ビクシリンドライシロップ10%

処方薬

ビクシリンドライシロップ10%の基本情報

印刷する

アクセスランキング(07月26日更新)

  • 先々週:--位
  • 先週:--位
  • 今週:--位
つぶやく いいね! はてなブックマーク
  • ビクシリンドライシロップ10%の画像
    ビクシリンドライシロップ10%の画像

作用と効果

感染症の治療に用いるペニシリン系の抗生物質で、細胞の細胞壁合成を阻害し、細菌を殺す働きがあります。
通常、皮膚感染症、呼吸器感染症、泌尿器感染症、婦人科感染症、性感染症、眼科感染症、耳鼻科感染症、歯科感染症、消化器感染症など広い範囲の感染症の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。伝染性単核症、本人または両親、兄弟に気管支喘息、発疹、じん麻疹などのアレルギー症状を起こしやすい体質がある、腎障害がある。

妊娠または授乳中

他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量

通常、用時溶解し、成人は1回2.5~5g〔主成分として250~500mg(力価)〕を1日4~6回服用し、小児は1日量体重1kg当り0.25~0.5g〔主成分として25~50mg(力価)〕を4回に分けて服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。

水に溶かして飲む場合は、飲むときに溶かしてください。

シロップ剤として薬をもらった場合は、よく振ってから飲んでください。

飲み忘れた場合は、気がついた時、できるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の通常飲む時間まで3時間以下の場合は1回飛ばして、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に、2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、発熱、発疹、じん麻疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・不快感、口内異常感、めまい [ショック]

・発熱、中央に浮腫を伴った紅斑、眼球結膜の充血 [皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症]

・のどの痛み、筋肉痛、貧血 [無顆粒球症、溶血性貧血]

・尿量減少、むくみ、頭痛 [急性腎不全などの重篤な腎障害]

・発熱、下痢、腹痛 [偽膜性大腸炎などの血便を伴う重篤な大腸炎]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医薬品情報

製薬会社

Meiji Seika ファルマ株式会社

薬価

1gあたり12.3円 ジェネリックを探す

剤形

淡紅色のドライシロップ剤

シート記載

-

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 抗生物質製剤 > 主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

アンピシリン水和物

この成分で処方薬を探す

YJコード

6131002R1110

レセプト電算コード

621075101

更新日付:2011年04月01日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

ビクシリンに関する医師Q&A

現在募集中の治験

QLifeでは、次の治験にご協力いただける方を募集しています。

ビクシリンドライシロップ10%の他の剤形

この薬を調べた人は、他にこんな薬を調べています

おすすめの記事

ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、Meiji Seika ファルマ株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ビクシリンドライシロップ10%を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
  • ・当サービスによって生じた損害について、株式会社QLife及び、くすりの適正使用協議会、株式会社ネグジット総研ではその賠償の責任を一切負わないものとします。