昭和医科大学横浜市北部病院

専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

昭和医科大学横浜市北部病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

消化器センター(消化器内科)

分野

消化器・一般内科

特色

患者様のQOL(Quality of Life:生活の質)を最大限に尊重した医療を行っている。①内科と外科の垣根を取り払い、診断から治療までを一貫した方針で行っている。②01年の開院から電子カルテを導入し、画像を含めたすべてのデータをデジタル化して、大学附属病院としては国内初のペーパーレス・フイルムレス化を実現した。これにより的確で迅速な診断・治療を行っている。③モニタリングルームは、内視鏡検査室・外科手術室と光ファイバーで結び、内視鏡検査や外科手術の画像をリアルタイムで観察できる。音声による双方向のやり取りもできるため、検査・手術の状況説明、適切なアドバイス等が可能である。④内視鏡検査・治療では拡大内視鏡・超拡大内視鏡・特殊光内視鏡、腹腔鏡治療では専用手術室やハイビジョン腹腔・胸腔ビデオスコープなど最新の機器を整備し、最先端の医療を提供することはもちろん、癌の早期発見・早期治療の研究では国際的に高く評価されている。⑤医局員の出身大学は40以上にわたり、学閥などがない。国際内視鏡研修センターを併設して世界各国の研修生を積極的に受け入れ、各国の消化器医療技術の向上に貢献している。

症例数

11年の内視鏡件数は上部消化管(食道・胃)8,992件、下部消化管(大腸)6,994 件、胆・膵344 件で、内視鏡治療は上部消化管240 件、下部消化管2,058件、胆・膵282件。手術症例数:カッコ内は鏡視下手術症例数。食道癌31(26)例、胃癌79(56)例、大腸癌284(179)例、肝癌32(8)例、膵癌20(3)例、胆管癌9(2)例、胆嚢摘出術100(98)例、虫垂炎40(28)例、ヘルニアその他143例であった(10年)

食道癌=早期癌には内視鏡的粘膜剥離術(ESD)を中心とした内視鏡治療、進行癌には腹腔鏡・胸腔鏡手術、高度進行癌には抗癌剤治療、放射線治療を行う

胃癌=リンパ節転移のない早期癌にはESDを中心とした内視鏡治療、リンパ節郭清の必要な早期癌には腹腔鏡手術、進行癌には開腹手術を基本とした治療を行っている。なお08年から当消化器センター(井上教授ら)が開発したアカラシアに対する内視鏡的治療であるPOEMを施行しており、12年9月段階で266件を数えている

大腸癌=リンパ節転移のない早期癌と良性の大腸腫瘍には内視鏡治療が基本。リンパ節郭清を必要とする大腸癌にも腹腔鏡治療を基本としている(他臓器浸潤例と側方郭清の必要な下部直腸癌を除く)。高度進行癌には化学放射線治療と手術を組み合わせた集学的治療を行い、良好な成績を得ている。当施設で腹腔鏡手術が行われた大腸癌(633例)の5年生存率(他病死を含む)は、stageI:95.5%、II:80.4%、IIIa:81.8%、IIIb:75.8%、IV:9.4%と開腹手術に優るとも劣らない成績である

肝胆膵悪性疾患=転移性肝癌、膵癌の症例が増加している。大腸癌肝転移には術前化学療法を行い、切除率の向上を得ている。07年からは肝癌の腹腔鏡下手術も行っている

胆石症=腹腔鏡手術が基本であり、胆管結石は術前に内視鏡的治療を行う

手術の治療方針=ガイドラインを尊重するが、患者さんの同意が得られれば、内視鏡治療と腹腔鏡治療を積極的に行う。また、全国的な臨床試験や試験研究に積極的に参加し、標準治療の確立に貢献する。

医療設備

電子内視鏡62本(うち拡大内視鏡32本)、腹腔鏡手術装置3台(うち2台がハイビジョン、内視鏡外科手術室が1室)、超音波凝固切開装置(ハーモニック、ソノサージ、オートソニックス)、リガシュアー、エンシール、ティシューリンク、APC、CUSAエクセル、マイクロターゼ、MDCT 2台、MRI 2台、アンギオDSA 2台、核医学診断装置(各種シンチグラム、PET-CT)、放射線治療装置など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 〇
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

消化器センター(消化器外科)

分野

消化器・一般外科

特色

患者様のQOL(Quality of Life:生活の質)を最大限に尊重した医療を行っている。①内科と外科の垣根を取り払い、診断から治療までを一貫した方針で行っている。②01年の開院から電子カルテを導入し、画像を含めたすべてのデータをデジタル化して、大学附属病院としては国内初のペーパーレス・フイルムレス化を実現した。これにより的確で迅速な診断・治療を行っている。③モニタリングルームは、内視鏡検査室・外科手術室と光ファイバーで結び、内視鏡検査や外科手術の画像をリアルタイムで観察できる。音声による双方向のやり取りもできるため、検査・手術の状況説明、適切なアドバイス等が可能である。④内視鏡検査・治療では拡大内視鏡・超拡大内視鏡・特殊光内視鏡、腹腔鏡治療では専用手術室やハイビジョン腹腔・胸腔ビデオスコープなど最新の機器を整備し、最先端の医療を提供することはもちろん、癌の早期発見・早期治療の研究では国際的に高く評価されている。⑤医局員の出身大学は40以上にわたり、学閥などがない。国際内視鏡研修センターを併設して世界各国の研修生を積極的に受け入れ、各国の消化器医療技術の向上に貢献している。

症例数

11年の内視鏡件数は上部消化管(食道・胃)8,992件、下部消化管(大腸)6,994 件、胆・膵344 件で、内視鏡治療は上部消化管240 件、下部消化管2,058件、胆・膵282件。手術症例数:カッコ内は鏡視下手術症例数。食道癌31(26)例、胃癌79(56)例、大腸癌284(179)例、肝癌32(8)例、膵癌20(3)例、胆管癌9(2)例、胆嚢摘出術100(98)例、虫垂炎40(28)例、ヘルニアその他143例であった(10年)

食道癌=早期癌には内視鏡的粘膜剥離術(ESD)を中心とした内視鏡治療、進行癌には腹腔鏡・胸腔鏡手術、高度進行癌には抗癌剤治療、放射線治療を行う

胃癌=リンパ節転移のない早期癌にはESDを中心とした内視鏡治療、リンパ節郭清の必要な早期癌には腹腔鏡手術、進行癌には開腹手術を基本とした治療を行っている。なお08年から当消化器センター(井上教授ら)が開発したアカラシアに対する内視鏡的治療であるPOEMを施行しており、12年9月段階で266件を数えている

大腸癌=リンパ節転移のない早期癌と良性の大腸腫瘍には内視鏡治療が基本。リンパ節郭清を必要とする大腸癌にも腹腔鏡治療を基本としている(他臓器浸潤例と側方郭清の必要な下部直腸癌を除く)。高度進行癌には化学放射線治療と手術を組み合わせた集学的治療を行い、良好な成績を得ている。当施設で腹腔鏡手術が行われた大腸癌(633例)の5年生存率(他病死を含む)は、stageI:95.5%、II:80.4%、IIIa:81.8%、IIIb:75.8%、IV:9.4%と開腹手術に優るとも劣らない成績である

肝胆膵悪性疾患=転移性肝癌、膵癌の症例が増加している。大腸癌肝転移には術前化学療法を行い、切除率の向上を得ている。07年からは肝癌の腹腔鏡下手術も行っている

胆石症=腹腔鏡手術が基本であり、胆管結石は術前に内視鏡的治療を行う

手術の治療方針=ガイドラインを尊重するが、患者さんの同意が得られれば、内視鏡治療と腹腔鏡治療を積極的に行う。また、全国的な臨床試験や試験研究に積極的に参加し、標準治療の確立に貢献する。

医療設備

電子内視鏡62本(うち拡大内視鏡32本)、腹腔鏡手術装置3台(うち2台がハイビジョン、内視鏡外科手術室が1室)、超音波凝固切開装置(ハーモニック、ソノサージ、オートソニックス)、リガシュアー、エンシール、ティシューリンク、APC、CUSAエクセル、マイクロターゼ、MDCT 2台、MRI 2台、アンギオDSA 2台、核医学診断装置(各種シンチグラム、PET-CT)、放射線治療装置など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

腎臓内科

分野

腎臓内科

特色

腎疾患全体を対象として、幅広い疾患の診療にあたっている。腎疾患のスクリーニングから腎生検による確定診断、その後のステロイド・免疫抑制剤を含めた集学的治療を行い、慢性腎臓病の進展阻止、治癒を目指している。また、腎不全患者では最先端の保存期腎不全管理を行い、末期腎不全患者では内シャント造設、腹膜透析カテーテル挿入術を施行している。透析導入から維持透析期管理、合併症の治療まで長期にわたる腎疾患の管理を一貫して実施している。腎疾患を抱えた患者、特に透析患者の様々な合併症に対しては、循環器センター、消化器センター、呼吸器センターおよび各専門科と連携をとりながら最先端の医療を提供している。

症例数

超音波ガイド下経皮的腎生検(年間50~60例)、ハイリスク症例の開放腎生検(年間3~5件)を施行し、腎疾患の確定診断を行っている。また、内シャントの造設、再建術は年間50~60件実施している。また、透析合併症では難治性二次性副甲状腺機能亢進症に対する経皮的薬物(エタノール、ビタミンD)注入療法を外来治療として施行している。耳鼻咽喉科と協力しての副甲状腺摘除術は、年間40~50例と日本有数の実施例を誇っている。年間血液透析導入患者数は40~50人であり、腹膜透析導入患者数は5人ほどである。日本アフェレシス学会認定施設であり、2人の専門医・指導医を擁している。難治性腎疾患、血管炎や炎症性腸疾患等に対するアフェレーシス療法を積極的に行っている。

医療設備

CT、MRI、PET、血管造影、血液透析用ベッド18床、ポータブル血液浄化装置2台。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

泌尿器科/女性骨盤底再建センター

分野

泌尿器科

特色

当院は、開設以来女性泌尿器科と悪性腫瘍の領域に重点をおき、2本柱として診療してきた。現在骨盤臓器脱の術式として盛んに行われているTVM手術や、尿失禁の主要な術式であるTOT手術は、当院が本邦で初めて行い、発展していった術式である。女性泌尿器科の患者は全国から来院し、骨盤臓器脱の手術症例は全国で最も多い施設のひとつとなっている。手術の研修や見学の医師も多数訪れる。TVM手術は05年に開始して以来1,000件を超え、全国からもちこまれる難治例や再発例、トラブル症例にも対応している。また新しい術式や前立腺癌患者の術後尿失禁に対する手術も行っている。失禁や臓器脱だけではなく難治性の膀胱膣ろうの手術も全国から紹介される例が多くなってきた

★07年にTVM研究会を立ち上げ、第1回研究会を開催。現在も島田が研究会の代表としてこの治療法の普及と安全な研修に取り組んでいる。11年には第13回日本女性骨盤底医学会を横浜で開催。12年からは島田がこの学会の理事長を務めている。12年9月に産婦人科医、外科医を加えた女性骨盤底再建センターを立ち上げ、大学病院としては本邦初の総合的に女性骨盤底の問題に取り組む施設となった。今後もさらなる発展が期待されている

★一方、当院は地域がん診療連携拠点病院に指定されており癌患者も多く訪れる。早期癌に対しては臓器機能の温存や低侵襲手術などQOL(生活の質)向上を考慮して治療にあたっている。また進行癌に対しては、手術療法、放射線療法、化学療法を組み合わせて集学的に癌治療を行っている。緩和医療科と協力して、早期から終末期まで、QOLの維持を重視して癌治療を行っている。当院は全室個室の緩和病棟を有している。急性期から終末期まで一貫して治療を行うことができる、大学病院としては全国でも数少ない施設のひとつである。

症例数

1日あたりの外来患者は約80~90人。週に3回女性泌尿器専門外来を設置。入院患者は20~30人。年間入院患者は約900人。年間手術件数約600例

★腹圧性尿失禁に対しては主にTOT手術40例。骨盤臓器脱に対する手術は年間200例。メッシュを使って膣壁を補強するTVM手術が主体であるが、年齢や病状に応じて従来法や腹腔鏡下手術なども行っている。TVM手術の入院は1週間

★泌尿器科悪性腫瘍の主要な手術では腎悪性腫瘍に対する腎摘除術/部分切除術が25~30例(半数が腹腔鏡手術)。腎癌手術はできるだけ部分切除(あるいは腹腔鏡手術)を第一に考えている。膀胱癌に対する治療では膀胱全摘5~10例、TURBt100~120例。前立腺癌では、前立腺生検が年間300例。90~100例が新たに前立腺癌と診断される。治療は前立腺全摘が30例前後、外照射±CAB療法(抗男性ホルモン療法)が30例前後。その他はCAB療法単独、待機療法、他施設へ紹介される例(小線源療法のため昭和大学病院へ紹介する例が多い)などである。これら以外にも前立腺肥大症に対するTURP16例、尿路結石症に対するTUL22例などが主要な手術である。

医療設備

MRI、ヘリカルCT、DSA、PET-CT、リニアック、レーザー結石破砕装置、超音波カラードプラ、ウロダイナミック検査装置、軟性電子膀胱鏡。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 〇
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

整形外科

分野

整形外科

特色

01年に開院した大学付属病院である。700床を有し、平均在院日数は11日である。横浜市都筑区の基幹病院として、質の高い医療を提供できるように昭和大学病院(東京都品川区)と藤が丘病院、同リハビリテーション病院(横浜市緑区)と密接に連携をとりあって診療を行っている。変性疾患(変形性関節症、腰部脊柱管狭窄症など)、リウマチ、スポーツ整形、四肢脊椎の外傷など、ほとんどの整形外科領域を扱っている

★変形性関節症に対しては、人工関節置換術を数多く施行しており、数日で歩行可能になっている。セメント非使用の人工股関節は、本邦でいち早く黒木、宮岡両教授が取り入れて良好な成績を報告している。また比較的若年者に対しては人工物を使用しない骨切り術を行っている

★腰椎椎間板ヘルニアには、椎間板に生理食塩水を注入し、症状を軽快させる治療を行っている。また腰部脊柱管狭窄症に対してもまずは神経根ブロック・硬膜外ブロックなどの保存療法を行い、無効例には手術的治療を行っている。術後は数日で歩行可能になっている

★上肢の外傷では、高齢者に多い橈骨骨折に対しては症例によってロッキングプレートなど最新の外科治療を行っている。また顕微鏡視下手術も数多く行っている。整形外科疾患では長期入院加療を要する症例も少なくない。その場合は地域の医療機関や他病院に紹介させて頂き、引き続き入院加療をしてもらう仕組みを取っている。

症例数

年間初診患者数約2,300人。年間入院患者数約13,000人。年間手術件数約900件

股関節手術=変形性股関節症、関節リウマチではセメント非使用の人工股関節置換術を行い良好な成績を収めている。比較的若年者の臼蓋形成不全や大腿骨頭壊死症では骨切り術を施行している

膝関節手術=変形性膝関節症では主に人工膝関節置換術を施行しているが、半月板損傷などは関節鏡手術も行っている。人工股、膝関節置換術は年間合計約200件施行している。両側罹患例では両側一期的同時手術も施行している

脊椎外科=頻度の多い腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症ではまず硬膜外ブロックや神経根ブロックなどの保存療法を施行している。また腰椎椎間板ヘルニアでは椎間板に生理食塩水の注入を行い、手術を回避する方法も行っている。脊柱管狭窄症では初代院長であった黒川教授から受け継いだ棘突起縦割法を用いて低侵襲による脊椎手術を行っている。年間約150~200件の脊椎手術を行っている

手の外科=高齢者に多い橈骨遠位端骨折では保存療法が無効な症例にはロッキングプレートを用いた手術を積極的に行っている。また顕微鏡視下手術で血管付き骨移植を舟状骨偽関節や骨壊死などに行っている。外傷の血管、神経縫合も多く行っている。

医療設備

MRI、CT、骨密度定量測定装置(DEXA)、RI、PET、神経電気生理学検査、筋電図(医師が直接施行)、無菌手術室、手術用顕微鏡、関節鏡手術セットなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

耳鼻咽喉科

分野

耳鼻咽喉科・頭頸部外科 

特色

頭頸部外科・耳鼻咽喉科疾患に対し幅広く対応可能である。特に頭頸部腫瘍に対する治療、透析患者の副甲状腺機能亢進症手術・研究に重点を置いている。鼻アレルギーに対するレーザー日帰り手術は多数例行っている。進行頭頸部がんに対し、超選択的動注化学療法の施行が可能。緩和病棟も併設され緩和ケアにも力を入れている。多くの疾患は生活習慣病であり生活指導(禁煙・節酒・運動指導)を徹底している。禁煙外来では200例の禁煙治療を行っている(禁煙成功率は約80%)。日本耳鼻咽喉科学会認定専門医施設、日本気管食道科学会研修施設。

症例数

10年手術総数768件=主な手術:下鼻甲介手術(レーザー含む)204、扁桃摘出121、内視鏡下鼻副鼻腔手術107、鼓膜チューブ挿入59、鼻中隔矯正 50、喉頭微細手術38、甲状腺・副甲状腺手術36、耳下腺腫瘍手術17 など

★頭頸部癌治療(年間約50例)として放射線治療、化学療法、手術療法、緩和ケアを行っている。機能温存、QOL(生活の質)維持を考慮し手術は適応を十分検討して行っている

★副甲状腺機能亢進症に対して小切開による手術を行い過去10年間に約350例の手術を行っている

★慢性副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎に対して内服・点鼻療法で改善しない場合に手術を行う。鼻の穴から内視鏡で行う内視鏡下鼻内副鼻腔手術(ESS)は年100例以上施行している。症例によってはナビゲーション(手術位置が画像でリアルタイムに分かる機器)を併用し、より安全な手術を行っています。また、外来でのレーザー手術も可能、アレルギー性鼻炎で症状がひどい場合はご相談ください。嗅覚障害に対する治療も可能

耳疾患(難聴、中耳炎)=突発性難聴の治療は入院、外来のどちらでも対応しています。補聴器の相談も承っている。中耳炎は子供から大人まですべて対応し、手術も行っている。難しい症例は外部から高名な先生をお招きして手術することもある。適宜、聴覚障害者認定を行っている

東洋医学=西洋医学で治療効果のない症例(耳鳴りなど)に鍼・漢方治療を行っている。

医療設備

PET・CT 他核医学、リニアック、MRI、CT 、超音波、電子内視鏡、半導体レーザー、マイクロデブリッター、ABR、重心動揺計。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

内科(神経内科)

分野

神経内科

特色

横浜市北東部の新興住宅地に位置し、01年に新築された.そのため、子世代が遠方の親を呼び寄せ受診するケースが比較的多い。全696床、1日外来患者数約1,200人(全科)。病診連携からの紹介を優先する。

症例数

年間平均入院患者総数約120例(概ね、脳梗塞80例、多発性硬化症5例、髄膜脳炎10例、PD10人、GBS/MFS 5例、MG 5例、その他)、平均外来受診者50人、平均入院患者数10人。神経内科的疾患は隈なく診療するが、特に認知機能障害、認知症、末梢神経障害の鑑別診断と治療に力を入れている

★認知症・認知機能障害例は一般初診で受け入れ、認知記憶外来(完全予約制)にて継続診療

★横浜市都筑区医師会と連携し、認知症・軽度認知障害の疑いのある症例を優先的に予約診療する「都筑区認知症パス」を稼働している

★外来では頭痛(筋緊張性、片頭痛)、四肢のしびれ、めまいが多い

★運動疾患(パーキンソン病、進行性核上性麻痺、皮質基底核変性症筋萎縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症)に対しては、症例のQOL(生活の質)を重視して極力入院を避けて外来診療を主体としている。また、変性疾患に随伴する認知障害の影響も重視し、認知検査、生活指導、介護保険導入を行っている。嚥下障害に対して適切な時期に胃ろう増設を行っている

★多発性硬化症に対しては、積極的にインターフェロン導入を行っている。アクアポリン4抗体陽性のために同治療が好ましくない場合には、当院の倫理委員会の許可を得た上で各種免疫抑制薬の導入を試みている

★重症筋無力症に対しては、胸腺拡大摘出術、副腎皮質ホルモン、免疫抑制薬、二重膜濾過血漿交換を積極的に導入している

★末梢神経障害ではGuillain-Barré症候群とMiller-Fisher症候群が多い。当科に紹介される症例はある程度の重症度を有しているため、免疫グロブリン大量静注療法、血漿交換、二重膜濾過血漿交換などを単一に、時には併用し施行する。腎臓内科と同じ部門に属するために、治療法選択がスムーズに行われることが特徴である。

医療設備

CT 3台、MRI 2台、SPECT 1台、脳血管造影検査(放射線科施行)、脳波、各種電気生理学的検査、認知検査(当科専属言語聴覚士)。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 〇
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

放射線科

分野

放射線科

特色

助教以上は全員放射線科専門医で、1名が治療専門医、他は診断専門医。一部は関連領域の専門医、認定医の資格を持つ。PET核医学認定医3人。6人が検診マンモグラフィ認定医。がん治療認定医、IVR専門医各1人。施設は日本医学放射線学会、放射線腫瘍学会、核医学会、日本IVR学会の教育機関の認定施設

★完全フイルムレス、ペーパーレスである施設の特徴を生かし、単純写真を含むすべての画像検査(平均1日約450件)に対し即時読影を行い、平均30分以内でレポート作成を行っている。この結果、外来でCT検査を受けた患者さんの9割以上が当日検査結果の説明を受け、帰宅されている。このため、当日中に次の検査や治療方針の決定が可能となり、医療の質や患者サービスの向上に貢献している。平日は早番、遅番体制をとり、休日も当番制で読影し、祝日・休日の画像にも早い読影レポートの配信に努めている。それ以外の時間も、24時間on call体制で、緊急読影やIVRの依頼に対応している

★骨セメントを用いた経皮的椎体形成術は厚労省より先進医療実施機関として認可されている。最新の治療計画システムを装備し、画像システムと一体化した電子カルテの導入による効率化の利点を生かし、きめ細かな治療計画をたてて副作用を低減している。

症例数

11年度の検査件数は一般撮影61,8435件、CT 25,720件、MRI 10,114件、DRTV 件、血管造影件、核医学3,870件(うちPET-CT1、635件)であった。CT、MRIとも緊急検査を全例受け付けている。画像が電子化され、短時間で表示可能である利点を生かし、他の画像検査や過去画像との比較読影を積極的に行っている

★中枢神経、頭頸部、胸部、腹部、整形各領域の院内カンファレンスを定期的に行い、臨床各科との連携は密である

★11年度に放射線科で施行したIVRは385件であった。血管系IVRは315件で、うちIVHポート造設224件である。その他には、肝腫瘍の塞栓術114件、動注リザーバー設置10例であった。経皮的椎体形成術3件、膿瘍ドレナージ15件で、いずれも患者さんの疼痛やQOL(生活の質)の改善に効果があった

★06年度より、PET-CTが導入され、診療・人間ドックに広く活用されている

★11年度の放射線治療患者数は732人で年々増加している。治療の対象は、ほとんどすべての種類の悪性新生物と脳動静脈奇形などの疾患である。治療計画は原則として初診当日に行い、翌々日から治療可能である

★照射は全てX線と電子線の外照射で、通常の分割照射とSRT(定位放射線治療)を行っている。当院の特徴は3次元原体照射などを駆使した精密な治療計画で、照射範囲の設定と照射方法の工夫によって不要な照射を避け、治療を行うことができる

★放射線根治治療の他に、術前・術後照射、疼痛緩和のための姑息照射も行っている。手術不能の進行性肺癌や胃癌・膵臓癌などの長期生存例もあり、遠隔地からも多数治療を受けに来られている。

医療設備

一般撮影装置5台、DRTV装置2台、乳房撮影装置、マルチスライスCT3台、MRI2台(1.5T、3T)、血管撮影装置3台、PET/CT、ガンマカメラ2台、リニアック、治療計画用CT、治療専用CT、治療計画用コンピューターシステムなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

麻酔科

分野

ペインクリニック

特色

ペインクリニック外来の開設は、様々な事情によって開院後2年目の03年1月だった。開設当初は世良田一人での外来担当だったので、ほとんどの患者が前任の藤が丘病院から引き継いだ患者だった。しかし、途中から鈴木尚志が手伝ってくれるようになり、07年4月より旗の台の昭和大学病院から岡本が緩和医療科の医長として赴任してきて、ペインクリニックと緩和ケアの両立を目指したいとの意向から外来を一緒に担うことになった。外来日も月曜日と水曜日の2日と土曜日で週3日の外来となり、基本的には予約患者が中心だがより充実した外来運営ができるようになった。岡本は透視下の神経ブロックなどペインクリニックのエキスパートとして、北部病院のペインクリニック外来の医療技術を飛躍的に向上させ現在に至っている。月・水は3人の医師で、土曜日は2名の医師で約30名の外来をこなしている。処置用ベッドは8床だが、患者が多いときは、簡易ベッドとストレッチャーを1台ずつ増やして10床として使用している。透視下の神経ブロックは原則的に水曜日の午後に放射線科で行っている。月・水は外来から、土曜は手術室から看護師1人が外来業務に従事してくれている。治療は、神経ブロック療法はもちろんのこと、東洋医学なども駆使して患者のニーズに合った治療法を行っている。

症例数

外来患者数は毎年大きな変化はなく、患者数は1日約30人である

★11年度では、硬膜外ブロック、星状神経節ブロックが多く、次いで傍脊椎神経ブロック、肋間神経節ブロック、トリガーブロックなどが主な治療法であり、数は少ないが、透視下の神経根ブロックや三叉神経ブロックなども行っている。また、ほとんどの患者に医療機器による補助的な治療を行っている

★急性疼痛に関しては、神経ブロックや鎮痛薬などの内服で奏効することが多いが、ペインクリニック外来を訪れる多くの患者は慢性の痛みに苦しんでいることが多い。ペインクリニック外来を受診する難治性疼痛患者は既にいくつかの医療施設を巡って医療不信に陥っていることもあり、様々な治療を受けた上でさらに新たな治療を求めて我々の外来を訪れる。そのような患者の治療は、通常のペインクリニックで行われる治療では満足せず、他の治療法を求めて受診することもある

★難治性疼痛患者の多くは、罹患した当初より痛みが強い患者もいるが、徐々に痛みが増強して来る患者もおり、一応に様々な治療に抵抗を示している。そして、NSAIDsや時にはオピオイドなどの鎮痛薬を長期に内服することによって、胃腸症状を来たし、身体の冷えや長期の痛みによるうつ状態を発症していることが多い。このような患者には、痛みを緩和する治療の前にまたは同時に、胃腸症状や冷えを改善することが重要である

★漢方による痛み治療の原則は、局所にとらわれることなく、全身状態の分析と是正を同時にあるいは先んじて行うことである。漢方治療でも難治性疼痛の治療はなかなか困難ではあるが、 西洋医学的に治療効果の上がらなかった患者の症状改善が可能となる症例は確実にあると思われる

★慢性の難治性疼痛に対しては、西洋医学でも、漢方医学でもその他あらゆる治療法の可能性を我々医療従事者が模索することによって、患者に対するオーダーメイドの治療法を今後も探求していきたいと考えている。

医療設備

MRI、CT、神経刺激装置、超音波診断装置など。
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 〇
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

緩和医療ケア病棟

分野

緩和ケア

特色

患者本人の意志を最大限に尊重しながら、サポートする家族の要望もふまえ、苦痛症状の緩和の方法を決定していく。副作用を極力抑えながら、最大限の苦痛緩和を目的に、オピオイドのみならず鎮痛補助薬も積極的に使用し、必要に応じて神経ブロック療法も施行する。大学病院に附属している緩和ケア病棟は、我が国でも6施設程度しかなく、当院はそのうちの一つであり、専門診療各科とのスムーズな連携が可能であることも特色の一つである。早期の苦痛緩和と退院をめざし、全人的ケアを提供するために、特にリハビリ、メンタル、歯科、放射線科およびソシャルワーカーなどとスムーズな連携をしている。面会は24時間可能。家族部屋や病室に家族の宿泊は自由。多目的使用のヒーリングルーム、デイルームを利用し、誕生日会、季節の行事を行っている。プライバシーにも配慮し、談話室、相談室を設けている。自力で入浴できない場合に機械浴室もある。

症例数

★緩和ケア病棟は西棟1階にあり、全室個室で25床ある。全室ともに閑静で緑豊かな中央公園に面しており、テラスからはベッドごと出られる

★薬物療法では緩和しきれない痛みに神経ブロック療法、除痛手段としての放射線療法、病的圧迫骨折に対する先進医療としての経皮的骨形成術、精神的苦痛に対してはメンタル科によるリエゾン、拘縮予防、鎮痛補助や浮腫軽減のためのリハビリを施行

★苦痛症状緩和のためならば、条件によっては腹水・胸水穿刺、一旦転棟して胃瘻造設、尿管ステント、腎瘻など施行

★原則として癌治療は行わない

★院内一般病棟では、癌治療継続中の患者の苦痛を緩和するために、緩和医療科医師、メンタル医師、専従看護師、薬剤師、臨床心理士、栄養士、ソシャルワーカーからなる緩和医療チームが活動している。

医療設備

緩和ケア病棟25床(全室個室)、キセノンレーザー、MRI、CT、RI、PET-CT。
  • セカンドオピニオン受入 ×
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

循環器センター

分野

小児医療

特色

昭和大学横浜市北部病院循環器センターでは、心臓血管外科・小児循環器・循環器内科がそれぞれの専門性を発揮しセンターとして相互協力し治療にあたっている。当センターは小児循環器センターと並列した体制をとり、当院こどもセンター、昭和大学小児科と共同で新生児から成人までの先天性心疾患や川崎病を始めとした小児期の後天性心疾患について最先端の診断・内科管理と外科治療を行っている。胎児エコーによる胎児心臓病管理に関しても力を入れており、胎児・新生児期から内科治療、外科治療、カテーテル治療による包括的な管理が可能である。<心臓血管外科については別項を参照>。

症例数

カテーテル治療=富田センター長は先天性心疾患のカテーテル治療の第一人者で、2011年1月から2期にわたり、全国的な学会である日本小児カテーテル治療学会(JPIC)の理事長を務めている。 当院は経皮的心房中隔欠損閉鎖セットおよび動脈管開存閉鎖セットの認定施設であり、小児~成人までの治療を対象とする施設として神奈川県では初めて認定された。カテーテル治療全般に力を入れており、患者さんの身体に対する負担軽減と、入院期間短縮に大きく寄与している。また2014年から藤井講師がこの治療の術者として認定された。先天性心疾患に対する心臓カテーテルを年間160例実施しており、その半数がカテーテル治療である。

不整脈治療=2013年4月、小児から成人不整脈および成人性先天性心疾患に伴う複雑な不整脈に対応できる不整脈専門医・籏講師が循環器センターに加わり、臨床心臓電気生理学検査、カテーテルアブレーションなどの頻脈性不整脈治療、心臓ペースメーカーや植込み型除細動器植込み手術、心不全に対する心臓再同期治療用デバイス植込み手術にも積極的に取り組んでいる。3D-マッピングシステムを導入して、国内ではほとんど行われていない6kg未満の乳児症例の薬剤抵抗性頻拍やより複雑な回路を持つ先天性心疾患手術後の上室頻拍および心室頻拍の根治術も数多く行っている。小児から高齢者までのカテーテルアブレーションを年間100例、不整脈に対するデバイス治療を10例に実施している。

胎児心疾患外来=藤井講師、佐々木、柿本の両助教と兼任講師の百々 秀心が胎児心疾患外来を担当している。先天性心疾患の診断、胎児心不全や胎児不整脈の診断、治療を行っている。妊娠18週前後から検査が可能。産科からの紹介による精査だけでなく、「心疾患の家族がいる」「とにかく心配」といったご家族の希望によるスクリーニング検査も行っている。胎児診断により病態に応じた適切な分娩時期や分娩方法の選択、出生後のスムーズで安全性の高い治療が可能となっている。胎児期に赤ちゃんの心臓病がわかることはご家族にとって辛いことであるが、出産までに時間をかけてご家族と話し合いを持つことにより、心理的な面からもサポートできるよう努めている。2017年より日本胎児心臓病学会が認定する胎児心臓超音波検査専門施設に認定されている(http://www.jsfc.jp/institution/index.html)。

外来診療=外来は予約制(http://www.showa-cvc.jp/gairai/index.html)。初診受付窓口は中央棟1階 10番受付(1階エスカレーター脇)。電話番号045-949-7150。他の医療機関からの紹介状をお持ちの方は、初診時から予約をお取りいただけます。受付時間は月~金の午前9時~午後5時(電話番号045-949-7143)。

医療設備

NICU、ICU、心臓超音波装置、CT、MRI、トレッドミル、ホルター心電計、心筋シンチグラフィー、2方向心血管造影装置など。
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 /
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)
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