専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

武蔵野赤十字病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

消化器科

分野

消化器・一般内科

特色

B型・C型慢性肝炎については血液検査によるウイルスの遺伝子解析を行い、治療前に科学的根拠に基づく治療効果予測を立てて患者さんに情報を提示している。データマイニング解析によって、個々の患者さんの体質などを含めた治療方針を決定している。肝癌のラジオ波治療の症例が多く、全国屈指の症例数である。早期胃癌の内視鏡治療は150例を超え、合併症が極めて少ない。消化器全般にわたって一流の臨床技能と知識を身につけている。地域医療連携を活発に進めている。

症例数

新患者数は年間2,182人、1日平均外来数232人、紹介患者数は年間2,166人、紹介率94.5%、平均在院日数11.7日、手術件数256件、1日平均入院数72.4人

★C型慢性肝炎に対するペグインターフェロンとリバビリン併用療法は1,400例を超えた。治療効果予測に重要なウイルス遺伝子変異を血液検査で行い、各個人に最も適した治療を行うように心がけている。治療開始後は、ウイルス反応性をみながら薬剤量を変更したり治療期間を設定するなどの治療効果改善のため対策を行っている。C型肝炎のうち難治とされる1型では、治療完遂例で52%の治癒率であり、難治以外では78%の治癒率である。その他、副作用が少ないβ型インターフェロンによる治療を100例以上行っている

★B型肝炎に対しては内服薬である核酸アナログによる治療を200例を超える症例に行っており、薬剤耐性の対策を講じている。治療が必要かどうかについて、遺伝子型など詳細な検査を行って適応を決めている

★肝癌に対しては、96年よりマイクロ波、99年よりラジオ波治療を導入し、現在延べ2,000例を超える治療経験がある。癌の大きさによって治療法を変えたり、リスクが高い場所に存在する癌に対しては腹腔鏡下での治療や腹水を注入して安全に治療することを心がけている。さらに超音波で十分癌が描出されない場合には、CT画像と連動した超音波装置(RVS)を用いたり、超音波用造影剤を用いて正確に治療を行うシステムを作っている。初回ラジオ波治療を行った症例の5年生存率は69%、7年生存率は44%となっている。再発抑止のための対策が重要である。手術が必要な場合には一流の専門施設と連携して治療を行っている。肝臓疾患すべての分野で一流の診療が行える体制を整えている

★内視鏡治療については積極的に行い、早期胃癌に対する粘膜切開剥離術は150例を超える治療症例数である。出血が少ないナイフを導入し、合併症を極力おさえて治療を行うことを心がけている。大腸内視鏡の症例数も飛躍的に増加している。当院は救急病院であるため吐・下血の症例が多く、年間60例以上の内視鏡下の止血を行っている

★初期臨床研修医の応募が多く、毎年20倍程度に達している。また3年目からの後期研修医師を受け入れており、専門医としての教育システムを整えている。学会活動を積極的に行い、国際学会を含め年間100を超える発表を行っている。アメリカやヨーロッパで注目される口述発表を行う機会にも恵まれた。発表論文は世界一流雑誌を含め年間30編以上を報告している。熱心な医師が多数集まって、十分な検討を行いながら診療を行っているのが特徴である。新しい医療に取り組むため治験センターを独立させて専任のコーディネーターが6人常駐している。

医療設備

マルチスライスCT 3台、MRI 2台、血管造影装置2台、シンチグラム、造影可能超音波4台、CT連動超音波診断装置(RVS)、消化器内視鏡タワー5台、定位放射線治療装置、専用化学療法室、治験センター。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

外科(消化器・一般)

分野

消化器・一般外科

特色

地域がん診療連携拠点病院に指定されている当院では、チーム医療に重点をおき消化器科、腫瘍内科、放射線科、病理、コメディカルなどを交えてキャンサーボードを実施するなど診療の質の向上、均質化に努めている。さらに地域医療支援病院でもあり、地域医師会の先生方と連携パスを共有するなど病診連携にも力を入れている。また、一方で救命救急センターを有しており、救急外来と合わせ救急疾患の治療・手術も積極的に行っている。

症例数

10年度の手術件数は1,000例で、内訳は食道・胃・十二指腸の上部消化管疾患が125例、下部消化管疾患が380例、肝胆膵疾患が220例、鼠径ヘルニア180例、副腎腫瘍10例であった。このうち悪性疾患(癌)の症例が360例であった。腹腔鏡下手術も積極的に行っており、315例(腹部手術例の43%)に行っている

胃癌=早期癌の中でも内視鏡的粘膜切除の対象になる症例は、消化器内科で治療を行っている。外科での年間手術数は90~120例で、早期癌に対しては腹腔鏡下胃切除術(10年23%)を含めた縮小手術を、進行癌に対しては定型手術を行っている

大腸癌=内視鏡的粘膜切除術を除いた年間手術数は180~200例で、早期癌に対しては92年から積極的に腹腔鏡下切除術を導入(10年33%)してきた

化学療法=外来化学療法室を備え、専属のスタッフのもと、腫瘍内科・消化器科と連携して、外来化学療法を積極的に行っている

★すべての治療について、患者さん個々人の状況に適した治療を行うべく十分な説明を行い、同意を得た上で治療している。

医療設備

MRI、ヘリカルCT、DSA、電子内視鏡、超音波内視鏡、鏡視下手術装置、リニアック、CUSA、その他。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

呼吸器外科

分野

呼吸器外科

特色

武蔵野赤十字病院は、地域がん診療連携拠点病院として地域癌診療の中心的役割を担っているが、他県からの患者さんにも利用いただいている。呼吸器外科部門は、原発性肺癌、転移性肺腫瘍、縦隔腫瘍、自然気胸など呼吸器外科全般の手術治療を中心に診療を行っている。診断や手術以外の治療については、呼吸器科、放射線科、病理部その他の診療科と連携し、チームとして対応している。より低侵襲な手術を心がけ、胸腔鏡手術、肺区域切除を積極的に取り入れている。医療安全においては病院として歴史があり、ヒューマンエラーを防止するため様々な対策を行っている。

症例数

10年度の手術件数は103件で、原発性肺癌は55件、自然気胸は22件、その他転移性肺腫瘍、縦隔腫瘍、炎症性肺疾患、重症筋無力症など

★原発性肺癌は胸腔鏡手術が中心であるが、進行癌に対しては、呼吸器科、放射線科と共同で集学的治療(手術、化学療法、放射線治療の組み合わせ)を行っている。原発性肺癌手術(完全切除例)は、当科開設(98年4月)から10年12月までで367件あり、術後病期別の5年生存率は、Ia期87.5%、Ib期76.8%、II期63.4%、III期45.5%、IV期0%、30.3%(4年生存率)である。肺癌の脳転移に対する定位放射線治療は従来から行われていたが、原発性肺癌の原発巣に対しても、定位放射線治療の適応範囲となり、根治的な照射が短期間でできるようになった

★超音波気管支鏡(EBUS)が導入され、縦隔腫瘍や縦隔リンパ節の生検が経気管支鏡的に可能となった。

医療設備

CT、MRI、超音波気管支鏡、肺血流シンチグラフィー、KTPレーザー、リニアック(定位脳照射、定位肺照射)など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

循環器科

分野

循環器科

特色

当院は、3次救命救急センターを擁する611床の総合病院である。院外心肺停止例のごとき最重症例にも、救命救急科との連携により対処可能である。循環器疾患で合併症のある方々の治療には、関係各科の協力を得て対応している。虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症)や心不全(心筋症、心筋炎、弁膜症)、不整脈、肺動脈塞栓症、閉塞性動脈硬化症、大動脈疾患につきQOL(生活の質)や病態に即して治療している。当院心臓血管外科と連携し、必要時には手術治療も選択でき、当院で治療が完結できる。夜間、休日とも24時間体制で循環器科医師が、CCUに常駐している。

症例数

侵襲的検査や治療の適応は、症状や病態を重視し、十分な情報の提示の上に施行する。09年度心臓カテーテル検査は約1,070件(手技による死亡例なし)

★狭心症、心筋梗塞治療は、PCI(冠動脈インターベンションによる冠動脈形成術)総数333例(うち緊急133例)、高度石灰化病変の方にはロータブレーターを併用(13例)

★不整脈は、カテーテル心筋焼灼術 269例。心房細動171例。徐脈に対し、植え込み型ペースメーカー182例。致死的不整脈に対し、植え込み型除細動器24例

★急性肺動脈塞栓症に対し、下大静脈フィルター28例。閉塞性動脈硬化症に対し、PTA 32例。最重症例である院外心停止例にも、救命救急科との共同で治療を施行しており、低体温療法/PCPS(経皮的心肺補助)16例と増加している。

医療設備

屋上へリポート、CCU6床、心臓カテーテル検査、血管造影検査、血管内超音波検査、心臓電気生理学検査、心臓核医学検査、心臓超音波検査、トレッドミル負荷心電図検査、24時間心電図検査、CT、PCPS、IABP、人工透析。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

産婦人科

分野

産婦人科

特色

 ①高次機能を備えた総合基幹病院の産婦人科である;合併症を有する方も専門病院にはない診療科(循環器、救命等)と連携し質の高い医療を提供できる。3次救急を担っているため急変時の対応も迅速②がん拠点病院である;緩和医療チームによる診療、在宅支援、患者相談等の”癌患者”さんへのサポート体制を備えている③日本婦人科腫瘍学会修練施設である;癌治療専門医6人がおり、最新で質の高い婦人科癌治療を提供できる④周産期地域母子医療センターである;新生児集中治療室(NICU)が整備され4人の新生児専門医が常勤し、40人の助産師とともに安全かつ高度の周産期医療を提供⑤生殖補助医療実施登録機関、東京都並びに近隣県の不妊治療補助指定施設である。①②③により、根治手術が困難とされている進行癌に対しても、拡大術式(骨盤内臓摘出等)を行うことが可能であり、また、術後合併症管理や経過観察にも病院全体として取り組んでいる。さらに、周産期、不妊治療専門医がいることで、妊娠に合併した婦人科癌治療、子宮、卵巣機能温存手術、抗癌剤治療やそのほかの治療により卵巣機能が考慮される治療前の凍結受精卵保存など生殖医療全体に対して、高度な医療とカウンセリングが可能。

症例数

10年度の新患者数3,497人、延べ患者数30,427人、救急外来新患者数183人、救急外来受け入れ数895人、紹介患者数1,508人、手術件数1,247例、悪性腫瘍手術は159例、腹腔鏡、内視鏡手術は164例。分娩出生数1,214人

婦人科悪性腫瘍=06年4月よりの主要な悪性腫瘍の累積治療症例数は、子宮頸癌;~0期339例、I~IV期508例、子宮体癌(子宮内膜異型増殖症複雑型含む)397例、卵巣癌(境界悪性含む)402例である。治療としては、学会ガイドラインに沿った治療を基本としているが、術前化学療法や同時放 射線化学療法などの最新治療も取り入れ、症例により個別化を図っている。特に、根治手術が困難とされる症例に対しても骨盤内臓摘出術等を併用し根治手術を行っており、より高い水準の治療成績を目指している。骨盤内臓摘出術数(全、前方、後方含む)は34例行っている。また、初期癌に対して は機能温存術式を行い、その後の妊娠、出産についても継続して医療を提供できる体制をとっている。日本婦人科腫瘍学会専門医6人、日本臨床細胞学会細胞診断指導医5人、日本がん治療認定機構指導医2人、認定医3人

良性腫瘍=患者さんのQOL(生活の質)を考慮し薬物療法、理学療法、手術療法を選択している。手術治療は、腹腔鏡下、子宮鏡下、経膣式などの開腹手術に比べて体の負担が軽度な術式を症例に応じて施行しており、卵巣腫瘍だけではなく、子宮筋腫にも可能な限り対応している。10年度の主な術式の症例数は、開腹単純子宮全摘出術131例、腹腔鏡下手術142例(子宮筋腫38例)、子宮鏡下手術51例、膣式手術32例

★産科外来診療は助産師を中心に運営しており、分娩、授乳までの期間も含め相談、カウンセリングが可能。また、健診期間中には専門医による超音波スクリーニングの機会を設けており、胎児の胎内評価スクリーニングを行っている。NICUがあることから、26週以降の切迫早産症例の受け入れが可能であり、また、若干の受け入れ数制限を行っているが双胎の管理入院分娩も可能。10年度の帝王切開数256例、双胎31例

不妊治療=予約外来で、現在学会で認可されている治療は、すべて当科で施行可能である。

医療設備

各種超音波、CT2台、MRI2台、LEEPシステム、炭酸レーザー装置、リニアック(減退、定点照射可能)、DEXA。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

血液・腫瘍内科

分野

血液内科

特色

対象とする血液疾患は、白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群、骨髄増殖性疾患(真性赤血球増加症、本態性血小板血症、骨髄線維症)など腫瘍性疾患が多い。他に難治性貧血(再生不良性貧血、自己免疫性溶血性貧血など)、また専門医が少なく診断、治療の困難な出血性疾患、血栓症(血小板疾患、凝固異常症)の診療にも力を入れており、あらゆる血液疾患に対応できる体制を整えている。固形癌(非造血器腫瘍)については腫瘍内科専門医のもとで、主として胃癌、大腸癌、乳癌、卵巣癌などを対象として診療している。化学療法は新薬による治療を積極的に取り入れ、可能な限り外来通院で行っている。

症例数

10年度の実績では、1日あたりの平均入院患者数は25人で、年間の入院患者数の内訳は急性白血病118人、悪性リンパ腫101人、多発性骨髄腫17人、骨髄異形性症候群5人、固形癌(非造血器腫瘍)129人である。1日あたりの外来患者数は36人、1カ月あたりの新患者数は22人で、紹介患者の占める割合は97%と高く、近隣施設からの紹介が多い。主な血液疾患の年間の新患患者数は、急性白血病26人、慢性白血病 16人、悪性リンパ腫54人、多発性骨髄腫20人、骨髄異形性症候群33人である。急性白血病の治療は日本成人白血病研究グループ(JALSG)参加施設として、その治療指針に基づいて行っている。悪性リンパ腫、多発性骨髄腫については、末梢血自己幹細胞移植を併用した大量化学療法も行っている。当科では治療法の選択に際し、インフォームド・コンセントを重視し、満足度の高い医療を目指している。

医療設備

無菌室10床、外来化学療法室19床。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

神経内科

分野

神経内科

特色

当院は救命救急センターを有する北多摩南部地域の基幹病院である。重症かつ緊急度の高い神経救急診療が業務の主体となっているが、いわゆる神経難病の診療も含め広範な領域をカバーし、地域の医療ニーズに応えている。日本神経学会教育施設、日本内科学会教育病院、難病医療拠点病院。

症例数

入院患者数は30~35人程度で、平均在院日数は約20日。年間入院患者数は550~600人である。うち80%は緊急入院

★疾患別では、脳梗塞が60%を占め、最も頻度が高い。9床のstroke care unitを有する脳卒中センターを脳神経外科、リハビリテーション科と共同で運営し脳卒中診療にあたっているため、総合的な見地からより良い治療法が選択されている。救急隊からの搬送依頼には担当の専門医が直接応対している。t-PAによる血栓溶解療法には24時間対応し、良好な治療成績を得ている。また最近、武蔵野・三鷹地区では「地域で患者さんを支える」という理念のもと、行政、医師会と連携し、医療・介護・福祉を一体化した脳卒中診療システムを構築し、運用を開始した

★重症のギラン・バレー症候群や重篤な神経感染症など緊急性の高い神経救急疾患は、救命科の協力を得て救命救急センター(ICU、HCU)で診療する

★パーキンソン病や脊髄小脳変性症をはじめとする神経変性疾患や、アルツハイマー病などの認知症疾患の診断、治療、在宅支援も積極的に行っている

★神経筋生検や遺伝子検査、抗体検査は大学病院等と協力して行っている。

医療設備

CT、MRI、SPECT、頸動脈エコー、脳波、筋電図、神経伝導検査、誘発脳波、脳血管撮影など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

脳神経外科

分野

脳神経外科

特色

3次救命救急センターに加え、07年から脳卒中センターを開設。脳神経外科研修、脳卒中研修、ならびに脳血管内治療研修の認定施設。脳動脈瘤にはコイル塞栓術を第一選択とし、頸動脈狭窄にはステント留置術を行い、脳腫瘍にはニューロナビゲーションを使用している。

症例数

10年1年間の脳神経外科入院患者数は822人、手術件数が489件。このうち血管内治療が154件を占める点が当科の特徴

★00年から脳動脈瘤に対する治療の第一選択として血管内手術(コイル塞栓術)を採用。10年は脳動脈瘤121件のうち114件(94%)を血管内手術で治療した。破裂脳動脈瘤手術患者の70%以上が自立可能な状態まで回復している。戸根部長の累積血管内治療件数は11年10月現在で1,840件以上、このうち脳動脈瘤は1,344件(73%)を占める

★頚動脈狭窄症のステント留置術は累積で102件施行

★重症頭部外傷は救命救急科と共同で低体温療法を行い、富田院長を中心に高次脳機能評価を行っている

★脳卒中は神経内科とリハビリテーション科との連携で、9床のSCUと19床のC-3病棟からなる脳卒中センターを運営し、最短時間で患者を受け入れる態勢を目指している。t-PAによる脳梗塞治療は年間20件に施行

★脳腫瘍は髄膜腫や聴神経腫瘍に対し、ニューロナビゲーションシステムを使用し、正確・安全な手術を目指している。10年の定位放射線治療は年間47件に行った。

医療設備

MRI 2台、3DCTを含むCT 3台、脳血管撮影装置2台、脳血流シンチ、定位放射線治療装置、ニューロナビゲーション装置など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 ○

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

QLifeでは次の治験にご協力いただける方を募集しています

治験参加メリット:専門医による詳しい検査、検査費用の負担、負担軽減費など

インフォメーション

武蔵野赤十字病院を見ている方は、他にこんな病院を見ています

武蔵野赤十字病院の近くにある病院

カテゴリから病院を探す

おすすめの記事

医療機関の情報について
掲載している医療機関の情報は、株式会社ウェルネスより提供を受けて掲載しています。この情報は、保険医療機関・保険薬局の指定一覧(地方厚生局作成)をもとに、各医療機関からの提供された情報や、QLifeおよび株式会社ウェルネスが独自に収集した情報をふまえて作成されています。
正確な情報提供に努めていますが、診療時間や診療内容、予約の要否などが変更されていることがありますので、受診前に直接医療機関へ確認してください。
名医の推薦分野について
名医の推薦分野に掲載する情報は、ライフ企画が独自に調査、取材し、出版する書籍、「医者がすすめる専門病院」「専門医が選んだ★印ホームドクター」から転載するものです。出版時期は、それぞれの情報ごとに記載しています。全ての情報は法人としてのQLifeの見解を示すものではなく、内容を完全に保証するものではありません。