査(不整脈のカテーテル検査)512件、心エコー検査8,843件、運動負荷心電図2,322件など。とくに、冠動脈造影は71年以来、41,000件を超えるすべてのデータが保管されており、個人における冠動脈病変の経時変化の追跡が可能である

★虚血性心疾患の治療は、薬物治療とともにカテーテル治療(インターベンション)を積極的に施行しており、84年の第1例以来通算13,300例を超える経験がある。09年のカテーテルインターベンション件数は711例、うちステントを使用する率は90%を超え、さらにそのうち80%では再狭窄率が低い薬剤溶出ステントを用いている

★急性冠症候群(急性心筋梗塞と不安定狭心症)の収容数は、合計すると年間300例を超える。3次救急施設であるので、他院で対応不能な重症例も、断ることなく受け入れることを原則にしている。とくに急性心筋梗塞には、十分なインフォームド・コンセントのもとに緊急カテーテルインターベンションによる再疎通治療を行っている。急性心筋梗塞の死亡率は、再疎通治療開始前の80年代前半までは16%であったが、再疎通治療を行うようになってからは8%に半減、最近では5%を切っている。また、退院までには、専門の理学療養士による段階的心臓リハビリテーション、管理栄養士による食事指導、薬剤師による服薬指導等、医師や看護師以外の職種による早期社会復帰プログラムと二次予防プログラムを実施している

★急性心不全には薬物治療が原則であるが、必要に応じて血液濾過装置による除水や各種の補助循環を用いている

★不整脈に対しても薬物療法が主体だが、電気生理検査を行なったうえで、適応がある心房細動、心房粗動、発作性頻拍症などには積極的にカテーテル焼灼術(アブレーション)を行っている。09年のカテーテルアブレーション件数は396件、その成功率は90%を超えている。また、ペースメーカー植え込みは127件、心室頻拍に対する埋め込み型除細動器(ICD)36件、慢性心不全に対する新しい治療法である、ペースメーカーを用いた心臓再同期治療は18件であった。

医療設備

ICU・CCU(17床)、心臓カテーテル装置(3台)、心臓超音波エコードプラ装置(5台)、64列MDCT(1台)、電気生理学検査用80チャンネルポリコーダー、エルゴメーター、トレッドミル、ホルター心電図、IABP、PCPS(経皮的人工心肺装置)など。

「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)

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