薬膳的効能も、大好評！杜仲茶レシピ第2弾 後編

続いては、先回、「杜仲茶鍋」をご紹介いいただいた、若宮寿子先生に、杜仲茶を使った家庭料理を紹介いただきます。杜仲茶は、調味料や食材の味を邪魔しないので、茶色くなっても大丈夫な料理ならお水の変わりに使ってもOK。アレンジは無限大です！

人の集まるパーティーにも手間をかけず、ボリュームある一品になります。
材料（4人分）：
豚肩ロースブロック 400g
サラダ油 大さじ1
水 1リットル
杜仲茶 1パック
ブロッコリー 1/2個
ラディッシュ 1個

［A］
ガラスープの素 大さじ1
みりん 大さじ1
薄口しょうゆ 大さじ1
［B］
片栗粉 小さじ2
水 小さじ2

作り方：
①豚肩ロースブロックは、フライパンに油を熱し、さっと焼き目を付ける。
②鍋に湯を沸かし杜仲茶パック、①、Aを入れ、肉に火が通るまでゆっくり煮る。
③ブロッコリーは小房に分け、色よく茹でる。
④肉が煮えたら、薄く切り皿に並べ、③とスライスしたラディッシュを添える。
⑤煮汁100ccにBを加えとろみをつけ、回しかける。

いつもの肉じゃがに杜仲茶を加えるだけで一味違うおかずに変わります。
材料（4人分）：
じゃがいも 3個
人参 1本
玉ねぎ 1個
えのきだけ 1パック
さやえんどう 適宜
牛肉（一口大） 150g
サラダ油 適量

［A］
杜仲茶 1パック
水 3カップ
砂糖 大さじ2
みりん 大さじ4
酒 大さじ2
［B］
しょうゆ 大さじ3
顆粒鶏がらスープ 小さじ2

作り方：
①じゃがいも、人参は皮をむき、乱切りにする。玉ねぎは1cm幅のくし型切りにする。
②えのきだけは根元を除きほぐしておく。
③さやえんどうは色よく茹でておく。
④鍋にサラダ油を熱し①を炒め、Aを入れる。8分位煮たら牛肉を加え、あくを取る。
⑤④にBを加え、さらに8分煮る。
⑥器に盛り、③を散らす。

杜仲茶と味噌は好相性。毎日のお味噌汁に
材料（4人分）：
大根 5cm（150g）
みそ 大さじ2
豆腐 1丁
温泉卵 4個
三つ葉 適宜
［A］
杜仲茶 1パック
水 4カップ
顆粒和風だしの素 小さじ2

作り方：
①大根は千切りにする。
②鍋に①、Aを入れ煮て大根が柔らかくなったら、4等分した豆腐を入れる。ひと煮立ちしたら、みそを加える。
③器によそい、温泉卵をのせ三つ葉を添える。

コラーゲン豊富なゼラチンとビタミンCを含む果物で美肌効果！
材料（4人分）：
杜仲茶（ﾍﾟｯﾄﾎﾞﾄﾙ） 400cc　
砂糖 大さじ2
キウイ 1個
リンゴ 1/3個
オレンジ 1/2個

［A］
ゼラチン 8g
水 100cc

作り方：
①耐熱容器にAを入れ混ぜ、レンジで1分加熱し、砂糖を加え溶かす。
②ボウルに杜仲茶を入れ、①を少しずつ混ぜながら加え、器に流し入れ冷やし固める。
③キウイ、リンゴは1cm弱位の角切りに、オレンジは皮と薄皮を除きほぐす。
④固まった②に③飾る。

若宮 寿子 氏（ワカミヤ　ヒサコ）　料理研究家・栄養士
フードコーディネーター／若宮ヘルシー料理教室主宰
山脇学園短期大学食物科卒業後、8年間、企業にて社員の栄養指導・給食管理を行う。退職後、フリーにて活動を開始。若宮ヘルシー料理教室を主宰するほか、 企業主宰の料理教室講師や食の商品開発、新聞・雑誌・テレビでの活躍など、幅広く活動している。

⇒前編は、料理研究家の町田えり子先生から、薬膳効果も期待できる杜仲茶レシピです。