[マンガで読む病院イイ話] 2011/03/25[金]

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医療崩壊が問題になる中、それでも昼夜懸命に命と向き合う医師や看護師がいる。QLifeに届いた多くの感謝の手紙(口コミ)の中から、いくつか紹介しましょう。

膀胱温存でき、ここにかかって良かった!
膀胱温存でき、ここにかかって良かった!
※このマンガはQLifeに投稿頂いた口コミにヒントを得て描かれたものです。人物描写等は実際と異なることがあります。

■ お寄せ頂いた口コミ

夫に昨年膀胱がんが見つかり、提携病院からの転院で日医大泌尿器科にて治療を受けました。
ステージがT2bからT3くらいとかなり進んでいた大きな浸潤がんと、上皮内がんも併発していたため、標準的な治療では膀胱全摘になる、と初めに説明を受けました。
まだ50代でそれは…と担当の医師に温存を希望するのでセカンドオピニオンも考えている、と伝えたところ、
「セカンドオピニオンを受けられるなら資料をお出しします。
ただ、こちらではこの数年、全摘は一件もありません。
動注化学療法で温存できています。
他の病院では先進医療で保険適用外になることも多いようですが、本院では全て保険適用で行えます。
先進医療だと3か月入院が必要だったりしますが、こちらでは毎月2週間入院を4回していただければいいので、半月はご自宅で過ごせますよ」
と詳しく説明され、ではこちらに任せてみよう、先進医療はその後考えればいい、と治療をお願いすることにしました。
それから9ヶ月。
内視鏡で削った後上皮内がんのBCG治療と浸潤がんの動注化学療法を行った結果、全てがんは消滅して、転移も全くなく、放射線照射もなかったため身体へのダメージも最小限に済みました。
経済的にも、差額ベッド以外は全部保険適用で、高額療養費支給の対象になったためダメージは最小でした。
ネットで検索すると、抗がん剤の動注だけで100%消失する確率はかなり低いようなのですが、膀胱が温存できた上に今のところ完治して、この病院にかかったおかげで本当に助かりました。
先生方はじめ看護師さんや看護助手の方々にも大変親しくしていただいて、夫はリラックスして過ごせたようです。ありがとうございました。


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