オラセフ錠250mg

処方薬

オラセフ錠250mgの基本情報

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作用と効果

セフェム系の抗生物質で、細菌細胞壁の合成を阻害することにより抗菌作用を示します。
通常、皮膚感染症、呼吸器感染症、尿路感染症、眼科感染症、耳鼻咽喉科感染症、歯科口腔外科感染症など広い範囲の感染症の治療に使用されます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。本人または両親・兄弟がアレルギー症状(気管支喘息、発疹、蕁麻疹など)を起こしやすい体質である。腎障害がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は1回1錠〔主成分として250mg(力価)〕を1日3回食後に服用します。重症または効果が不十分な場合には1回2錠〔500mg(力価)〕を1日3回食後に服用します。なお、年齢・症状により適宜増減されますので、必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついたときにすぐに1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は飲まないで、その後は指示された時間から飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、下痢、吐き気、胃痛、胃部不快感、かゆみ、発熱、むくみ、関節痛、蕁麻疹、発疹、リンパ腺腫脹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・不快感、口内異常感、喘鳴 [ショック、アナフィラキシー]

・尿が出なくなる、体がむくむ [急性腎障害などの重篤な腎障害]

・発熱、紅斑・水疱・びらん、眼球結膜の充血 [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]

・腹痛、頻回な下痢、発熱 [偽膜性大腸炎などの血便を伴う重篤な大腸炎]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。

PTPシートの状態で保管し、服用直前にシートから取り出してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

医薬品情報

製薬会社

第一三共株式会社

薬価

1錠あたり62円

剤形

白色の錠剤、長径15.1mm、短径6.6mm、厚さ5.3mm

シート記載

Oracef 250mg、抗菌薬、オラセフ 250mg、GX ES7、吸湿しやすいので服用の前に取出して下さい

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 抗生物質製剤 > 主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

セフロキシム アキセチル

この成分で処方薬を探す

YJコード

6132010F1034

レセプト電算コード

620004958

更新日付:2022年12月26日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

オラセフに関する医師Q&A

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ご利用に当たっての注意事項

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・オラセフ錠250mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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