[マンガで読む病院イイ話] 2012/09/14[金]

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医療崩壊が問題になる中、それでも昼夜懸命に命と向き合う医師や看護師がいる。QLifeに届いた多くの感謝の手紙(口コミ)の中から、いくつか紹介しましょう。

癌 末期の時間の過ごし方
癌 末期の時間の過ごし方
※このマンガはQLifeに投稿頂いた口コミにヒントを得て描かれたものです。人物描写等は実際と異なることがあります。

■ お寄せ頂いた口コミ

叔父が約半月、ホスピス病棟にてお世話になりました。
こちらの病院に来るまでは、痛いお腹を抱え、背中が痛いのでお腹を抱えて眠ることしかできませんでしたが、こちらの病院に来て、数時間であおむけに眠ることが出来るようになりました。
こんなことがあるのかと信じられないほどでした。
夜、ゆっくりと眠れるようになった事・痛みを感じさせないようにして穏やかに過ごせるようになった事・何よりも本人がその快適さに大喜びをしていたことが本当に良かったと思います。

叔父が看護師さんに「叔母のお誕生日会を具合が悪くなってやってあげられなかった」という話をしたところ、皆さんでお花を用意し、叔父に新しいカードを下さって、簡単なお誕生日祝いをさせてもらました。
叔父は元より、叔母も涙涙で大喜びでした。
亡くなった今となっては叔父が叔母に書いた最後のラブレターとして、とてもいい思い出になったと思います。

こちらの病院に入ると、看護師さん達との人間的なコミュニケーションが多く、また、ボランティアの方が最低でも週に1度はミニコンサートやお茶会等を開いてくださり、社会との隔絶感をあまり感じさせませんでした。
部屋には、ボランティアさんが小さな野花を持ってきてくださいます。
お見舞いに行く方も、病院に行くというよりは、叔父の顔をみながら、こちらも寛ぎに行くような雰囲気があり、お見舞いに行くことが億劫になりませんでした。
叔父・叔母とは「「王様の生活」みたいだね」と言っていました。
神父さんも、ホスピス病棟の管内をまわってくださっており、患者本人だけでなく、それを見守る家族の心のバックアップをしてくださるので、本当に穏やかに幸せな時が流れて行きました。
最後は本当に痛がる事もなく、まるで老衰のように、静かに天国に昇って行きました。

治すための治療をする事をあきらめるのは、大変勇気がいる事ではありますが、「治療をして辛い思いをするよりも、穏やかな時を過ごす」こんな人生の選択肢もありだと思いました。
最後の時をどう過ごすのか、本当に悩まれている方もいるかもしれませんが、末期であるという自覚がある方は、選択肢に入れてみるのも良いかと思います。

このような場合は、たいていお金がネックになるかと思いますが、参考に私共の場合を記載をしておきます。
お金については、一括でお支払いをする以外にも、相談にいろいろのってくださるようです。
★医療費:高額医療申請の上限
★部屋代:12,600円/日
※こちらは無料のお部屋もあるそうです。
無料のお部屋は順番待ちで、とりあえず有料部屋に入って、無料のお部屋の順番を待つといった形です。
私が詳しく伺った時には、確実ではもちろんないですが、有料のお部屋に入っているのは大体の方が1カ月以内であったので、それが目安になるのではないかと思います。
もちろん、相談&お願いをすれば、有料のお部屋に入らずに順番を待たせてもらえるのかもしれません。
そちらは、それぞれの方の状況次第といった感じでした。
★リース代:600~1,200円
※こちらはおむつの使用頻度によって、リースのコースが変わります。
含まれているのは、バスタオル・タオル・歯ブラシ・ティッシュ・シーツ・紙おむつ等
★食事代:260円/回
他に欲しいもの等があれば、たいていの物は病院で貸していただけました。
また、病院から商店街も近く、何かあればすぐに調達できる環境も、駅に近いのも良かったと思います。

(QLife事務局より:情報が変更される場合もございます。費用に関しては直接医療機関にお問い合わせください)


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