新型コロナの「いま」わかっていること、あなたはいくつわかる?
[感染症] 2020/11/06[金]
【この記事のポイント】
- 新型コロナについて、最新情報を厚労省がまとめた
- 日本で「新型コロナと診断された」年代として一番多いのは?
- 新型コロナと診断された人のうち、他の人に感染させている割合は?
感染者数が多い年代、重症化リスクが高い人は?
コロナ禍での新しい日常が始まって約半年が経過。医療だけでなくさまざまな分野が協働し、新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナ)に関連した研究や調査、開発が進められ、感染症対策に生かされています。感染状況は日々報道される一方、結局のところ「新型コロナってどんな病気なの?」と思っている人も多いのではないでしょうか?
厚生労働省は10月28日、専門家による会議を開き、新型コロナの特徴や治療などに関する最新情報について、「10の知識」として案を取りまとめました。その中から一部をクイズ形式で紹介します。クイズは全4問、答えは1つではないものもあります。ぜひチャレンジしてみてください。
Q.日本で「新型コロナと診断された」年代として一番多いのは?
A:40代 B:30代 C:20代
日本では2020年10月27日時点で、人口の0.08%に当たるおよそ9万6,000人が感染していると診断されています。20代が最も多く、20代人口の0.2%に相当しています。--答えは、「C:20代」
Q.新型コロナと診断された人のうち、重症化しやすいのは?
A:基礎疾患がある人 B:高齢者 C:子ども
新型コロナウイルスに感染していると診断された人のうち、重症化したり、死亡する割合は高齢者で高く、若い人では低い傾向に。重症化と関連が指摘されている基礎疾患は、慢性閉塞性肺疾患、慢性腎臓病、糖尿病、高血圧、心血管疾患、肥満の6つです。--答えは、「A:基礎疾患がある人」「B:高齢者」

2020年6月以降に診断された人のデータでは、
●重症化する人:〈50代以下〉0.3%、〈60代以上〉8.5%
●死亡する人:〈50代以下〉0.06%、〈60代以上〉5.7%
なお、重症化、死亡する割合は4月以前に比べ低くなっています。
●重症化した人:〈2020年1~4月〉9.8%、〈2020年6~8月〉1.62%
●死亡した人:〈2020年1~4月〉5.62%、〈2020年6~8月〉0.96%
Q.新型コロナと診断された人のうち、他の人に感染させている割合は?
A:10割 B:5割以下 C:2割以下

1人の感染者が何人もの人を感染させなければ、流行を抑えることができると考えられています。人と接するときはマスクを着用し、体調が悪い場合は不要不急の外出を控えることなどが大切です。--答えは、「C:2割以下」
Q.新型コロナを他の人に感染させてしまう可能性がある期間は?
A:発症の3日前から発症後1か月間
B:発症日から発症後3か月間
C:発症2日前から発症後10日間程度
新型コロナウイルスに感染した人は、発症の2日前から、発症後7~10日程度まで、他の人に感染させてしまう可能性があるとされています。これは、発症の直前と直後はウイルスの排出量が多くなると考えられているためです。感染者は、症状がなくても極力外出を控えることが求められます。--答えは、「C:発症2日前から10日間程度」
「10の知識」では、これらの他に、治療と治療薬、ワクチン実用化、海外と比較した感染者数の推移、検査方法などについてまとめられています。
わかってきたことが増えた一方、今感染予防でできることは「手洗い・マスク着用・ディスタンス」を守ることです。協力しあってコロナ禍を乗り越えていきましょう。(QLife編集部)
※「重症化する人の割合」は、新型コロナウイルス感染症と診断された症例(無症状を含む)のうち、集中治療室での治療や人工呼吸器等による治療を行った症例または死亡した症例の割合
- この記事を読んだ人は他にこんな記事も読んでいます。
掲載されている記事や写真などの無断転載を禁じます。