注射用ペニシリンGカリウム100万単位

処方薬注射剤

注射用ペニシリンGカリウム100万単位の基本情報

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作用と効果

ペニシリン系の抗生物質で、細菌細胞壁の合成を阻害し、抗菌作用を示します。
通常、血液感染症、皮膚感染症、呼吸器感染症、耳鼻科領域感染症など広い範囲の感染症の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。本人または両親・兄弟が気管支喘息・発疹・蕁麻疹などのアレルギー症状を起こしやすい体質、腎障害、心疾患がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

化膿性髄膜炎・感染性心内膜炎・梅毒を除く感染症:通常、1日2~4回、筋肉内に注射します。
化膿性髄膜炎・感染性心内膜炎・梅毒:通常、1日6回、点滴で静脈内に注射します。

症状を見ながら使用期間を決めていきます。

注射開始から注射終了後まで、安静にしてください。

副作用

主な副作用として、発熱、発疹、蕁麻疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・不快感、口内異常感、喘鳴 [ショック]

・のどの痛み、筋肉痛、貧血 [溶血性貧血、無顆粒球症]

・尿量減少、むくみ、頭痛 [急性腎不全などの重篤な腎障害]

・筋肉が発作的に収縮する状態 [痙攣]

・腹痛、頻回の下痢 [偽膜性大腸炎などの血便を伴う重篤な大腸炎]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

注射をしている間に気分が悪くなったりした場合はすぐに申し出てください。

医薬品情報

製薬会社

Meiji Seika ファルマ株式会社

薬価

1瓶あたり323円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 抗生物質製剤 > 主としてグラム陽性菌に作用するもの 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ベンジルペニシリンカリウム

この成分で処方薬を探す

YJコード

6111400D3051

レセプト電算コード

620000427

更新日付:2015年03月18日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・注射用ペニシリンGカリウム100万単位を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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