父の話になりますが、昨年、血液検査その他から、前立腺癌であることが判明しました。
幸いにも、他の臓器やリンパ節、骨への転移は認められず、抗男性ホルモンの注射で腫瘍マーカ値は徐々に低下していきました。
けれども、ここ数ヶ月は効果が得られず、そこで担当医の紹介により九州大学病院にて放射線療法を行うこととなりました。

これまでの放射線療法のイメージとしては、副作用が強く、免疫機能が低下したり、正常な部分まで破壊してしまう等のた負のイメージを持っていました。でも、今は違うのですね。
それにさすが大学病院。設備が充実しています。
やりかたとしては、まず患部を3次元にマッピング処理する。
そして処理情報を元に、精確に患部に放射線を照射する。
一回あたりの照射量と照射範囲は限定されているため、副作用も殆どなく、正常細胞を破壊する心配もまずない。
唯一、毎日照射のために通わなければならないというのが難点ですが。
それでも他の治療法と比較して、再発の可能性は極めて低い。
医学の進歩に驚くばかりです。

先生や看護師の方の説明も丁寧で、忘れないように副作用や禁忌事項を記した書類を下さいますので、家族も治療法への理解が深まり、安心できます。
まだ治療半ばですが、腫瘍マーカ値がどんどん下がっていくのが分かり、ほっとしています。
父にはこの病気を克服して、長生きをして欲しいものです。

ところで皆さんご存知でしょうか?60歳以上の男性の場合、気づいてないでしょうが、およそ1/3が前立腺癌にかかっているということを。
確かに進行の遅い癌ですが、一旦前立腺から飛び出ると転移や症状の再発の危険性が一気に高まります。
60歳以上の男性の方、あるいはその家族の方には、ご当人への前立腺腫瘍マーカを含めた血液検査を、半年に一度程度することをお勧めします。
前立腺癌に関わらず、病気の早期発見はご当人の回復期待が高まるし、医療費の抑制にもなりますよ。

九州大学病院の場合、公共機関は十分に発達。
駐車場もありますが、午前中は混み合うので注意が必要。
ちなみに初診は午前中です。病院のサイトで診療日時を確認してください。
それと、できれば血液検査をした診療所からの紹介状があると良いです。
また持病と、現在服用している薬名を記しておくことは、とても重要です。

30~40代男性 2008年04月18日投稿

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