血友病メッセージコンテストを開始！ゲスト審査員に中澤佑二さん、中村仁美さんら
[ヘルスケアニュース] 2020/03/11[水]
血友病患者さんの思いを他の患者さんと共有し、治療意欲の向上を目指す
サノフィ株式会社は3月9日、血友病メッセージコンテストを開始しました。このコンテストは、日々病気と向き合って前向きに生きる血友病患者さんの思いを、他の患者さんと共有し、治療意欲の向上につなげることを目指したものです。
血友病は、出血を止めるために必要な血液凝固因子のうち、第VIII（8）因子または第IX（9）因子が不足している､または働きが悪いために、出血が止まりにくくなる希少な遺伝性疾患。第VIII（8）因子が不足している場合を血友病A、第IX（9）因子が不足している場合を血友病Bといいます。血友病患者さんは、繰り返す出血により、痛みや、元に戻らない関節の損傷などに悩まされています。
血友病の治療では、血液凝固因子を補う「血液凝固因子製剤」という薬を使用します。現在は、出血してから血液凝固因子製剤を投与するのではなく、定期的に長期間、血液凝固因子を補充する定期補充療法が主流になっており、出血や関節の損傷を未然に防ぐことができるようになりました。
「つぶやき」「エッセイ」「写真」の3つの形式で、血友病にまつわるエピソードを募集
今回開始された血友病メッセージコンテストでは、血友病患者さんやその家族から、「つぶやき」「エッセイ」「写真」の3つの形式で、血友病にまつわるエピソードを募集。選考委員会が部門ごとに最優秀作品、優秀作品を選出し、入賞作品はwebサイト「ヘモフィリア・シティ」（現在制作中）に掲載されます。コンテストの概要は、以下の通りです。
「応募資格」
血友病患者さんご本人、もしくはそのご家族であれば、年齢、性別を問わず、どなたでも応募できます。
「応募方法」
webサイト「ヘモフィリア・Today」内特設ページから、ご応募ください。
「応募期限」
2020年3月31日（火）まで
「部門」
・つぶやき（140文字以内）
・エッセイ（800文字以内）
・写真（写真＋説明文140文字以内）
「賞および賞品」
・最優秀作品：部門ごと各1点
・優秀作品：部門ごと各3点
各賞の入賞者への賞状、記念品の贈呈を予定しています。
「選考委員会」
中澤佑二さん（サッカー元日本代表）、中村仁美さん（フリーアナウンサー）、小倉妙美先生（静岡県立こども病院）、患者さん（患者会を代表して1名）
「発表」
2020年4月中旬にwebサイト「ヘモフィリア・シティ（現在制作中）」で発表予定。
「問い合わせ先」
血友病メッセージコンテスト事務局、株式会社ステップアップ
電話：03-6300-9133、メール：hem-c@essay-c.com
「仲間へのメッセージ」
治療をつづけて良かったと感じた体験、日常のワンシーン。将来やりたいこと、明日楽しみにしていること。仲間や見守ってくれる人にかけたい言葉、人からもらった嬉しい言葉。
そんなあなたの何気ないエピソード、気負わない言葉が、同じ血友病を持つ方やそのご家族にとっては、かけがえのないメッセージになる可能性を秘めています。安心感、共感を与えられるかもしれないし、目標、あこがれる姿になるかもしれません。私たちは、そんな輝くメッセージの詰まった街、“ヘモフィリア・シティ”を創りたい。
どのような作品が入賞するのか、4月の発表が楽しみですね。患者さんやその家族で興味のある方は、ぜひ応募してみてください。（QLife編集部）
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