関節症性乾癬

日本国内で40万人以上の患者がいると推定されている皮膚の病気・乾癬。その患者さんの約1割に、皮膚症状に加えて、手足や腰、顎の関節、指先、足の裏やアキレス腱などに痛みや腫れが生じる「関節症性乾癬」です。腰痛やリウマチと間違われやすい関節症性乾癬について、専門医の先生に聞きました。

Vol.1 国内で40万人以上の患者さんがいる皮膚疾患「乾癬」。関節症性乾癬の問題点は?

名古屋市立大学皮膚科
森田 明理 先生
乾癬を発症するのは40~60代の男性が比較的多いですが、この世代が腰に痛みを感じても「年のせいかな」と判断しがちです。しかし、その痛みが関節症性乾癬による炎症性腰痛である可能性もあるので、注意が必要です。

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Vol.2 「関節症性乾癬」専門家が指摘する‘見逃されている可能性’

帝京大学医学部皮膚科学講座
多田 弥生 先生
皮膚、特に目につきやすい部分に症状があると患者さんは職場や学校などで大変つらい思いをされています。さらに「痛み・腫れ」といった体の機能に影響する症状が出る関節症性乾癬は患者さんにとって二重の苦しみをもたらします。

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Vol.3 「関節の腫れや痛み」「皮膚症状」の一部、もしくは両方が現れる関節症性乾癬とは?

聖母病院皮膚科 部長
小林 里実 先生

東京女子医科大学附属
膠原病リウマチ痛風センター
膠原病リウマチ内科 教授
谷口 敦夫 先生

乾癬の中でも特に注意すべきものでありながら、見逃されやすい関節症性乾癬。その治療への取り組みや患者さんの特徴、最新の治療法などを、感染患者さんを診察することが多い、皮膚科とリウマチ科の2名の先生にお話を伺いました。

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