アクロマイシンVカプセル250mg

処方薬

アクロマイシンVカプセル250mgの基本情報

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作用と効果

テトラサイクリン系の抗生物質で、細菌の蛋白合成を阻止することにより、抗菌作用を示します。
通常、皮膚感染症、呼吸器感染症、耳鼻科感染症など広い範囲の感染症の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害、腎障害、食道通過障害がある。経口摂取の不良または非経口栄養、全身状態が悪い。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は1回1カプセル〔主成分として250mg(力価)〕、小児は1回主成分として7.5mg(力価)/kgを1日4回服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。本剤は1カプセル中に主成分250mg(力価)を含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。

胎児および小児(特に8歳未満)には、一過性の骨発育不全、歯牙の着色・エナメル質形成不全を起こすことがあるので、他の薬が使用できないか、無効の場合にのみ使用されます。

耐性菌の発現などを防ぐため、治療上必要な最小限の期間使用されます。

食道に停留し、崩壊すると食道潰瘍を起こすことがあるので、多めの水で服用し、特に就寝直前の服用などには注意してください。

飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の服用時間が近い場合は忘れた分は飲まないで、次回の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、発熱、発疹、蕁麻疹、頭蓋内圧上昇に伴う症状(嘔吐、頭痛、複視など)、光線過敏症、食欲不振、ビタミンK欠乏症状(出血傾向など)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

該当する記載事項はありません。

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

サンファーマ株式会社

薬価

1カプセルあたり10.7円

剤形

白色~淡黄白色のカプセル剤、全長19.3mm

シート記載

(表)AchromycinV250、アクロマイシンVカプセル250mg、KY11、250mg(裏)アクロマイシンVカプセル250mg、250mg

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 抗生物質製剤 > 主としてグラム陽性・陰性菌,リケッチア,クラミジアに作用するもの 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

テトラサイクリン塩酸塩

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YJコード

6152002M2020

レセプト電算コード

616150002

更新日付:2020年03月04日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

アクロマイシンに関する医師Q&A

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  • ・アクロマイシンVカプセル250mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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