全社員で挑戦!日本シグマックスがロコモ度テストを実施

[ニュース・トピックス] 2014年8月11日 [月]

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サポーターなど、ロコモと関係の深い商品を展開中

(この画像はイメージです)

 行政や医師会などさまざまな団体がロコモティブシンドローム(=ロコモ)予防の重要性を訴えています。QLife痛みのニュース・トピックスでもたびたび取り上げており、最近知ったという方も多いのではないでしょうか。そんな中、日本シグマックス株式会社が、社員全員でロコモ度テストを行い、その結果を公開するという面白い取り組みを行いました。
 医療用ギプスやスポーツ用サポーターなど、ロコモと深くかかわる商品を展開する日本シグマックスは、ロコモ予防を進める「ロコモ チャレンジ!推進協議会」に正会員として参加しています。今回の取り組みは、同社の社員がロコモをより理解し、自身の健康を維持・促進するため、またロコモの周知と注意喚起につなげるために行ったそうです。

意外?20代から「ロコモ予備軍」との結果も

 まずは1つ目のテストである、片脚または両脚で決まった高さから立ち上がって脚力を測る「立ち上がりテスト」で、「ロコモ予備軍」と判定された割合が最も高かったのは、なんと20代女性(35%)、ついで30代男性(22%)という驚きの結果に。続いて2つ目のテスト、歩幅を測定することで脚の筋力・バランス能力・柔軟性など、歩行能力を総合的に測る「2ステップテスト」では、全ての世代・性別でロコモ予備軍の割合が20%を越え、立ち上がりテストよりもロコモ予備軍が多いという結果になりました。
 今回行われたロコモ度テストは、日本整形外科学会が策定し、2013年5月に発表されたもの。2つの実技テストと1つのチェックリストを使い、自分の移動能力の確認を2、3分ほどで簡単にチェックできるすぐれものです。テストの詳細は、ロコモ チャレンジ!推進協議会のWEBサイトで公開されているので、是非、一度試してみてはいかがでしょうか。(QLife痛み編集部)

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