国立病院機構 東京医療センター

専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

国立病院機構 東京医療センターは、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

消化器科

分野

消化器・一般内科

特色

専門医としての立場を重視しながらも内科医としての基本を忘れず、他科、他職種とも連携をとりあい、消化器内科疾患全般に対して専門的治療を行っている。救急疾患にも迅速に対応しており、消化管出血に対する緊急内視鏡なども数多く行っている。また消化器癌に対する化学療法もQOL(生活の質)配慮のうえで積極的に行っている。

症例数

消化器科の病床数は51床で、年間に延べ約1,300人の入院患者を診療している。外来患者は1日平均約80人

★10年の入院患者の疾患別内訳は、胃十二指腸潰瘍81例、消化管出血208例、胃癌61、食道癌26例、大腸癌46例、炎症性腸疾患27例、C型慢性肝炎15例、肝硬変138例、肝癌94例、膵臓癌40例、総胆管結石43例

★主な検査・治療件数は、上部消化管内視鏡検査3,022件、大腸内視鏡検査1,458件、膵胆道内視鏡(ERCP)163件、緊急内視鏡検査340件、消化管出血に対する内視鏡的止血術100件、食道静脈瘤の内視鏡治療45件、胃腫瘍の内視鏡的切除8件、大腸腫瘍の内視鏡的切除210件、肝癌に対する局所治療(PEIT、ラジオ波など)10件、C型肝炎のインターフェロン治療18件。

医療設備

CT、MRIなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

呼吸器外科・呼吸器科・アレルギー科

分野

呼吸器外科

特色

呼吸器疾患を専門とする外科系、内科系医師がひとつの診療単位(呼吸器科)として共同で外来、検査、カンファレンス、回診を行っており、手術適応の有無にかかわらずあらゆる症例で一貫して診断から治療まで行うことが可能である。このため手術適応のある患者では遅滞なく手術が可能であり、手術適応がない場合も内科的治療を速やかに施行している。

症例数

09年度の手術症例数は124例で、内訳は肺癌65例、転移性肺腫瘍12例、肺良性腫瘍1例、肺炎症性疾患4例、自然気胸24例、縦隔腫瘍11例、膿胸2例、その他5例であった

肺癌=高齢者も手術適応としており、90歳代2人を含む15%が80歳以上であった。また肺機能温存のため気管気管支形成術を積極的に取り入れている。5年生存率はIA期 86%(68%)、IB期 77%(52%)、IIA期 83%(83%)、IIB期 68%(35%)、IIIA期 45%(36%)、IIIB期 41%(16%)、IV期 53%(18%)-癌死以外打ち切り(全死亡)

自然気胸=初発症例では胸腔ドレナージを治療の第一選択としているが、希望があれば初発症例でも手術適応としている。当科で扱った自然気胸症例の42.2%に手術を施行した。術後再発率は12%である

★原則として自然気胸、転移性肺腫瘍はすべての症例で、肺癌は一部の症例で胸腔鏡下に手術を行っている。上に述べた手術以外に気管支鏡下レーザー焼灼術、気道ステント挿入術等も行っている。

医療設備

PET-CT、MDCT、MRI、DSA、SPECT、ガンマカメラ、ヤグレーザー、リニアック(集光照射可能)。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

泌尿器科

分野

泌尿器科

特色

前立腺癌に対する小線源療法の先駆者である当院は、国内随一の経験数を誇り、11年4月までに1,500例の治療を実施している。この治療の特徴は、他の治療に比較して体への侵襲が少なく、入院も4日間ですみ、副作用が少なく性機能も温存されやすい点にある。治療は予約から3カ月以内に行われる。前立腺癌診断のための生検検査は日帰りもしくは入院の選択が可能で、入院の場合には下半身麻酔をかけ、無痛で行っている。腹腔鏡(内視鏡)手術は開腹術より回復が早く入院期間も短い。当院では腎臓や副腎の摘出に腹腔鏡手術を用いている。

症例数

10年度1日平均外来患者数125人、平均入院患者数28人。手術件数は410例。前立腺全摘手術18例、膀胱全摘手術9例、腎臓摘出手術43例、膀胱癌内視鏡下切除術(TUR-BT)115例、前立腺肥大症内視鏡切除術(TUR-P)42例、結石破砕内視鏡下手術25例、体外衝撃波結石破砕術55例。前立腺癌に対する小線源療法233例。前立腺癌治療において小線源療法で治療を行った場合、疾患特異的5年生存率は100%、5年非再発率は90%。前立腺全摘手術で治療を行った場合は5年生存率は97%、5年非再発率は78%

★前立腺癌の治療は、全摘手術、外照射放射線治療、小線源治療、ホルモン療法、無治療経過観察を初期治療の選択肢とし、患者本人および家族とよく相談したうえで決定している。

医療設備

MRI、ヘリカルCT、PET-CT、核医学検査(アイソトープ)、体外衝撃波結石破砕装置、リニアック放射線治療、小線源治療室など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 ○

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

整形外科

分野

整形外科

特色

初診は1日15~30人ほどで、主として目黒区、世田谷区の地域の整形外科および他科の先生方から紹介の方が多く来院されている。原則として医師2人で担当しており、なるべくその日のうちに診断、治療方針を決定するようにしている。CT、MRI、核医学検査、筋電図、各種造影検査などの検査が必要な場合は予約とし、1週間前後で診断がつくように努めている。再診も担当医2人で、原則として時間予約制となっている。診断の結果で保存的治療となった患者さん、あるいは症状の安定した患者さんは紹介医をはじめ、地域の先生に診療をお願いするように、逆紹介を増やすよう努めている。当院ではオーダーもカルテも電子化されており、外来の端末には目黒区、世田谷区と一部大田区の整形外科診療所、整形外科標榜病院のリストが置いてあり、常に患者さんとともに参照し、その場で診療情報提供書を書く体制を整えている。火・木・金曜日の午後には義肢装具士が来院し、整形外科医師またはリハビリ科医師の指示で義肢装具を作製している。手術が必要と決まった患者さんは、通院で術前検査と麻酔科受診をして頂くことにしており、通常は半月から1カ月の待機で手術が可能である。手術日は月曜から金曜日まで毎日午前午後行っているが、約8割の手術は麻酔科管理であり、術後重症患者のためのICUも院内に設置されている。

症例数

当院は780床の総合病院であるが、整形外科に関しては、年間の外来初診患者数は約6,000人、入院患者数は約850人、手術件数は840件ほどで、入院の平均在院日数は約23日である。手術の内容は、骨折などの外傷が約3分の1を占め、関節疾患や脊椎疾患の患者さんも多く、人工関節手術は施設基準を上回る手術例数を行っている

関節外科=比較的若年の変形性股関節症・大腿骨頭壊死症の症例に対しては関節温存手術を行ったり、あるいは人工股関節手術においてはMIS(最小侵襲手術)のような新しい方法も導入している。また、膝関節の半月板や靱帯の手術の多くにおいては関節鏡を使用して、早期回復・早期退院を目指しており、股関節または膝関節の手術患者のほとんどは1カ月以内に退院している

★脊椎脊髄外科に関しても、年間100件余りと以前に比べてかなり手術件数が増加し、脊髄麻痺に対する緊急手術も行っている。人工関節手術では術前貯血や回収式などの自己血輸血を積極的に行い、同種血輸血をできるだけ避けるようにしている。また、自家骨だけでは移植骨が不足する症例のために、日本整形外科学会の基準に準拠した院内骨銀行を設置して、同種保存骨移植の体制を整えている

★腫瘍に関しては、癌の骨転移による病的骨折や圧迫性脊髄障害などの予防や治療に整形外科が果たす役割が大きく、また当院には整形外科腫瘍専門医が勤務しているので、化学療法・手術療法ともに十分に対処が可能である

★当院には救命救急センターが併設されており、重症の骨折・脱臼も多く、外傷の症例の手術を臨時で行うことも度々である。幸いにも手術室、麻酔科をはじめ関連各科の協力体制が整っていて、高齢者の手術もできるだけ早期に行うことが可能であり、さらに術後の早期リハビリにより受傷前の機能への早期回復に努めている。リハビリに関しては、当院では慢性期リハビリは行わず、術後リハビリのみを対象としている。

医療設備

CT、MRI、RI、超音波など各種の画像診断装置、骨塩定量測定器、バイオクリーンルーム、手術用CT撮影装置。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 ×

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

形成外科

分野

形成外科

特色

顔面骨骨折を含む外傷全般、悪性腫瘍(乳癌、頭頸部癌、皮膚癌など)切除後の再建、眼瞼下垂、難治性潰瘍、熱傷、表在性の先天異常、顔面神経麻痺、腹壁ヘルニアなど多岐にわたる。レーザーと軟膏による美容皮膚科領域の治療も行っている。再生医療を応用した創傷治癒研究にも取り組んでいる。

症例数

年間の手術件数は入院手術152例、外来手術411例

★顔面等の外傷(70例)は機能障害・軟部組織損傷に配慮し、上下顎骨骨折の場合は口腔外科との協力で良好な咬合の再現を目指している。小児の眼窩骨折は、早期手術により好成績をあげている。鼻骨骨折は疼痛の少ない治療を目指している

★悪性腫瘍と再建(33例)。乳房再建は、人工物と自己組織による両方の選択肢から再建方法を提案している。マイクロサージャリーや皮弁手術、組織移植術により耳鼻咽喉科、口腔外科、皮膚科、外科との共同手術を行っている

★眼瞼下垂症(約80例)は整容面に配慮し、修正なども行っている。先天性の場合は挙筋短縮術、吊り上げ術を行っている

★良性腫瘍(約180例)は外来手術が8割を占める。術後早期に洗顔、シャワーなどを許可し、負担を軽減させるよう配慮している

★レーザー治療は皮膚科専門医による診断を得てから治療を行っている

★瘢痕拘縮・ケロイド(42例)は保存療法と手術療法の適応を見極め、侵襲が少なく、かつ効果的な治療方法を提案している

★眼瞼周囲の美容外科手術は自費診療で行っている。

医療設備

Qスイッチルビーレーザー、炭酸ガスレーザー、手術用顕微鏡、MRI、CT、3DCTなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

産婦人科

分野

産婦人科

特色

悪性腫瘍、周産期管理に重点を置いた産婦人科一般診療を行っている。病診連携を中心に、地域医療に根ざした診療を心がけている。また、多数の初期研修医を受け入れるとともに看護大学、助産師学校を併設しており、次代を担う人材の育成教育にも力を入れている。

症例数

★本院産婦人科は開設以来、婦人科悪性腫瘍に力を注いでおり、現在でもその治療(手術・化学療法・放射線療法)に重点を置いている。手術件数も年々増加し、10年の年間手術件数は675件で、うち悪性腫瘍の手術は130件であった。その内訳は、子宮頸癌手術(開腹):8 件、円錐切除術:78 件、子宮体癌手術:13 件、卵巣癌手術:29 件などである。子宮頸癌では、症例に応じてレーザー円錐切除、広汎性子宮頸部摘出術、化学療法併用放射線療法を行っている。広汎手術では可能な限り自律神経を温存し、術後の排尿障害減少に努めている。腹腔鏡下手術も増加しており、10年は合計で179 件(腹腔鏡下子宮全摘術:34件、腹腔鏡下筋腫核出術:32 件、腹腔鏡下卵巣嚢腫摘出術:65 件、腹腔鏡下付属器切除:41 件、その他:7件)。悪性腫瘍においても、子宮頸癌Ia期、子宮体癌I期では腹腔鏡下手術も施行している

★分娩に関しては、09年より当院は東京都周産期2次救病院および母体救命搬送対応医療施設に認定されている。10年は年間分娩数659 件で周産期搬送や高齢妊婦が増加したため、帝王切開率も増加し27%(帝王切開数190件)であった。希望があれば分娩時の臍帯血採取(有料)も行っている。

医療設備

PET-CT、MRI。分娩室:LDR室(1室:有料)、お産室(LDR方式3室:無料)、陣痛、出産、回復の時期を家族とともに過ごせる。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 ○

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

耳鼻咽喉科

分野

耳鼻咽喉科・頭頸部外科 

特色

耳鼻咽喉科医師と、併設された臨床研究センターの医師で耳鼻科全般の専門的治療を行っている。特に①頭頸部癌に対する臓器機能温存治療②小児人工内耳③遺伝性難聴に重点を置いている。なかでも頭頸部進行癌に対する治療は、日本臨床腫瘍グループの主任研究施設として化学放射線療法を積極的に行っている。

症例数

年間の手術件数は340件で、鼻内視鏡手術70件、鼓室形成術34件、唾液腺(耳下腺など)手術23件、腫瘍手術73件、喉頭マイクロ手術85件などが主な手術である。平均入院日数は悪性腫瘍の治療も含めて約16日、クリニカルパスで行っている耳科手術、鼻内視鏡手術では1週間入院、喉頭マイクロ手術は3日入院となっている。高度の突発性難聴、顔面神経麻痺に対しては、1週間入院で集中治療を行っている

★幼小児難聴・言語障害クリニック

★原因不明の難聴に対する遺伝相談

★補聴器外来では、週に2回(火・木)言語聴覚士による適合が行われている

★頭頸部癌治療は年間60人の新患がある。臓器機能温存を目指して放射線治療と抗癌剤を併用した化学放射線療法を行う症例が多い。全体の5年生存率は70~80%であるが、無再発患者の約60%は喉頭や咽頭が温存されている。

医療設備

MRI、CT、超音波、放射線治療装置、放射線小線源治療装置、炭酸ガスレーザー、KPTレーザー、鼻内視鏡、マイクロデブリッダー、聴力検査、聴覚音場検査室、OAE、インピーダンス、ASSR、ENG、重心動揺計、電子内視鏡など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ×
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 ○

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

血液内科

分野

血液内科

特色

貧血性疾患(鉄欠乏性貧血、巨赤芽球性貧血、再生不良性貧血、溶血性貧血、骨髄異形成症候群)、造血器悪性腫瘍(急性・慢性白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫)、慢性骨髄増殖性疾患(真性多血症、本態性血小板血症、骨髄線維症)、血小板減少性紫斑病、凝固因子異常症など基本的にすべての成人の血液疾患を対象とし、各疾患のプライマリ・ケアから先端医療としての造血幹細胞移植にいたるまで提供している。日本内科学会、日本血液学会、日本臨床腫瘍学会認定施設、非血縁者間骨髄採取施設(骨髄移植推進財団)。

症例数

★血液内科入院患者数は8年間で延べ2,462人で、基礎疾患の内訳では、急性白血病(22%)、悪性リンパ腫(38%)、多発性骨髄腫(11%)が多い。血液内科初診患者総数は、最近8年間で約3,630人で、このうち造血器腫瘍患者総数は1,400例を超えている。急性白血病は骨髄性、リンパ性あわせて180例以上、骨髄異形成症候群200例以上、悪性リンパ腫は、慢性リンパ性白血病、原発性マクログロブリン血症を含めて総計600例近く、多発性骨髄腫120例以上となっている。骨髄検査の実施件数も毎年約500例である

★治療手段は、すべての疾患において標準的なものを採用し、自己免疫性疾患の免疫抑制療法、造血器腫瘍の化学療法、放射線療法、免疫療法を行っている

治療成績=急性白血病の完全寛解率は骨髄性70%、リンパ性75%であり、悪性リンパ腫に関しても、中高悪性度リンパ腫の完全寛解率70%と他施設に劣らない成績を収めている

★近年開発され、臨床に供された多数のいわゆる分子標的薬剤もすべて採用され、新たな薬剤の治験も盛んに行われている。造血幹細胞移植総数は、10年度末で総計144例を数え、自家移植51例、同種移植93例となっている。非血縁者間移植、臍帯血移植、骨髄非破壊的同種移植(ミニ移植)も行われている。

医療設備

無菌室は11床、血液内科病室40床で、院内にはCT、MRIに加えてPETも導入されている。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

膠原病内科

分野

リウマチ・膠原病内科

特色

膠原病で障害されることの多い臓器専門科である腎臓内科、呼吸器科とは外来と病棟を共にして、迅速かつ最新の診断と治療を行っている。特にステロイド治療では、最善の投与法と合併症を極力起こさない方策を研究している。日本リウマチ学会認定施設として膠原病診療と共に後進の指導を行っている。

症例数

月間患者数は約500人。関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、多発性筋炎/皮膚筋炎、血管炎症候群、強皮症、ベーチェット病、リウマチ性多発筋痛症、強直性脊椎炎、多発軟骨炎、SAPHO症候群、IgG4関連疾患等膠原病ならびにその類縁疾患を診断治療している

★関節リウマチでは、最新の生物学的製剤や抗リウマチ薬を積極的に使用して関節破壊を防止し、長期QOLの向上を図っている。また合併症の予防と早期治療を行うことに取り組んでいる

★全身性エリテマトーデスや他の膠原病では、罹患臓器の組織診断を積極的に行い、適切な治療法を選択している。ステロイド療法の他、免疫抑制剤の使用や血漿交換療法を適宜行っている

★強皮症等の末梢循環障害とそれに伴う潰瘍の治療は、短期入院での血管拡張療法により治療効果をあげている

★肺高血圧症、腎クリーゼ、中枢神経系ループス等重篤な合併症では循環器内科、腎内科、神経内科、救命センターと協力して最新の治療を行っている

★手術は緊急も含めて整形外科、外科、眼科、耳鼻咽喉科等総合病院として院内での連携を図り施行している

★リハビリテーションはリハビリ科と連携して行っている。

医療設備

CT、PET-CT、MRI、RI、各種造影検査、骨密度測定装置、サーモグラフィー、超音波診断装置、各種内視鏡、透析/血漿交換装置、リハビリテーション、救命センター等。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

乳腺科

分野

乳腺・内分泌外科

特色

乳腺・甲状腺疾患を中心に高度な専門医療を提供している。患者さんを診療の中心に据えて、最小限の負担で最大限の治療効果が出せるように努めている。院内の各専門スタッフが診療チームを作って、診断・治療・社会的なサポートまで一貫して提供できるシステムを立ちあげている。 また、世田谷区・目黒区を中心とした近隣の医療機関と提携するための乳がん地域連携パスを運用しており、入院治療のみならず、通院治療においても患者さんの負担を軽減するように配慮している。乳癌は治療経過が長くなる疾患であり、居宅の近くで最先端の優れた治療が受けられることは患者さんにとって大きなメリットがある。当院が核の施設となり、地域の乳癌診療レベルを高めるように努めている。

症例数

年間手術件数は約250例で、初発乳癌症例が約200例。10年度の乳癌患者では、平均年齢59歳、 Stage別の内訳は0期20%、I期37%、II期31%、III期10%、IV期2%で、早期癌の患者が多い。全体の乳房温存率は76%であり、最近は術前化学療法後に温存術を行う症例が増えている。 リンパ節転移陽性患者は22%で、71%の患者ではセンチネルリンパ節生検のみでリンパ節郭清を省略できている。ER陽性率は81%、PgR陽性率は63%、HER2陽性率は18%であった。5年生存率は0期100%、I期98%、II期90%、III期63%である。

医療設備

マンモグラフィ、マンモトーム(ステレオ下、エコー下)、ガンマプローブ、PET-CT、MRI2台、CT2台、超音波、リニアック2台、外来通院治療センターなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 ○

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

放射線科

分野

放射線科

特色

日本放射線腫瘍学会の認定病院。様々な種類の癌の患者さんに対して総合的に臨床腫瘍学に基づく診療を行う。特記すべきは他科(泌尿器科、乳腺外科、耳鼻咽喉科、口腔外科、食道外科、消化器科、婦人科、血液内科、呼吸器科、整形外科、脳外科、精神科、緩和ケア)との連携である

★当科では病棟を有し、放射線治療、化学療法、アイソトープ療法、緩和ケア、IVR(インターベンショナル・ラジオロジー:血管造影の手技を用いた治療)を広く提供する。患者さんと家族に苦痛の少ない癌医療を常に心がけている。外照射は全例に丁寧な3次元照射を行い、前立腺癌は全例にIMRTを用いている。小線源治療は国内で最も件数が多く、前立腺、頭頸部、食道、子宮については世界有数の施設であり、全国から相談を受けている

★特に前立腺癌のヨウ素125シード治療は日本におけるパイオニアである。泌尿器科の斉藤史郎部長と提携し、世界に誇る経験と治療成績を有し、我が国における教育講習会を多数開催している。局所進行前立腺癌には小線源とIMRTの併用療法を行い、米国の有名施設と同等の成績をあげている

★頭頸部癌の化学放射線療法では耳鼻咽喉科の藤井正人部長が我が国の指導者として多数の臨床研究を進めている

★口腔外科の大鶴洋医長は口腔癌の動注併用放射線療法や小線源治療のみならず、口腔ケアの指導的立場で広く医療スタッフを支えている

★乳腺外科専門医である松井哲医長のもとには年間250人を超える新患が集まり、長年にわたり全人的医療を実行している。婦人科癌では進行・再発癌を含め、積極的に小線源療法や化学放射線療法を婦人科の新井宏治医長と協力して行う

★消化器癌、呼吸器癌、血液腫瘍なども各科と提携しながら癌診療に取り組んでいる。全身照射は他院からも積極的に受け入れている。また、骨転移に対しては外照射のみならず、戸矢医師により経皮的骨セメント注入療法やストロンチウム89治療も総合的に行っている

★ほとんどの進行再発癌患者に対して緩和ケアを含めた全人的ケアを勧めている。緩和ケアチームには多数の放射線科医が積極的に関与し、勉強会や緩和ケア研修会を開催している。放射線科病床を有する病棟は泌尿器科医、口腔外科医の常駐のほか、癌放射線療法認定看護師が活動している。乳癌、頭頸部癌をはじめとし、腫瘍カンファレンスを定期的に行っている。

症例数

放射線治療患者数は年間800人。特に泌尿器、乳腺、頭頸部が多く、呼吸器、消化器、婦人科、血液も多い。IMRTは年間100例。小線源治療は年間250例、全身照射は年間10例。これまでに経験した小線源治療は前立腺癌1,600例、口腔癌400例、子宮癌350例、食道癌300例になる。再発癌の治療は年間150人

★前立腺癌1,000人の5年生存率・生化学的非再発率ともに95%、食道癌500人の5年生存率は20%、舌癌300人の5年生存率は65%、子宮癌300人の5年生存率は70%、下咽頭癌の5年生存率50%である。

医療設備

リニアック2台、治療計画専用CT、X線シミュレーター1台、外照射治療計画装置2台、高線量率小線源装置1台、低線量率イリジウム、金、ヨウ素線源、治療用超音波装置などを備えている。診断部門ではMR2台、CT2台、PET-CT装置、血管造影、消化管透視造影装置、一般撮影装置、MMG、骨密度測定装置、歯科X線撮影装置。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

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