JCHO東京山手メディカルセンター

専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

JCHO東京山手メディカルセンターは、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

消化器・一般外科

分野

消化器・一般外科

特色

外科治療は手術という侵襲を伴う治療であることを忘れることなく、患者様の全身状態も考慮し、安全で合理的な手術を常に心がけている。

症例数

10年度疾患別手術数は食道癌8例、胃癌26例、腹腔鏡下胆嚢摘出38例、その他の高難度内視鏡下外科手術18例、肝・胆・膵の悪性腫瘍手術28例、乳癌24例、鼠径ヘルニア手術113例、その他154例。10年度手術総数409例

★胃癌手術成績はIA:98.8%、IB:92.9%、II:68.9%、IIIA:50.5%、IIIB:34.0%、IV:17.5%であり、標準以上の5年生存率を得ている

内視鏡下外科手術=腹腔鏡下胆嚢摘出術は胆嚢結石症の標準術式であるが、急性胆嚢炎や高度な慢性胆嚢炎合併例では重篤な合併症の報告も見受けられる。当科では安全な腹腔鏡下手術を最優先に考え、これまで大きな合併症をおこすことなく実施している。また、総胆管結石症、脾摘、副腎摘出、胃食道逆流症、食道アカラシアの手術にも本手術を応用している

肝胆膵悪性疾患=肝切除術、膵頭十二指腸切除術は難度の高い手術である。本手術は術前、術中の正確な進行度診断、外科局所解剖の熟知、正確な手術手技、綿密な術後管理が要求される。当科のスタッフの5人が肝胆膵外科出身で、以前よりこれらの手術に精通しており、地域の先生方の厚い信頼を得ている。

医療設備

MRI、MDCT、血管造影、リニアック、超音波内視鏡など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

呼吸器内科

分野

呼吸器内科

特色

肺癌はもとより、間質性肺炎、難治性感染症、アレルギー疾患などに広く取り組み、呼吸器症状に苦しむ患者さんすべてに、迅速な診断と最適な治療を提供できるよう心がけている。検査結果をきちんと分かりやすく説明し、納得頂いた上で治療に入るようにしている。

症例数

年間入院患者数は700人、その中で肺癌は年間延べ250人。気管支鏡検査は250件

★肺癌は、健診で発見された初期例についてはまず気管支鏡での診断に努め、それでも診断がつかない場合、放射線科の協力を得てCTガイド下針生検を行っている。1cm大の病変での確診率90%と、侵襲の少ない検査で高い診断率を得ている。これらの例は通常外科治療に回るが、依然としてIII期以上で化学療法、放射線治療の対象となる人が多い。その人の病状、体力、闘病意欲を考え、ベストと思われる治療を提案、実行している

★間質性肺炎は診断、治療の難しい病態であるが、まず原因を明らかにすることが重要で、学会の最新の知見に基づいて診断を進めている。治療は必要にして十分な量の治療薬剤を、副作用に留意しつつ的確に使用することで、多くの例が良好な経過をとっている

★感染症では、病原菌の迅速な検出に努め、医学的根拠に基づいて抗菌剤を選択している。ニューモシスチス肺炎のような難治性感染症、MRSA肺炎など状態の悪い高齢者の肺炎も高い治癒率を得ている。

医療設備

MDCT 2台、MRI 2台、リニアックなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ×
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

皮膚科

分野

皮膚科

特色

皮膚疾患全般にわたり幅広く診断、治療を行っているが、特にアトピー性皮膚炎および乾癬などに力を入れている。

症例数

年間の外来延べ患者数は15,000人、病棟入院延べ患者数は1,000人、手術件数は200件

★乾癬については、活性型ビタミンD3やステロイドによる外用療法を中心に、症例によりナローバンドUVBなどによる紫外線療法も併用する。重症例では免疫抑制剤などの内服療法に加え、生物学的製剤による治療も施設認定を受け行っている

★アトピー性皮膚炎に対しては、まずその症状と既往歴、家族歴などから正確な診断を行い、その上で悪化因子の検索やスキンケアの指導をし、症状に応じてステロイドやタクロリムスの外用療法に、適宜抗アレルギー剤の内服も組み合わせた治療を行っている

★粉瘤や脂肪腫などの皮膚良性腫瘍や陥入爪に対しては、適宜外来および短期入院にて手術を行っており、基底細胞癌やパジェット病などの皮膚悪性腫瘍に対してはCTやエコー、シンチグラムなどによる全身検索の上、原則的として入院にて植皮も含めた手術を行っている

★その他、帯状疱疹や蜂窩織炎、全身ウイルス感染症などは入院の上、安静および点滴による治療を原則としており、エリテマトーデスなどの膠原病や水疱症などに対しても、その症状に応じて入院加療を行うことが多い。接触皮膚炎や薬疹、掌蹠膿疱症などに対しては積極的に各種パッチテストを行い、原因検索に努めている。白斑や菌状息肉症などに対してはナローバンドUVBも含めた紫外線療法も行っている。皮膚組織生検は月、木、金の午後に外来手術枠で適宜行っている。

医療設備

MRI、CT、シンチグラム、超音波エコー、ダーモスコピー、紫外線照射器(ナローバンドUVBを含む)、パジェットダーマトーム、液体窒素噴霧器。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ×
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

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