専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

耳鼻咽喉科麻生病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

耳鼻咽喉科・頭頸部外科

分野

耳鼻咽喉科・頭頸部外科 

特色

耳鼻咽喉科、頭頸部外科領域全般の診療を行っている。特に①慢性中耳炎の聴力改善手術②慢性副鼻腔炎の鼻内内視鏡手術③唾液腺疾患・頸部腫瘍の診断と治療④めまい疾患の診断と治療⑤人工内耳手術とリハビリテーション⑥顔面神経麻痺の治療とリハビリテーション⑦睡眠時無呼吸症候群などに重点を置いている。当院ではグループ診療を行っており、カンファレンスを通して方針を決定し、治療に関してはクリニカルパスを用いた標準的治療が確保されるように心がけている。

症例数

08年の外来患者数は103,619人で、そのうち30,673人が初診患者であった。年間の手術件数は659例であり、鼻内内視鏡手術148例、その他の鼻内手術が120例。鼓室形成術40例、人工内耳埋め込み術5例、その他の耳関連手術が66例。唾液腺・甲状腺などの頸部手術は45例。声帯ポリープなどの喉頭疾患73例。口蓋扁桃摘出術124例であった

★中耳手術は慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎、鼓室硬化症などに対してできるだけ聴力保存、または聴力改善を目指して鼓室形成術を積極的に行っている

★鼻・副鼻腔手術は鼻内内視鏡手術が中心となる。鼻アレルギーにおける鼻閉に関しては、レーザー治療、下甲介切除、鼻中隔彎曲矯正術などを行う

人工内耳埋め込み術=96年6月に国内の民間病院では初めての人工内耳埋め込み術を施行し、現在までに34例行っている。最年少は1歳7カ月、最高齢は81歳で平均年齢は41.2歳である

★めまいに関しては、メニエール病をはじめ良性発作性頭位めまい症、前庭神経炎などの末梢性疾患はもとより、中枢性疾患との鑑別にも力を入れている。治療に当たっては、鼓室内ステロイド注入法や内耳麻酔法なども行い、BPPV(良性発作性頭位めまい症)には浮遊耳石置換法を行い良好な結果を得ている

★顔面神経麻痺はクリニカルパスに基づき、検査、治療、リハビリを効率的かつ効果的に行えるよう配慮して行っている

★眼瞼・顔面けいれんの治療としてボトックスによるボツリヌス毒素治療を行っている(認定医4人在籍)

★睡眠時無呼吸症候群は検査を行いCPAP(持続陽圧呼吸療法)の適応を判断するが、閉塞性のもので必要があれば口蓋扁桃摘出術や口蓋形成術なども行っている

★突発性難聴では、高度の感音難聴やめまいを伴っているものは、できるだけ入院での治療を勧める。ステロイドなどの薬物治療のほかにキセノン光治療、高圧酸素治療などを行う

★唾液腺・頸部腫瘍では画像などをもとに診断を行い、カンファレンスで十分な検討を行ってから手術方針などを決定する

★幼小児の難聴に対して、親子で訓練ができるよう「ことばの教室」を開設。5人のST(言語聴覚士)を配置し、難聴の治療と併せて発音・発語訓練や聴能訓練ができるようシステムを整えている。

医療設備

ヘリカルCT、超音波、炭酸ガスレーザー、聴力検査(純音、語音、歪語音)、COR、SISI、TTS、ABR、ASSR、蝸電図、DPOAE、インピーダンスオージオメーター、耳鳴検査装置、補聴器適合検査装置、耳管機能検査装置、ENG、CCD赤外線フレンツェル、重心動揺計、電子内視鏡、オルファクトメーター、鼻腔通気度計、電気味覚計、フォネーションアナライザー、パルスオキシメーター、顔面神経誘発筋電図。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ×
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 北海道」(ライフ企画 2010年6月)

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