[杜仲茶で健康ダイエット!] 2009/03/06[金]

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前前回、杜仲茶鍋レシピを紹介しました。読者の皆様から多数のコメントを頂きました。一部を抜粋すると・・・

「家庭菜園で作っている水菜がたっぷりあるので、常夜鍋を早速作ってみたいと思います。」
「お酒が苦手な私でも,杜仲茶で割ると飲める!!」
「杜仲茶は、健康茶としては「懐かしの」商品といったイメージでした。しかし、今は料理に活用する方法も出来たんですね。杜仲茶を再び注目してみたいと思いました。」

お茶と付くので飲む以外には無いかと思われがちですが、料理の素材と考えるとバリエーションは無限大です。今回は、さらに鍋以外の料理への活用法をご紹介します!
今月は、国際中医師で料理研究家の町田えり子先生から、薬膳効果も期待できる杜仲茶レシピ「杜仲茶エビチリ」と「杜仲茶パフェ」の2品を、そして先月の、「杜仲茶鍋」をご紹介いいただいた、若宮寿子先生からは、杜仲茶を使った家庭料理「豚肉の杜仲茶煮」と「杜仲茶肉じゃが」ほか、4品をご紹介いただきました。

「杜仲」に期待される薬膳的効能 疲労倦怠、腰膝の健康、高血圧、動脈硬化、冷え性、便秘、ストレスの解毒、美肌効果、コラーゲンの分解と合成能力を高めアンチエイジング
●杜仲茶エビチリ

杜仲茶エビチリ材料(2~3人分):
エビ 10尾
セロリ 適宜
きゅうり 適宜  
※イカ、鮭を使ってもおいしくできます。

[タレ]
杜仲茶 1カップ
ニンニクみじん切り 1片
生姜のみじん切り 大さじ1
サラダ油 大さじ1/2
トマトケチャップ 大さじ2
がらスープの素 小さじ1/2
酒 大さじ1
塩 小さじ1/4
砂糖 大さじ1
豆板醤(お好みで) 小さじ1/2
水溶き片栗粉 適宜

作り方:
① エビは殻を取り、背に包丁を入れてワタを除き、塩水できれいに洗う
② セロリ、きゅうりはスライサーで薄切りにする
③ ボウルにタレを作り①を浸け、10分程度おく(半日位でも可)
④ ③のエビを取り除き、フライパンにタレだけを入れ沸騰させる
⑤ 熱々の④にエビを少し煮たところで(1分程度)、水溶き片栗粉でとろみをつけ、ごま油少々(分量外)をサッとかける
⑥ ②をお皿の周囲に盛り付け、中心に⑤を盛り付けて完成

☆杜仲茶エビチリ食材の薬膳的な効能
海老:高血圧、高脂血症、アンチエイジング、免疫力を活発にする
セロリ:高血圧、食欲増進、頭痛
きゅうり:むくみの解消、高血圧

●杜仲茶パフェ

杜仲茶パフェ準備するもの:ラップ、鍋、トレー(バット)、楊枝、フードプロセッサー
材料(2人分): 
杜仲茶 1カップ
粉寒天 小さじ1
りんご 1/2個
砂糖 大さじ2~3
レモン汁 適宜
生クリーム 100ml 
※フルーツはお好みで何でもOK

作り方:
① りんごは1cmのいちょう切りにし、レモン汁をかける。
② りんごをラップに並べ、冷蔵庫で凍らせる。
③ 粉寒天と杜仲茶、砂糖を鍋に入れ、煮溶かす。
④ ③をトレー(バット)に流し入れ、室温で固める。
⑤ ④が固まったら、楊枝で縦横1㎝の格子状にスジを入れ、サイコロ状に切る。
⑥ ⑤をビニール袋に移し替えて、冷蔵庫で凍らせる(寒天ができるだけ重ならないように凍らせる)。
⑦ ②(凍ったりんご)、⑥(凍った杜仲茶寒天)、生クリームをフードプロセッサーで攪拌する。なめらかになればアイスクリームの出来上がり。
⑧ きれいに盛り付ける。

☆薬膳ワンポイント(効能)
寒天:食物繊維が豊富、便秘と肌荒れの改善
リンゴ:疲労回復、気分の安定、高血圧、水分代謝、肺を潤し咳を抑える、二日酔い
生クリーム:咳、便秘、皮膚の乾燥、気分の安定

町田 えり子 氏(マチダ エリコ) 料理研究家・食コンサルタント
machida.jpg食品関連メーカー、外食産業などの新商品開発などのコンサルタントをはじめ、テレビやラジオ、講演、新聞・雑誌の料理掲載など食に関わる分野で活躍。おもてなし料理からスピード料理、東洋医学の美医食など多岐にわたり華やかな料理を提案する。日本抗加齢(アンチエイジング)医学会正会員 国際中医師 国際薬膳師 東日本料理学校協会会員。都内2ヶ所にて料理教室を主宰し入会3年待ちの大人気教室となる。

⇒続いて後編は、先回、「杜仲茶鍋」をご紹介いいただいた、若宮寿子先生の杜仲茶を使った家庭料理です。

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