[感染症] 2020/11/20[金]

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【この記事のポイント】

  • 20~60代までの首都圏の1,000人対象に感染症予防対策に関して調査
  • 2020年3月よりも感染予防対策を実施している人が増えた
  • 「感染予防で大切」と多くが意識している行動は、「公共交通機関でのマスク着用」

「人混みに近づかない」は約半数が実施

 コロナ禍の今、当たり前となった、「マスク着用、手洗い、消毒」。感染症予防として、多くの人が実践しているはずです。全国で新型コロナウイルス感染者数が増加している中、改めて、コロナ対策を見直している人もいるかもしれません。

 11月18日、一般市民における感染症対策の実態や考え方を調査した結果が発表されました。調査は、日本感染症学会と日本環境感染学会が行ったもので、首都圏に住む20~60代の1,000人が対象。2020年3月にも同様の調査(2,000人対象)を行っており、今回の結果との比較も公表されました。さて、ここでクイズです。

(調査結果で)感染予防策として最も実施率が高かったのはどれでしょうか?
A:マスクの使用 B:手の消毒 C:人混みに近づかない D:手洗い E:うがい

 感染予防として行っていることとして、高い実践率を示したのは
1.「手洗い」87.7%(3月調査:83.8%)
2.「マスクの使用」87.4%(3月調査:59.3%)
3.「手の消毒」65.9%(3月調査:31.9%)
4.「うがい」56.0%(3月調査:58.8%)
5.「人混みに近づかない」55.3%(3月調査:31.6%)

 3月調査と比較して、「マスクの使用」「手の消毒」「人混みに近づかない」の実施率が上昇。感染予防の意識の高まりが数字に表れる結果となりました。今回の調査で「人混みに近づかない」については、20代で23%、40代で33%、60代で40%と違いが見られました。――答えは、「D.手洗い」です。

「マスクをしていても“3密”の場所にはいかない」は大切かどうか、20代男女で差

 また、今回の調査では「行動の重要度」についても質問(「大切である」他4つの選択肢から回答)。回答者の8割以上が大切だと認識している行動は、「公共交通機関に乗る際にマスクをする」(とても大切である58.2%、大切である23.9%)、「帰宅後にはすぐに手洗いをする」(とても大切である57.1%、大切である24.0%)とわかりました。

 しかし、「公共交通機関に乗る際にマスクをする」では、とても大切である、大切であると回答した合計がそれぞれ、20代男性67.0%、40代・50代女性91.0%と、女性で高く若年層の男性で低い傾向がみられました。

 「マスクをしていても“3密”の場所にはいかない」(とても大切である37.4%、大切である31.6%)では、とても大切である、大切であると回答した合計がそれぞれ、20代男性57.0%、20代女性で77.0%となるなど、同じ若年層でも男女差があることがわかりました。

 さらに調査では、「自身が体調不良で発熱した場合、病院に行く前の段階でどのように考えるか」について質問。「人にうつる病気であることを意識する」との回答が、3月調査では45.7%だったのに対し、今回調査では69.4%と数字を伸ばしました。

 この他、新型コロナウイルス感染症以外のさまざまな感染症への意識、ワクチン接種への意識、東京五輪への期待感などについて調査した結果がまとめられています。

 連日のように感染拡大の報道があります。「自分ごと」として、基本的な感染予防対策に取り組んでいきましょうね。(QLife編集部)

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