「巣ごもり」加速?だが、日常は変えない「意志」も ~インフルエンザ緊急アンケート第4回~
[インフルエンザ調査] 2009/10/02[金]
5回シリーズの「新型インフルエンザ緊急調査」、今回も前回に続いて、これからの行動について調べてみた。テーマは「この冬、何を諦めますか」。春の流行ではイベントの中止が相次いだが、さらなる流行が懸念されるこの秋冬に、会員はどのような意識で行動計画を立てているのか、探ってみた。
必要でない外出は、やはり控えたいという意識
「減る」と答えたのが3割、「変わらない」との答えが7割弱となっている。今回は個別に、Q2として「減る」「増える」と回答した方に、追加でより具体的な回答も求めた。「減る」の回答者の意識で浮かび上がったのは、やはり「不要不急の外出」。旅行や行楽、映画館やコンサートなどのイベントへの参加には腰が引けているようである。逆に言えば、日頃の買い物などの日常的なものまで控えようとは考えていないとも言える。面白いのが、少数派であった「増える」の回答の中に、そういった意識を指摘するコメントがあったことだ。「気温が下がってくると、一カ所ですべてを済ませられる大型ショッピングセンターへの外出が増え、感染が増えるのでは?」と分析。なるほどと思わせる視点だ。
最後に、「減る」と回答した中に、参考としたい指摘もあったので取り上げたい。「最近はマスクをしない方が多くなった。他人に迷惑をかけない、という気遣いも日本人の良いところだと思ったんですけどね」。咳エチケットなど、自分のためだけではなく周りの方のことを考えた行動を心がけたいものだ。
Q1:この秋から冬にかけて、あなたの「外出」頻度は、新型インフルエンザの影響で減ると思いますか?

長期間・遠距離の移動ほど避けたい傾向が顕著
この設問ではさらに具体的に、諦めることの優先順位を聞いてみた。自由回答でお答えいただいたが、まとめるとグラフのような結果に。「なし」がもっとも多く、続いて「旅行・行楽」「外食や買い物など」となっている。より具体的なコメントを見ると、「旅行・行楽」の中では、とりわけ海外旅行を避けたいという声が多かった。また、それよりは時間が短い「外食や買い物など」。中でも、比較的長時間の滞在になる映画館やコンサートを避ける、という声が顕著だった。つまり、数日間にわたる旅行でも、1日や数時間の外出でも、人ごみの中に長くいるのは避けたい、出るとしても短く済ませたいという意識がかいまみえる。「なし」の回答に関しても、そもそもそういった長時間のものは予定していない、というコメントが多く、総じて、外には長くいたくないという意識が強いと言えそうだ。「年末年始の帰省はしないかも」「初詣も避けた方が‥」「バーゲンには行かない」「病院に行くのも考えたい」という声もあり、やはり大きなイベントには影響が出そうだ。「ネットショッピングが多くなる」と予告する人もいて、巣ごもり傾向は引き続き強まりそう。
一方で、どの回答でも「買い物には普通に行く」という声があった。日常生活は守りたい、できるだけ普通に暮らしたいという意志も強く感じられた。となると、拡大を防ぐためにはそのちょっとした外出の場面でいかに気をつけるか‥ということになるだろう。「マスク・うがい・手洗いの徹底」「妊婦さんに会いにいかない」「お年寄りとの外出はしない」「子供連れでのイベント参加は避ける」等、予防意識の高い、参考になるコメントも多数寄せられたことも申し上げておきたい。
Q3:あなたが「新型インフルエンザが心配で、今年諦めること」のうち最大のものは、何ですか?

厚労省が流行のピークを予想した10月に突入しました。新型インフルエンザに加え、季節性のインフルエンザも流行が始まります。今回のアンケートでは、「皆さんの周りでのインフルエンザ流行を実感する点はどんな所?」と題して募集します。
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