大阪国際がんセンター(大阪府大阪市中央区)が名医に推薦されている分野
専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域
大阪国際がんセンターは、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。
※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表
消化管内科
分野 |
消化器・一般内科 |
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特色 |
当センターは癌と循環器疾患の専門医療機関であり、病院と研究所において診療と研究を行っている。当科は以前より内視鏡による早期癌診断学の構築に力を入れてきたが、最近は通常内視鏡に加えて蛍光内視鏡や狭帯域フィルタ内視鏡検査(NBI)、赤外線内視鏡などの特殊な内視鏡が日常臨床で用いられるようになった。私たちはこのような内視鏡に開発段階から関わり、先進的な診断法に関する研究報告を行っている。内視鏡治療にも高い実績があり、食道癌や胃癌、大腸腫瘍に対する治療を多数行っている。必要のない外科手術をできるだけさけるため、技術的に切除が困難な大きめの癌に対しても内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を適用している。また外科切除が適用できない胃癌や食道癌にはレーザー治療も行っている。難治癌の一つである食道癌に関しては、全国でもトップレベルの症例数を誇り、外科や放射線治療科、臨床腫瘍科と連携した集学的治療で治癒率の向上に努めている。さらに私たちのように癌に特化して多くの症例数を経験する施設の使命として、日常診療をできるだけ臨床試験に組み込み、これらのデータを他施設に情報発信している。 |
症例数 |
年間検査数は上部消化管内視鏡検査約7,200件、下部消化管内視鏡検査約2,200件である ★消化管癌に対する特殊内視鏡検査として、蛍光内視鏡検査、NBI、赤外線内視鏡検査を行っている。NBIは狭い帯域の光を照射することによって、粘膜表面の詳細な観察を可能にした。NBIはごく初期の食道癌の発見や食道癌・胃癌の診断に非常に役に立つため、日々の診療に応用している。蛍光内視鏡は、各種疾患における蛍光特性の差を内視鏡画像上で色の差として描出でき、主に胃癌や大腸ポリープの発見に用いている。赤外線内視鏡は生体への透過性に優れた赤外線を光源として用いることにより、消化管の深部情報をえるために開発された。赤外線内視鏡はこれまで、癌の進行度診断に使われていた。私たちは内視鏡治療を行う際、出血をこの内視鏡で観察すると、出血部位が明瞭に同定できることを発見した。治療をより安全に施行するために、赤外線内視鏡を役立てることができるのではと考えている ★当科は日本でもトップクラスの内視鏡治療件数を誇っている。早期食道癌の内視鏡的粘膜切除(EMR/ESD):約100例、早期胃癌のEMR/ESD:約300例、大腸ポリペクトミー:約500例を行っている ★食道癌のガイドラインでは粘膜表層の癌が内視鏡治療の適応とされているが、我々は粘膜下層まで浸潤した癌も切除の対象としている。このような病変を切除した後、病変の進行度を組織確認し、最適な方針を選択するようにしている ★胃癌治療ガイドラインでは2cm以下の分化型粘膜癌のみがEMRの対象であるが、それを超える大きな潰瘍性変化のない分化型粘膜癌、3cm以下の潰瘍性変化のある分化型粘膜癌や2cm以下の潰瘍性変化のない未分化型粘膜癌に対しても、ITナイフを用いたESDによって内視鏡治療の適応拡大を研究的に行っており、90%を超える良好な一括完全切除率を得ている ★通常のポリペクトミーでは一度に切除しにくい大腸腫瘍に対しては、高度先進医療として大腸ESDを適用し、病変進行度の確実な評価と再発が少ない治療を行っている ★内視鏡教育研修センターを設置し、これら高度な内視鏡診断・治療手技の標準化と普及にも取り組んでいる ★高齢や重篤な合併症のために外科手術が不可能な早期胃癌の患者に対しては、エキシマレーザーによるPDTを行い約80%の治癒率である ★食道癌はその進行度に応じて、初期の癌には内視鏡治療、やや進行した癌には抗癌剤と放射線を組み合わせた化学放射線療法で根治を目指し、さらに進行した癌には化学療法やステント治療で余命の延長とQOLの向上をさせるよう治療を行っている。また内視鏡治療と化学放射線療法のコンビネーション治療やPET検査を用いた治療効果の予測法など新たな治療を開発する臨床試験にも取り組んでいる。 |
医療設備 |
電子内視鏡、EUS、EUS-FNA、エキシマレーザー、MDCT、MRI、シンチグラフィー、CT付血管造影装置。 |
「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)
肝胆膵内科・検診部消化器検診科
分野 |
消化器・一般内科 |
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特色 |
当センターは、特定機能病院、都道府県がん診療連携拠点病院として、癌および循環器疾患を中心に先進的診療および研究を行っている ★肝胆膵内科は、肝胆膵疾患、特に癌を中心に診断治療やセカンドオピニオン外来を行っている。初診患者や病態が複雑な症例を中心に、消化器外科・放射線科と週1回のカンファレンスを行い、徹底した画像診断や組織診断・細胞診断のもとに治療方針を決定している ★肝疾患では、肝癌に対する内科的治療として、ラジオ波治療や肝動脈化学塞栓療法を行うとともに、ウイルス肝炎に対するインターフェロン治療など発癌予防にも積極的取り組んでいる。肝癌に対する分子標的薬やウイルス肝炎に対する抗ウイルス剤の新薬などによる開発治験、肝予備能を改善させるための亜鉛補充療法などの医師主導臨床試験など、臨床研究や先進医療の実施を心掛けている。また、患者教育(肝臓病教室)や患者へのわかりやすい情報提供にも工夫しており、患者向けの情報誌を作成しホームページ上で公開している ★膵疾患については、検診部とともに、早期癌の診断や進行癌の治療に努めている。特に膵臓に焦点をあてた超音波検査による膵癌の早期診断を目指した定期検査システムを確立しており、特に膵のう胞性疾患は、膵癌の高リスク群として外来フォローしている。診断では、膵液細胞診などによる診断能力の向上に工夫している。外科的切除不能の進行癌に対しては、放射線治療・化学療法に積極的に取り組み、新薬の開発臨床試験や厚生労働省の研究班への参加も多い。 |
症例数 |
年間検査数は、腹部超音波検査約15,000件、内視鏡的逆行性胆管膵肝造影(ERCP) 550件、超音波内視鏡(EUS) 200件、超音波内視鏡下生検(EUS-FNA) 100件、肝(腫瘍)生検 100件を行っている ★肝癌に対する内科的治療は、ラジオ波治療やエタノール注入療法などの経皮治療(約250例/年)と肝動脈塞栓療法(約200例/年)を中心に施行している。経皮治療の際、通常の超音波(Bモード)で確認しにくい肝癌に対し、リアルタイム仮想超音波装置(RVS)システムや人工胸水法・腹水法を併用し工夫している。ラジオ波治療の5年生存率は約70% (Stage I: 90%、Stage II: 57%)。全体の5年生存率は、Stage I: 約55%、Stage II: 約30% ★ウイルス性(B型およびC型)慢性肝炎に対し、インターフェロン治療(約50例/年)による発癌予防に力を入れている。また、B型肝炎に対しては、核酸アナログ剤による抗ウイルス治療症例も多く、特に抗癌剤治療の多い当センターでは、潜在性B型肝炎ウイルス感染からのde novo急性肝炎発症の予防にも細心の注意を払っている ★進行肝癌に対しては、抗癌剤のワンショット肝動脈動注療法やリザーバーを用いた持続動注療法、さらには分子標的治療薬による治療を行っている。また腫瘍による門脈塞栓などの脈管侵襲例に対しては、放射線治療を行っている ★膵疾患では、早期癌の診断に積極的に取り組んでおり、特に、膵液細胞診による膵癌の早期診断を可能とすることで、診断能を上げている ★膵癌・胆道癌による黄疸に対し年間約100例の減黄術(ERBD、PTCD)を施行し、切除不能進行癌に対し化学療法や放射線治療を組み合わせて、治療成績を上げている。 |
医療設備 |
EUS、EUS-FNA、デジタル超音波診断装置、RVS、ラジオ波治療装置、MDCT、MRI (3T、1.5T)、シンチグラフィー、CT付腹部血管造影装置。 |
「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)
消化器外科
分野 |
消化器・一般外科 |
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特色 |
悪性腫瘍の外科的治療が専門である(特定機能病院、大阪府がん拠点病院)。一般に、早期癌に対しては根治性を損なわない範囲内で低侵襲手術を適用し、術後のQOL向上を目指している。一方、手術単独治療では治癒させ難いような高度進行癌に対しては血行再建手術手技を駆使し、術前・術後併用治療(放射線、化学療法)などの工夫を加えて、長期遠隔成績の向上を図っている。手術に際しては術中組織・細胞検査だけでなく、迅速遺伝子診断、センチネルリンパ節生検、先進的光学機器などを駆使し、より科学的でかつ「過不足のない」手術、すなわちオーダーメイド医療を目指している。なお、消化器内科や放射線診断・治療科との連携体制はきわめて良好であり、手術あるいは内科的治療の適応を全員参加で決定している(毎週2回のカンファレンス)。食道・胃の早期癌に対する内視鏡下粘膜切除、肝癌に対する肝動脈塞栓術、腫瘍内アルコール注入、ラジオ波による焼灼、閉塞性黄疸に対する内視鏡下ステント留置術などは、主に消化器内科が施行しており、その経験数は圧倒的に多い。 |
症例数 |
09年の癌手術:589例。食道癌68例、胃癌147例、大腸癌214例、肝胆癌85例、膵癌75例。その他34例 ★胃癌=5年生存率はStageI:98%、II:90%、III:40%、IV:13%。早期癌に対してはセンチネルリンパ節生検による縮小手術、進行癌に対してはStage診断のための腹腔鏡+細胞診断と術前化学療法とを組み合わせるなど、効率的な治療体系が確立できている。最近では光線力学的診断・治療の導入を試みている ★食道癌=5年生存率はStageI:75%、II:72%、III:47%、IVa:17%、IVb:0%。術前放射線化学療法、胸腔鏡や微小血管吻合(形成外科と共同)を駆使した手術、嚥下機能温存を目指した再建術や免疫能をあげるための栄養支援などの工夫がある。早期癌に対しては内視鏡による粘膜切除を第一選択としている ★結腸癌=5年生存率はStage 0~I:100%、II:93%、IIIa:86%、IIIb:67%、IV:29%。早期癌に対しては腹腔鏡下手術を積極的に施行 ★直腸癌=5年生存率はStage 0~I:100%、II:91%、IIIa:85%、IIIb:53%、IV:14%。早期癌に対しては肛門および自律神経温存を目的とした内肛門括約筋切除術を行う。一方、肝・肺転移・再発巣に対しても積極的に転移巣を切除し、その後に化学療法を併用している ★肝細胞癌=5年生存率はStageI:73%、II:58%、III:48%、IV:37%。手術時に赤外線カメラシステムを用いて微小な肝癌の検出および切除を行っている他、高度進行癌(血管内腫瘍浸潤)に対しては化学放射線療法を組み合わせて手術の根治性を高めている ★胆道癌(胆のう癌・肝門部胆管癌・中下部胆管癌)=手術が唯一根治の期待できる治療であるため、高度進行癌に対しても放射線療法、化学療法を組み合わせ、可能な限り切除するようにしている ★膵癌=5年生存率はStageI~II:88%、III:70%、IVa:50%、IVb:2%。進行癌に対しては術前放射線化学療法、肝転移予防に有効な術後2チャンネル化学療法、術中迅速遺伝子診断を利用した郭清範囲の適正化、超早期癌に対する術中分割細胞診を利用した縮小手術などは、当センターが世界に先駆けて開発した先進的医療であり、遠隔成績の著明な向上に貢献してきた ★他科との連携=放射線治療科・診断科、化学療法科、消化器内科、呼吸・循環器科、ICU、病理・細胞診科、緩和医療チームなどとの緊密な連携によって、病期や病態に応じた治療法を選択できる。がん拠点病院の認定に伴い、07年4月からがん情報支援センターを開設したので、癌についての広範な情報を一般の方々にも提供できるようになった。地域医療機関との連携も拡大中。 |
医療設備 |
MRI・CT(土も実施)、放射線治療(強度変調、3次元原体照射など)、光線力学(レーザー)治療、マイクロサージャリー、腹腔鏡手術システム、術中迅速遺伝子診断、その他。 |
「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)
呼吸器内科
分野 |
呼吸器内科 |
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特色 |
悪性疾患と循環器病の拠点病院の中の呼吸器内科として発足以来、肺癌の早期発見、正確で安全な診断、より優れた治療のために検診、日常診療、研究を行い、日本のみならず海外の学会、雑誌などにも成果を報告し続けている。地域の検診を積極的に行い、ヘリカルCT、喀痰細胞診などを検診に導入し、通常の胸部単純X線撮影では発見できない早期肺癌の発見とその治療に努めてきた。肺癌を中心とした胸部悪性疾患の診断には特に力を入れており、CT、PETやMRIでの画像診断、喀痰検査、呼吸機能検査などの通常の検査に加えて、確定診断を行うための気管支鏡検査、肺穿刺も多数行っている ★気管支鏡検査については、多種多様な患者、病巣に対応できるよう、通常の気管支鏡に加えて、極細径気管支鏡、蛍光気管支鏡、気管支エコーをそろえ、X線透視、迅速細胞診の併用、バーチャル気管支鏡等の補助手段を用いることで、通常の気管支鏡検査では診断困難な病巣についても良好な診断成績をあげている。近年、当院での気管支鏡による肺癌診断率は90%というトップレベルの信頼性を誇っている。従来、縦隔鏡などの外科的診断が必要であった縦隔リンパ節の病変も超音波ガイド下経気管支針生検(EBUS-TBNA)を用いて簡便に診断を行えるようになり、肺癌の病期診断および肺癌以外の病気の診断にも応用している ★治療では、胸部悪性疾患、特に肺癌、悪性胸膜中皮腫と胸腺腫瘍の治療を中心に行っており、全国規模の臨床試験を通じて肺癌の治療成績向上に貢献すると同時に、独自の優れた治療法の開発をめざしている。また、癌や癌治療に伴って発症する間質性肺炎、気管支狭窄、呼吸不全などの呼吸器合併症についてもより良い対応法を研究している。肺門部早期肺癌に対するレーザーを用いた光線力学的治療(PDT)では多くの経験があり、06年には新しいレーザー発振機器と薬剤の導入で、短期間(約1週間)の遮光・入院期間での治療が可能となっている ★放射線治療については、放射線治療科と共同して体の状態、肺癌の状態に対応した様々な治療法をいち早く研究、導入している。狭い範囲にとどまっているが合併症などで手術できない病変には体幹部定位放射線治療(SBRT)、局所で進行している肺癌には三次元原体照射法(3D-CRT)や強度変調放射線治療(IMRT)、加速多分割照射等の新しい放射線治療を化学療法と組み合わせて施行していく集学的治療を導入、研究している ★化学療法においては、新規抗癌剤、分子標的治療薬を積極的に導入し、最新のエビデンス、経験にもとづいて、最適と考えられる治療をすすめている。非小細胞肺癌においては、可能な限りEGFR遺伝子変異検査を行い、効果予想に基づく薬剤を選択している ★呼吸器外科、放射線診断科、放射線治療科、病理・細胞診断科などとは密接に連携しており、検査、治療、研究を共同で行うことも多く、毎週定期的に合同カンファレンスを設けている。当科で治療を行う患者の治療方針、相談患者については、このキャンサーボードで検討を行っている。また、毎年150件に及ぶセカンド・オピニオンを受け付けており、胸部の悪性腫瘍の患者における標準的治療、専門的意見の提示を行っている。 |
症例数 |
09年の年間外来患者数は延べ11,553人、外来初診患者733人、入院患者延べ約970人、気管支鏡検査約500例、EBUS-TBNA約50例、経皮的肺生検は20例、必要に応じてCTガイド下肺生検も行っている ★診療実績:○中心型早期肺癌=光線力学的治療(PDT)・5年生存率>95%○小細胞肺癌(限局型)=化学療法±放射線療法・中間生存期間30ヶ月○小細胞肺癌(進展型)=化学療法・中間生存期間14ヶ月○非小細胞肺癌(限局型:III期)=化学療法±放射線療法・中間生存期間>3年*○非小細胞肺癌(進展型:IV期)=化学療法±分子標的治療・中間生存期間18ヶ月(2007年~2009年の新規診療開始患者での診療実績のKaplan-Meier法による集計値であり、変動する可能性がある。*限局型非小細胞肺癌の中間生存期間について:2010年2月の集計時点で半数以上の患者が生存しており、3年超と考えられる。) |
医療設備 |
CT、高分解能CT、MRI、核医学検査、PET、蛍光気管支鏡、極細径気管支鏡、EBUS-TBNA、気管支エコー、光線力学療法用(レザフィリン用)レーザー、胸部放射線照射(SBRT、3D-CRT、IMRT)、リニアック、腔内放射線照射装置、肺癌細胞のEGFR遺伝子変異、Ras遺伝子変異測定、UGT1A1遺伝子多型測定。 |
「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)
呼吸器外科
分野 |
呼吸器外科 |
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特色 |
胸部領域発生の悪性腫瘍に対する外科治療を専門にする診療科で、主に呼吸器癌(肺癌および転移性肺腫瘍)、縦隔腫瘍、胸膜・胸壁腫瘍などが対象である。当科の治療の基本方針は、進行癌に対しては、拡大手術と併用療法(抗癌剤、放射線照射、免疫療法など)を効率よく組み合わせた集学的療法を行うことで遠隔成績の向上を図り、QOL(Quality of Life:生活の質)の維持に努める一方、早期の癌に対しては、肺機能温存を図った根治手術を行うことである。 |
症例数 |
最近の年間手術数は280~330例で、そのうち肺癌が190~230例、転移性肺腫瘍が50例、縦隔腫瘍が20例である ★肺癌=肺癌の手術は肺葉切除を標準的切除とされているが、当施設では早期の肺癌(腫瘍径2cm以下)に対しては、適応を慎重に検討した上で、肺切除量を減らし肺機能温存を図った根治的縮小手術(肺区域または楔状切除)、あるいは胸腔鏡下切除を積極的に行っている。ただしこのような手術は、さらに迅速切離断端洗浄細胞診や癌細胞診悪性度評価を術中に導入し、癌が遺残しない完全治癒を目指した低侵襲手術となるように厳重なチェックを施して行われるようにしている。一方、胸壁、脊柱、大動脈、心、大静脈などへ進展した進行肺癌には、隣接臓器合併切除を伴う拡大手術を心臓血管外科、整形外科など他科と共同で積極的に取り組んでいる。縦隔リンパ節転移を認める局所進行肺癌には、呼吸器内科、放射線治療科と共同で、術前に新しい抗癌剤や放射線を併用した導入療法を行い、成績向上に努めている。胸膜播種(癌性胸膜炎)に対しては、術後胸腔内温熱抗癌剤療法を取り入れ局所制御を図っている。さらに肺癌術後には、抗癌剤感受性試験やイレッサ感受性に関わる遺伝子変異検査などのデータを参考にして、症例により抗癌剤治療、免疫療法、分子標的治療などオーダーメイド治療を行い、成績向上に一層努めている。最近の術後5年以上経過観察できた肺癌症例全体の手術成績は(91~01年施行手術数1,159例)、5年生存率がIA期(430例)87%、IB期(270例)78%、IIA期(37例)69%、IIB期(127例)54%、IIIA期(144例)38%、IIIB期(124例)27%、IV期(27例)25%である。その期間において、腫瘍径2cm以下の肺癌(309例)は168例(積極的適用116例、高齢・低心肺機能などで余儀なく縮小切除を行う妥協的適用52例)に対し縮小手術が行われ、その5年生存率は積極的適用の早期癌で97%である ★転移性肺腫瘍=転移性肺腫瘍に対しては積極的に切除を行っている。原発臓器別の内訳では、大腸癌、骨軟部腫瘍、泌尿器科癌(腎癌)などの肺転移症例が多く、各々年間約15例前後で、さらにその他の癌が10~15例である。基本的な手術適応は、原発巣および肺以外の他臓器転移が制御され、肺転移個数が数個以内、縦隔リンパ節転移が見られず、耐術性に問題なければ切除を考慮し、原発巣担当医と連携して治療を行っている。最近の症例の5年生存率は、大腸癌47%、骨軟部腫瘍37%、腎癌38%である ★縦隔腫瘍=胸腺腫に対しては手術療法を基本的治療とし、胸膜播種などの浸潤型胸腺腫や胸腺癌には術後胸腔内温熱化学療法、全身抗癌剤治療や放射線療法などを駆使して成績の向上に努めている。浸潤型胸腺腫および胸腺癌を含めての全体の胸腺腫瘍の5年生存率は90%以上である。胚細胞腫瘍は手術、抗癌剤投与、放射線療法からなる集学的治療を泌尿器科と共同で行っている ★悪性胸膜中皮腫=悪性胸膜中皮腫に対しても、手術、抗癌剤投与(全身投与あるいは術後胸腔内温熱化学療法)、放射線療法などを効率よく組み合わせた集学的治療に取り組み、さらに肺癌と同様に抗癌剤感受性試験の応用も試みている。2年生存率は33%である。 |
医療設備 |
マルチディテクターCT、MRI、リニアック、3次元定位照射装置、温熱療法装置、ヤグレーザー装置、PET(森ノ宮クリニックとの共同運営)。 |
「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)
循環器内科・心臓血管外科
分野 |
循環器科 |
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特色 |
狭心症、心筋梗塞などの虚血性心疾患を中心に、心不全、不整脈、高血圧症、心臓弁膜症、心筋症、閉塞性動脈硬化症などの成人循環器疾患全般を診療している。その中でも各種心疾患(特に虚血性心疾患)に対し、心臓カテーテルによる低侵襲性治療(PCIなど)に早くから取り組んでいる。81年、西日本で初めてPCIを施行し、現在までのPCI総数は9,500件以上にのぼる。また、我が国で初めて肥大型心筋症のカテーテル治療を施行(総数30例以上)するなど、応用工夫している。当施設で研鑽を積んだ多くの医師が、わが国のこの分野で活躍している。これらの診療の中でも循環器内科グループは主として、循環器疾患の各種検査および心臓カテーテル関連の検査治療を担当し、心臓血管外科グループは冠動脈バイパス術を中心とする心臓手術とペースメーカー治療を主に担当している。06年には、当センターは公立病院として全国で初めて特定機能病院に認定され、医療安全への取り組みをより強化し、高度医療の提供ができるよう臨床研究にも力を入れている。高度先進医療の一つとして、下肢の重症虚血症に対する自家骨髄細胞移植を用いた血管再生医療を開始している。その他当センターの特色として研究所、調査部の存在がある。研究所循環器グループとタイアップした綿密な病態解析数々の治療上の新成果をあげてきた。この他、基幹医療施設としての活動の一端として循環器病学分野での新しい治療法の評価検討、新薬の効果治験を、病院内倫理委員会の指導の下、治験コーディネーターの協力を得ながら行っている。病棟にはCCU病床6床が設定されている。大阪府心疾患3次救急医療施設。日本循環器学会認定専門研修施設など各種循環器関連学会の指定施設。 |
症例数 |
年間症例数:心臓カテーテル検査約600例、PCI(経皮的冠動脈インターベンション)190例(初期成功率:98%、再治療率:約4%)、ロータブレーター21例、四肢動脈形成術11例、冠動脈バイパス術21例、人工心肺非使用バイパス術13例、開心術33例、ペースメーカー植え込み術26例、以上05年実績。その他、深部静脈血栓症に対する下大静脈フィルター留置、閉塞性肥大型心筋症に対するPTSMAなども行っている。それ以外に、拡張型心筋症に対するβブロッカー療法など、幅広い循環器診療を行っている。また、大阪府心疾患3次救急医療施設として、24時間体制で、AMIなどの急性冠動脈症候群・急性心不全を受け入れ、診療にあたっている。06年からは、高度先進医療として下肢の重症虚血症に対する自家骨髄細胞移植を用いた血管再生医療を開始した。当センターでは、循環器内科グループと心臓血管グループはお互いに協力しあい、カンファレンス・抄読会なども合同で行い、患者さんに対してベストな治療ができるよう心がけている。主要検査年間件数:心電図16,000件、心臓超音波3,600件、トレッドミル・エルゴメーター運動負荷試験420件、ホルター24時間心電図610件、心臓アイソトープ検査1,100件。低侵襲性で冠動脈の評価が可能なMD-CT(64列)も積極的に行っている。その他、MRI、心肺機能検査などの関連検査も充実している ★地域医療連携室を設置し、周辺医療機関からの初診予約システムも導入している。3次救急施設として、平日時間外、土・日・祝日でも医療機関からの緊急患者を受けられるよう24時間体制で日当直体制を組んでいる。 |
医療設備 |
トレッドミル・エルゴメーター運動負荷システム、運動負荷呼気ガス分析システム、ホルター24時間心電図解析システム、心臓超音波診断装置(経胸壁、経食道)、心臓核医学(アイソトープ)診断装置、MDCT(64列)、MRIを含む放射線診断装置、心血管造影心臓カテーテル検査室2室、心疾患重症室(CCU)6床。 |
「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)
泌尿器科
分野 |
泌尿器科 |
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特色 |
泌尿器科腫瘍を専門とし、診断から治療まで、最高の医療の提供に努めている。また、標準的な治療から最先端の治療まで、十分な説明と理解をもとに、納得のいく治療の提供を目指している。近年は、手術、分子標的治療、化学療法、放射線療法、免疫療法などの治療法を組み合わせた集学的治療により、癌の根治を目指すとともに、性機能温存前立腺全摘除術、性機能温存膀胱全摘除術+自排尿型代用膀胱などの機能温存手術、前立腺小線源治療や腹腔鏡手術、内視鏡補助下ミニマム創手術などより侵襲の少ない、QOLを重視した治療も行っている。副腎腫瘍や前立腺肥大症の治療も行っている。癌専門病院であるだけに、患者に対する説明は徹底している。入院では、クリニカルパスを用いた患者指導を行い、安全に、そしてともに病気を理解しあい、歩む医療を心がけている。 |
症例数 |
年間悪性腫瘍別症例数は、膀胱癌60例、腎盂尿管癌20例、腎癌70例、前立腺癌200例で、年間の手術件数は約400件である ★前立腺癌に関しては、年齢、治療前のPSA(前立腺の腫瘍マーカー)値、癌細胞のたちの悪さなどを総合的に考慮して、治療方針を選択していただいている。早期前立腺癌に対しては、無治療経過観察、手術療法、内分泌療法、放射線治療(外照射、強度変調放射線治療、小線源療法など)と多くの選択肢があるが、すべての選択が可能である。それぞれの症例にあった治療が、十分な実績をもとに提供される環境が整っている。手術療法に関しては、手術前に自己血を貯血することで、同種血輸血症例はほとんどない。手術術式は最も標準的な開腹手術または内視鏡補助下ミニマム創手術を施行しており、若い症例では性機能温存前立腺全摘出手術を施行している。放射線照射は、副作用の少ない小線源治療や強度変調放射線治療(IMRT)を施行している。早期癌の10年生存率は90%である。進行癌では内分泌療法を主に行っているが、内分泌療法抵抗性になった場合、抗癌剤や新薬の治験なども施行している ★腎臓癌では、小さな癌なら正常な腎臓の機能温存を目的とした腎部分切除術(腎臓の癌を含む部位だけを切除)を、腹腔鏡下あるいはミニマム創内視鏡補助下で施行している。また、腹腔鏡を用いた腎臓摘出の手術も施行している。これら低侵襲手術は、年間40~50例である。腎静脈から下大静脈に腫瘍血栓のある大きな腎臓癌では、体外補助循環装置を用いて完全切除を行う。転移症例に対しては、インターフェロン-αやインターロイキンによる免疫療法だけでなく、近年導入された分子標的薬剤を行っている。近年は、分子標的薬などの臨床試験などもいち早く手がけてきた ★膀胱癌のうち85%は表在性であり、内視鏡手術を行う(年170例)。約60%が再発し、うち15%が浸潤癌となり、根治的膀胱全摘術を行う(年約30例)。従来は、袋をはる回腸導管造設術が多かったが、尿道を残せる症例に対しては、回腸で膀胱の代わりの袋をつくり尿道につなぐことで、従来と同じ排尿が可能である回腸代用膀胱造設術を施行している。これまでに施行した全例が自排尿している。性機能の温存も考慮した性機能温存膀胱全摘除術も施行している。膀胱癌の筋層内浸潤例の5年生存率は70~80%で、筋層外浸潤症例では術後化学療法を行い50~60%である。転移症例には、いろいろな抗癌剤を用いて治療を施行しても2年生存率が20%である。上皮内癌に対しては、第一選択としてBCG膀胱内注入療法を年約15例に行い、奏効率70%である。外来での経過観察に必要な膀胱鏡は、痛みの少ない軟性鏡で行っている ★精巣腫瘍は、転移がない症例(I期)では、精巣を摘出する手術を行い、10年生存率99%である。リンパ節転移のある症例(II期)、他の部位の転移のある症例(III期)には化学療法、手術療法、放射線療法による集学的治療を行い、10年生存率はII期で90%、III期で85%である。 |
医療設備 |
腹腔鏡システム、IMRT、小線源療法、MRI、CTなど。 |
「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)
整形外科(骨軟部腫瘍科)
分野 |
整形外科 |
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特色 |
骨軟部腫瘍の診断治療専門の診療科である。骨軟部腫瘍とは骨や筋肉、神経、血管、脂肪など体の支持組織から発生する腫瘍のことで、手、腕、足、大腿、あるいは腹筋や背筋など体のあらゆるところに生じる。内臓の腫瘍と異なり発症頻度が低いため、どこで診察を受ければよいか分からず、安易に手術を受けて再発をきたすことが少なくない。特に、肉腫(骨軟部の悪性腫瘍を肉腫という。これに対し、内臓に発生する悪性腫瘍が癌である)については種類が多く、かつ発生数が少ないため、病理診断が極めて困難である。当科は経験豊富な病理医の協力のもと、大阪大学整形外科腫瘍グループと連携し診療を行っている。 |
症例数 |
ベッド数27床で、年間手術件数は約250件である。骨軟部腫瘍に対する手術のみを施行しており、一般整形外科で施行される骨折や関節鏡の手術はほとんど施行していない。主要な手術の種類は生検術、腫瘍切除術、患肢再建術である。四肢の悪性腫瘍に対してかつて施行されていた切断術はまれとなり、現在は患肢温存手術が主要な手術術式となっている。具体的には、腫瘍用人工関節置換術、術中体外照射自家骨移植術、筋皮弁術、人工血管置換術等、一般の施設では困難な手術法を用いて患肢の切断を避け、可能な限り機能的な患肢温存を目指しており、患肢温存率では日本有数の治療成績である。また、転移性骨腫瘍に対する手術や放射線治療も積極的に施行している。骨軟部悪性腫瘍の5年平均生存率は約70%である。また、研究所とタイアップし、骨軟部腫瘍特異的な遺伝子診断も施行している。 |
医療設備 |
PET、MRI、CT、RI、リニアック、無菌手術室。 |
「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)
放射線治療科
分野 |
放射線科 |
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特色 |
当科はがんの放射線治療専門の科であり、ほとんどすべての悪性腫瘍を治療の対象としている。当センターでは、近年の放射線治療の急速な進歩を背景にさまざまな高精度照射を導入し、がんの3大治療(外科手術、化学療法、放射線治療)の1つとして院内では他科と協同して集学的治療の一端を担う一方、病々連携、病診連携を通じて院外のがん患者さんの治療も積極的に受け入れている。 |
症例数 |
年間1,000例以上の患者さんが治療を受けられている。主な疾患は乳がん200例、肺がん100例、頭頚部がん100例、膵がん80例、前立腺がん80例、食道がん80例などである。当科では治癒を目指した根治照射だけでなく、QOL(生活の質)維持を目的とした骨転移の緩和照射、脳転移への照射など緩和医療的な照射にも積極的に取り組んでいる ★通常の外部照射以外では、正常組織の被爆の少ない強度変調放射線治療(IMRT:前立腺がん、頭頚部がんなど)、体幹部定位照射(肺がん、肝臓がんなど)などの高精度照射も行っている。前立腺がんの強度変調放射線治療(IMRT)では、従来大きな問題であった副作用の直腸出血は著しく減少した。肺がんの定位照射は高齢者でも安全に行うことができ、治療は4日と短期間で終了する。治療成績としては、病期I期の非小細胞肺がんの定位照射では80%の患者さんが治癒し、下咽頭がんの患者さんはのどを切除することなしに70~80%の方が完治している ★当科では外部照射以外に放射線同位元素を用いた小線源治療も行っている。その主なものはヨード125の小さなカプセル数10個を前立腺内に刺入する前立腺がん組織内照射とイリジウム192を用いた子宮がんの腔内照射である。前立腺がん組織内照射では前立腺内部から直接照射するためがんには多くの線量が照射されるが、周囲の正常組織の被爆は軽減される。刺入時に全身麻酔を必要とするが、数日の入院ですむ。 |
医療設備 |
直線加速装置リニアック2台、イリジウム高線量率小線源治療装置、前立腺癌ヨード125組織内照射装置、X線シミュレーター、3次元治療計画装置7台。 |
「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)
臨床腫瘍科
分野 |
癌化学療法 |
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特色 |
抗癌剤の処方・調剤・与薬のプロセスにおけるエラーの防止、抗癌剤の副作用対策を行い、有効かつ安全に癌化学療法を実施することを目的としている。処方は必ず上級医師により確認され、さらに薬剤部でもチェックされて病棟に搬入される。癌専門薬剤師が病棟に配属されており、抗癌剤治療に対する患者教育も行われている。腫瘍専門医の育成も行っている。 |
症例数 |
2008年度の治療件数はおよそ年間250人。主な内訳は、大腸がん63例、乳がん61例、胃がん37例、食道がん33例、肺がん20例、原発不明がん15例、リンパ腫13例である。疾患関連診療科と議論しながら、標準化学療法や臨床治験を行っている。また原発不明癌に対しても積極的に治療を行っている ★消化器癌=食道癌では、シスプラチンと5FUを中心とした治療を行っている。胃癌ではTS-1あるいはシスプラチンを中心とした治療を行っている。大腸がんでは、FOLFOX、FOLFIRI、XELOX療法とアバスチン、アーピタックスなどの分子標的薬剤を使用している ★悪性リンパ腫=B細胞性び慢性大細胞リンパ腫に対しては、アドリアシン、エンドキサン、オンコビン、プレドニンとリツキサンによる抗癌剤治療を行い、奏効率は80%を超えている ★乳癌=入院治療では主に外来治療に向けての導入治療;ハーセプチン、パクリタキセルなどを行っている。外来では骨髄抑制の強い抗癌剤治療を乳腺外科と相談しながら施行し、安全に行えている。 |
医療設備 |
CT、MRI、PETにより病状を速やかに把握し、化学療法を行っている。 |
「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)
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薬剤師病状や診療の説明が丁寧な医師
回答者:50代 女性 勤務先:病院(200床以上)
2015年12月22日投稿
大病院で、ボランティアの方が多く親切です。 再来機(外来患者自動受付端末)がたくさんあり、受付や会計はスムーズでした。 2週間以上入院しましたが、コンビニ...続きをみる