カルベニン点滴用0.25g

処方薬注射剤

カルベニン点滴用0.25gの基本情報

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作用と効果

カルバペネム系の抗生物質で、細菌細胞壁の合成を阻害することにより殺菌作用を示します。
通常、皮膚感染症、呼吸器感染症、泌尿器感染症、婦人科感染症、眼科感染症、耳鼻科感染症など広い範囲の感染症の治療に使用されます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。本人または両親、兄弟が気管支喘息や発疹、じんましんなどのアレルギー症状をおこしやすい体質である。腎臓、肝臓に病気がある。口から栄養が摂りにくいまたは摂れない。全身状態が悪い。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は1日2回、小児は1日3~4回に分けて、30分以上かけて点滴で静脈内に注射します。

効果を見ながら使用期間を決めていきます。

副作用

主な副作用として、発疹、発熱、かゆみ、じんましん、貧血、肝機能障害、黄疸、浮腫、頭痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・気分が悪い、口の中が変な感じがする、息をする時ヒューヒューという音がする、めまいがする、便が出そうな感じがする、耳鳴りがする、汗をかく [ショック、アナフィラキシー]

・熱が出る、全身の皮膚が赤くはれて発疹や水泡ができる [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]

・尿の量が減る、体がむくむ [急性腎障害]

・けいれんがおこる、意識がうすれる、考えがまとまらない、判断力が低下する [痙攣、意識障害]

・腹痛、下痢がひんぱんにおこる [偽膜性大腸炎]

・全身がだるい、食欲がない、吐き気がする、吐く、皮膚や目が黄色くなる [肝障害]

・熱が出る、のどが痛い、出血しやすい [無顆粒球症、汎血球減少症、溶血性貧血]

・熱が出る、咳が出る、呼吸をしにくい [間質性肺炎、PIE症候群]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

第一三共株式会社

薬価

1瓶あたり756円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 抗生物質製剤 > 主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

パニペネム

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ベタミプロン

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YJコード

6139503D1027

レセプト電算コード

646130368

更新日付:2018年07月03日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・カルベニン点滴用0.25gを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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