会員限定この記事を読むと10pt 進呈!!

新規会員登録(無料) ログイン

[感染症] 2021/02/26[金]

いいね!つぶやく はてなブックマーク
この記事のポイント
・「マスク、消毒液、スリッパ、ごみ袋、体温計」を避難用持ち出しグッズに加える
・避難が必要な場合は、「分散避難」を検討する
・感染予防に配慮した避難所の生活ルールを守る

 まもなく東日本大震災から10年を迎えます。コロナ禍での「災害・避難への備え」、感染予防を意識した備えをしていますか?

 内閣府は、新型コロナウイルス感染症の流行下において、災害などにより避難が必要となった場合の行動や避難所運営に関する情報を公表しています。その中から、主に「避難する人」に向けた情報をまとめました。

「通常の備え」+「感染予防のためのアイテム」を各自が持参

 避難が必要なほどの災害が起こった場合、感染予防の観点から、避難者自身が次の5つのアイテムを避難先に持っていくことが推奨されています。
・マスク
・消毒グッズ
(断水に備えて、除菌シートのようなものも)
・体温計
・スリッパ
・ごみ袋

 避難所にも用意されていると思われますが、配布数に限りがあることも予想されます。水や充電器、懐中電灯など通常の避難用持ち出しグッズにこれらを加えると、荷物は多少多くなりますが、コロナ禍ではとても大事なことです。「その時になってから」では、慌てて忘れてしまうこともあるので、あらかじめ、持ち出し袋の中に加えておきましょう。

学校などの避難所だけでなく、「安全な知人・親戚の家」への避難も

 多くの避難所は小中学校や公民館などに開設されます。しかし、コロナ禍で、避難所に一気に避難者が押し寄せてしまうと、それだけで「密」状態になることが想像されますね。

 密にならないための工夫として、避難所をより多く開設できるよう、政府が自治体などに要請していますが、それも運営スタッフが足りないなどの事情で難しくなることも想定されます。

 現在、避難する場合は、「分散」して避難することが推奨されています。「安全な場所にいる人まで避難場所に行く必要はなく、安全な親戚・知人宅に避難することも考えてみましょう」と指針を示しています。いざという時は電話がつながらないこともあるので、あらかじめ避難先として頼ってもいいかを確認しておくとよいかもしれませんね。

避難所での過ごし方、気を付けるポイント

 最後に、避難先での過ごし方について。次のようなことを避難所での生活ルールとして取り決めておくことが推奨されています。

・すべての人が常時マスクを着用する
・毎日の体温・体調の確認する
・トイレにふたがある場合はふたを閉めて流す、使用後は必ず手洗いをする
・靴はビニール袋に入れて、各自で保管する
・人との間隔をできるだけ2メートル、最低でも1メートル空けるよう意識する
  など

 避難所は運営スタッフが中心となってその場を仕切りますが、避難してきた人たちの感染予防に対する意識の高さや、協力し合う思いやりも大切です。この機会に、自分自身、そして家族の、「災害・避難への備え」を再確認しておきましょう。(QLife編集部)

記事を読んでポイント獲得!

10pt 進呈!!

この記事を読んで
簡単なアンケートに回答すると、
"Amazonギフト券に交換できる"
QLifeポイントを獲得できます!

この記事を読んだ人は他にこんな記事も読んでいます。
記事の見出し、記事内容、およびリンク先の記事内容は株式会社QLifeの法人としての意見・見解を示すものではありません。
掲載されている記事や写真などの無断転載を禁じます。