横浜市立みなと赤十字病院

専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

横浜市立みなと赤十字病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

循環器科

分野

循環器科

特色

特に救急医療に精力的に取り組んでおり、年間10,000例の救急車搬送の実績を誇り、なかでも循環器救急患者が多く搬送される。当院救命救急部との連携も円滑に行われており、救急部の迅速な判断で、しかるべき患者を循環器系医師に転送することも毎日のように頻繁に行われている。当然のことながら年中毎日循環器専門医が当直体制を敷いており、絶えず循環器系急患症例に対応し、さらには急性心筋梗塞症に対する緊急経皮冠血管形成術(PCI)も夜間も含め常時30分以内に行える体制をとっている。本治療法は少しでも早く行うことが非常に重要な治療であり、緊急PCI手術が施行可能な専門医が絶えず病院に詰めているような体制を敷いている。緊急カテーテル室はICU、CCUに直結しており、ICU、CCUとの連続性のある診療が可能であることが特色である

★臨床不整脈診療も長い歴史を持ち、本邦の最も早い時期(89年)から高周波カテーテルアブレーション治療を行っている。最近のトピックとしてある心房細動に対するカテーテルアブレーションも積極的に行っている。最近の複雑な機序による不整脈に対するアブレーション治療の成績を向上させるために、非常に高価ではあるが、ハイテク3次元コンピューター機器を装備して万全の体制で行っている。現在臨床認可されているハイテク機器には、CARTOといわれるものと、NavXといわれる機器があるが、当院にはその両者が備わっている。このような病院は県下にも数病院しかないのが現状である。本治療法に関して全国から研修に来る医師も多く、その意味でこれまで教育的な貢献も行ってきた。医学教科書の出版にも積極的であり、当科から出版された教科書で学んだ専門医も多い

★また最近の先端医療行為としては、心不全を繰り返す症例に対する重症心機能障害例に対する両心室ペーシング治療法や植え込み型除細動器治療も積極的に行っている。この治療法は、重症心機能低下患者には福音的な治療法であり、心臓性突然死の危険性も有意に低下させる効果も期待でき、本邦では最も長い長期フォローデータを有している。これら機器植え込み症例は、定期的なフォローが必須であるが、当科では担当事務系職員によるコンピューター管理により、厳密な定期フォローがなされている

★最近増えてきた症例に対する新たな治療法としては、末梢動脈疾患に対する血管形成術(PTA)がある。糖尿病や人工透析患者、喫煙患者によく見られるが、この疾患の最悪例では切断の必要性も出てくる怖い病気である。当科では、本疾患治療にも積極的に取り組んでおり、特に下肢動脈の造影検査により動脈の狭窄や閉塞病変が見つかった場合は、PCIと同様の手法で血管形成を行うため、痛みのためにほとんど歩行不能であった患者が日常生活に支障なきまで回復することも十分期待できる。今後ますます適応患者が増えるものと予測している。

症例数

待機的PCIは年間300例以上行っており、急性虚血性心疾患に対する基幹病院としての責務を果たしている

★不整脈診療に関しては、高周波カテーテルアブレーションを89年という本邦で最も早期から行ってきている。本手術症例数も年間300例以上の症例を行っているが、これまでの累積症例数は5,000例を超える。ペースメーカー治療は年間約200例、両心室ペーシングペースメーカーは年間約40例、植え込み型除細動器植え込みは約15例に行っている

★心不全にて入院加療を受ける症例数は年間約300例を超え、薬剤治療のみならず非薬剤療法も積極的に取り入れている。カテーテルアブレーション成功率は心房細動が約80%、その他の不整脈は99%の成功率を誇っている。

医療設備

心エコー装置10台、経食道心エコー装置、負荷心筋シンチグラム装置、心臓CT装置、MRI 2台、心臓カテーテル室3室、ICU 6床、CCU 4床など。
  • セカンドオピニオン受入 △
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 〇

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

泌尿器科

分野

泌尿器科

特色

横浜市立みなと赤十字病院は05年4月に横浜市が建設して日本赤十字社が運営している病院である。大震災に備えた免震装置、非常時に備えたヘリポート、船着場が整備されており災害拠点病院として期待されている。救命救急センターを有しており、11年度救急車受け入れ台数は全国2~3位で12,000台にのぼる。12年4月に地域がん診療連携拠点病院に指定され、院内にがんセンターが設立された。24床の外来化学療法センター、緩和ケアセンター、健診センター等の組織を含む

★当科の診療に対する姿勢としては、なるべく新しい治療を患者さんに提供しようと心がけている。上部尿路癌に関しては可能な限り侵襲の少ない腹腔鏡下手術を、前立腺癌に対しては内視鏡下小切開内視鏡手術、尿路結石に対しては体外衝撃波砕石術、またはレーザーを利用した内視鏡的砕石術を行っている。前立腺肥大症に対しても通常の内視鏡的切除術(TUR-P)とレーザーを利用した核出術(HoLEP)を行っている。もちろん手術だけではなく化学療法、放射線治療を含めた集学的治療により治療の質を高める努力も行っている。病院周囲の先生方との連携も大切にしており、病状が落ち着けば積極的に逆紹介を行っている。

症例数

11年度の主な疾患の手術数を示す。手術適応は欧米、日本のエビデンス(科学的根拠)をもとに作成されたガイドラインを参考にして、個々の患者さんとの話し合いにより決定している。癌治療成績に関しては、当院は地域がん診療連携拠点病院でもあり、いずれ厚労省からの公表がある

★根治的腎摘除術9(7)例、腎部分切除術6(2)例:( )内は腹腔鏡手術数。腎細胞癌に対する治療は腫瘍の大きさ、位置、年齢、他疾患の有無などから開腹手術、腹腔鏡手術の選択、または腫瘍を部分切除するか腎臓を全部摘出するかの選択を決定している。切除不能、再発・転移症例には従来のインターフェロン療法はもちろん分子標的剤による治療を行っている

★腎盂・尿管全摘除術11(6)例:( )内は腹腔鏡手術数。腎盂・尿管腫瘍に対する治療は可能な限り腎臓を低侵襲の腹腔鏡手術で遊離して、下腹部創で尿管の膀胱移行部を処理し、その創から腎臓・尿管を取り出している。手術適応にならないときは下記の膀胱癌に準じた化学療法を行っている

★TUR-Bt(内視鏡的膀胱腫瘍切除術)115例、膀胱全摘除術5例。膀胱癌に対しては治療と検査を兼ねて内視鏡手術で切除を行う。その病理結果と画像検査を組み合わせて病期診断(病気の拡がり)を行い、追加治療の必要性を判断する。膀胱全摘術の際の尿路変更は基本的に小腸を利用した回腸導管を行っているが、条件が合えば新膀胱形成も行っている。また抗癌剤による化学療法、放射線治療も適宜単独、または組み合わせて行っている

★前立腺全摘除術16例。前立腺癌に対しては手術、放射線、内分泌(ホルモン)療法を行っているが、患者さんと相談して治療選択をしている。手術療法は内視鏡補助下に侵襲の少ない小さい傷(6~8cm程度)で行っている。放射線治療は3次元原体放射線治療装置で行っているが、小線源治療、強度変調放射線治療などを希望される場合は可能な病院を紹介している。手術、放射線治療と内分泌療法を組み合わせて治療効果を上げる努力も行っている

★以上、当科で行っている代表的な癌治療について述べたが、もちろん積極的治療が困難な状況になった場合には癌性疼痛の緩和、精神的苦痛などに対して緩和チームの介入、緩和病棟の利用などの終末期医療にも力を入れている

★TUR-P(内視鏡的前立腺切除術)21例、HoLEP(内視鏡的レーザー前立腺核出術)34例。前立腺肥大症に対しては薬物療法の効果が不十分な場合、中等度以上の症状の場合に手術を勧めている。手術は内視鏡手術で行うが、従来の電気を利用した切除術とレーザーを利用した核出術を行っている。レーザーによる核出術は治療効果としては切除術と同等で術中の出血、低ナトリウム血症(術中のかん流液が異なるため)などの合併症が少なく、大きい前立腺の手術に適している

★TUL(経尿道的砕石術)14例、ESWL(体外衝撃波砕石術)110例。尿路結石に対しては、体の外から衝撃波をあてて砕石するESWL(2泊3日の入院治療)と、麻酔をかけて内視鏡的に砕石するTULを行っている。内視鏡的に行う場合は超音波で砕石を行う方法とレーザーで行う方法がある。難治症例に対しては、症例数が多い近隣病院を紹介する場合もある。

医療設備

MRI、MDCT、核医学検査装置、リニアック放射線治療装置、PET-CT(13年1月より)、カラードプラ、体外衝撃波結石破砕装置(モデュリスSLX)、リソクラスト結石破砕装置、ホルミウムレーザー装置。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 〇
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

整形外科

分野

整形外科

特色

横浜市立みなと赤十字病院整形外科では、脊椎疾患では4人の専門医、上肢・手の疾患では2人の専門医、下肢関節疾患では2人の専門医が治療にあたっており、高度な医療を提供できるような体制をとっている。専門医はそれぞれの分野において多数の経験を有しており、患者さんに応じた適切な治療法(手術や手術以外の方法)を提案することができる。午後には、スポーツ、脊椎・脊髄、関節外科、手の外科などの専門的な診察を行っている。当科で主に行っている手術には骨折手術(脊椎、上肢、下肢)、脊椎手術(頚椎 腰椎の除圧術、固定術)、椎間板ヘルニア摘出術、人工関節置換術(膝関節、股関節)、前十字靭帯再建術、半月板切除術、肩腱板縫合術、肩脱臼制動術、手根管手術などがある。

症例数

11年度の平均外来患者数は1日あたり91人、平均入院患者数は69人、平均在院日数は19.0日であった。手術件数の合計は1,126件であった。脊椎・脊髄の手術は310件であり、頸椎疾患が42例、胸椎疾患が2例、腰椎疾患が208例などであった。上肢の手術は340件であり、上肢の骨折が212例、腱神経損傷が15例、神経圧迫性疾患(肘部管、手根管症候群)は26例、肩関節鏡下手術は24例などであった。下肢の手術は476件であり、下肢の骨折265例、人工関節置換術56例(膝43例、股13例)、脛骨骨切り術12例、半月板切除術26例、靱帯再建術22例であった

膝関節外科=変形性関節症、半月板損傷、靱帯損傷などに対して手術を行っている。変形性関節症ではできるだけ自分の骨を残せるような治療法を検討して、症状の改善の見込みが多ければ脛骨の骨切り術を施行している。変形が強く、人工関節以外の手術方法で痛みをとることは困難と考えれば人工関節置換術を施行している。人工関節置換術は手術後の早期回復を目指して、筋肉を切らない手術方法で行っており、入院期間は3.5週間である。半月板損傷や靱帯損傷に対しては関節鏡を用いて低侵襲手術を行って、早期の日常生活復帰やスポーツ復帰を目指している

脊椎外科=四肢のしびれや麻痺を生じる頸椎での脊髄症に対しては、その病態に応じて一番良好な成績が期待できる治療法を考え、前方法と後方法を使い分けて治療を行っている。腰椎椎間板ヘルニアに対しては低侵襲手術である内視鏡下後方ヘルニア摘出術(MED)を行っており、皮膚の切開は2cm程度と小さく、手術後5日程度で退院となっている。腰部脊柱管狭窄症に対しても内視鏡を使用した手術を行っている。腰椎すべり症のような腰椎を金具で固定することが必要な患者さんに対しても、小さな皮切でスクリューを挿入して低侵襲を実現している。高齢者に多い圧迫骨折でも小さな皮切でバルーンをふくらましてからセメントを充填するBKPによる椎体形成術を施行しており、手術後早期からの痛みの軽減を得ている。現在行っているこれらの手術方法は、従来の方法と比較して背中の筋肉に対するダメージが少ないので、早期に離床でき、退院も早く、早期の社会復帰が可能となっている

上肢外科=肩から手までの疾患に対応している。肩関節では、肩板損傷や反復性脱臼に対して関節鏡手術で修復を行っており、早期の回復を目指している。神経圧迫性疾患に対しては、手根管症候群に対しては日帰り手術を行っており、肘部管症候群に呈しては3泊4日で尺骨神経皮下前方移行術を行っている。近年増加傾向にある橈骨遠位端骨折に対しては、強固な固定ができるロッキングプレートを用いて手術を行っており、ギプス固定を行うことなく、早期の社会復帰が可能となっている

股関節外科=変形性股関節症に対しては人工股関節置換術を施行している。約3週間の入院期間となる。近年増加している大腿骨頚部骨折に対しては骨折型に応じた適切な治療方法を行っており、手術後は地域連携パスを利用して、近隣のリハビリ病院で継続してリハビリができるようにしている。

医療設備

MRI、CT、骨シンチ、骨塩定量(DEXA)、無菌手術室、脊椎内視鏡、膝関節鏡、肩関節鏡、手術用顕微鏡など。
  • セカンドオピニオン受入 △
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 〇
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

耳鼻咽喉科

分野

耳鼻咽喉科・頭頸部外科 

特色

開院して7年の病院。病床数は634床で、公設民営の形態で運営。24時間365日救急医療を行う。それに伴い、日本一めまい入院数が多い。また、日本で唯一のめまいの集団リハビリテーションを取り入れためまい教育入院が治療の特色。12年12月のTBSのTV番組「予約のとれない専門外来」とTV朝日の「たけしの家庭の医学」でその様子が紹介された。当院アレルギー科と連携して鼻副鼻腔の内視鏡手術治療とアレルギー性鼻炎のレーザー治療を積極的に施行している。

症例数

11年度の耳鼻咽喉科総入院数は752症例で、めまい患者は402症例である。めまい入院の5%が救急受診する発作入院で、95%は他院で治らないめまい、ふらつきを改善する教育入院である。現在、神奈川県はもとより、全国からめまい改善目的で来院。一般耳鼻咽喉科入院患者は350症例で、その内訳は、手術件数が188件(全身麻酔145件、局所麻酔43件)で、その他に炎症性疾患、顔面神経麻痺、突発性難聴症例がある。紹介状は毎月約50~60件で、近隣医院、病院とは強固な連携関係を築いている。

医療設備

MRI(1.5テスラ)2台、CT 3台、RI、ABR、重心動揺検査2台、CCDカメラ4台、ENG、ESS、電子内視鏡、各種レーザーなど機器も充実している。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

糖尿病内分泌内科

分野

糖尿病内分泌内科

特色

救命救急センターが併設されており、糖尿病ケトアシドーシスや高浸透圧高血糖症候群など重症糖尿病の救命目的の入院、糖尿病をよく理解するための教育入院、持続血糖モニタリング(CGM)データを活用した血糖コントロール目的の入院、高度肥満の減量目的の入院など幅広いメニューを提供している。甲状腺疾患をはじめ、下垂体副腎系の病気の診断や治療にも力を入れている。

症例数

定期的に通院中の患者は1,800人で、そのうちの70%が糖尿病である。糖尿病のうち1型は約5%。治療別内訳は食事・運動療法のみ10%、経口糖尿病薬60%、インスリン治療30%である。インスリン療法では、持続インスリン皮下注射法(CSII)をはじめ、頻回注射法から経口剤を併用したBOT療法まで様々な治療法に対応している。外来CGMで、3日間の血糖変動を5分おきに測定したデータをもとに最適なインスリン投与方法を選択することができる。外来患者の平均HbA1cは7.27%(NGSP)である。糖尿病性腎症患者を対象とした透析予防外来は医師、糖尿病認定看護師、糖尿病療養指導士である管理栄養士によるチームで治療にあたっている。教育入院は1週間と2週間のコースがある。医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、理学療法士による講義を毎週5コマ提供している。腎臓内科と透析センターが併設されているので、末期腎不全に対する透析導入も可能である。動脈硬化性の合併症に対しては、循環器内科、心臓血管外科、脳神経外科で専門的な検査、治療、手術が受けられる。新しい糖尿病薬の臨床試験も第3相を中心に引き受けている。内分泌疾患は脳下垂体、甲状腺、副甲状腺、副腎について診断のための検査から治療まで、すべての疾患に対応可能。手術適応があれば院内各科で手術が可能である。

医療設備

PET-CT、MRI、128列CT、血管造影装置、DXAなど。カルテは画像を含めて完全電子化している。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

血液内科

分野

血液内科

特色

当院は、地域がん診療連携拠点病院であり、8床の無菌室や24床の化学療法センターを使って、化学療法、末梢血幹細胞移植を行っている。当科の診療の基本姿勢として十分な説明の上、インフォームド・コンセントを得て、最新のエビデンス(根拠)に基づき、患者さんにとって最善の治療を目指している。必要によりセカンドオピニオンも勧めている。当科の特徴はチーム医療であり、医師、看護師、がん認定薬剤師、緩和ケアチーム、化学療法センター看護師で毎週合同カンファレンスを行い、入院から外来まで円滑に治療している。入院患者さんには、専門の歯科医師、口腔ケアチーム、栄養士、緩和ケアチームが往診しており、口内炎を防ぎおいしく食事ができるようにするなど、好評である。また、緩和ケア病棟があり、単なる化学療法、造血幹細胞移植の施設としてではなく、外来と在宅での治療や緩和ケアなども含めた全人的な医療を行うことを目標としている。

症例数

★11年度の年間延べ入院患者は337例で、外来治療にも重点をおくため、平均入院日数は25日と短い。新患者数は120例で、内訳は白血病が23例、悪性リンパ腫が31例、多発性骨髄腫が12例、骨髄異形成症候群が9例であった

★各血液疾患については、国際的に確立した標準的治療法を中心に行っている。急性白血病については、日本成人白血病治療共同研究グループ(JALSG)に加入して治療している。慢性骨髄性白血病や悪性リンパ腫には分子標的療法やトレアキシンなど新規薬剤を用いている。骨髄腫とリンパ腫に対しては末梢血幹細胞移植を実施しており、エビデンスに基づいた高度医療を行っている

★当院は、日本血液学会研修施設、臨床腫瘍学会研修施設、日本がん治療認定医機構認定施設である。

医療設備

無菌病室8床(すべて個室)、水平流式無菌装置8台、末梢血幹細胞分離装置、化学療法センター24床、PET-CT、定位放射線治療装置を備えている。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 〇
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

内科

分野

リウマチ・膠原病内科

特色

日本リウマチ学会認定教育施設。関節リウマチの治療についてはメトトレキサート・生物学的製剤を積極的に導入し、疾患活動性のコントロールを行うことを目標としている。また、整形外科やリハビリテーション科と連携を取りながら、それぞれの患者さんの病期に応じた治療を行っている。

症例数

患者数は約500人

★関節リウマチは約300人で、6割強の症例でメトトレキサートを使用している。生物学的製剤継続使用患者は100人強。関節破壊の阻止を目標とするが、すでに関節破壊が生じ手術が必要な場合は、整形外科との連携で適切な時期に関節置換術などの手術を行っている。また、リハビリテーション科と連携のうえ、必要な時期にリハビリテーションも行っている。年間5回ほど開催している関節リウマチ教室では、薬物療法、合併症、外科治療、リハビリテーション、看護・福祉制度についての講演を行い、疾患および治療、療養の理解の助けとしていただいている(毎回ホームページに開催予定を告知。12年度は4月・7月・9月・11月・1月開催)

★全身性エリテマトーデスや血管炎症候群、成人スティル病などの膠原病に対しては副腎皮質ステロイド剤を中心とした免疫抑制療法を行っている。シクロホスファミド、アザチオプリン、シクロスポリン、タクロリムス、メトトレキサートなどの免疫抑制剤も必要な症例に対して同意を得たうえで投与しており、良好な治療成績を得ている。

医療設備

関節エコーなど超音波、CT、MRI、RI検査、骨密度測定装置、各種内視鏡、リハビリテーション室、外来化学療法室など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

アレルギーセンター

分野

アレルギー科

特色

多臓器にまたがる免疫・アレルギー疾患に対応するために、アレルギー科、小児科、耳鼻咽喉科、皮膚科、呼吸器内科、眼科、膠原病リウマチ内科のアレルギー担当医が協力して診療に当たっている。

症例数

主な疾患とその患者数(年間)は、成人気管支喘息3,000人、小児気管支喘息1,500人、アレルギー性鼻炎1,000人、アトピー性皮膚炎2,000人、アレルギー性結膜炎500人、食物アレルギー2,000人、薬物アレルギー1,000人、関節リウマチ・膠原病5,000人などである。気管支喘息の診断・治療には、アストグラフによる気道過敏性検査、呼気一酸化窒素、呼気凝縮液検査の他に、携帯電話による遠隔医療などを実施している。その他、アレルギー性鼻炎のレーザー治療、アレルギー性皮膚疾患に対するナローバンドUVB紫外線照射療法、関節リウマチの生物学的製剤による治療が実施可能である。

医療設備

CT、MRI、精密呼吸機能、アストグラフ、モストグラフ、喘息遠隔医療システム(ARMS)、レーザー治療機器、ナローバンドUVB紫外線照射装置、アレルギー関連環境観測機器などを備えている。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

脳神経外科

分野

脳神経外科

特色

05年に開院、横浜市立、日本赤十字社が指定管理者となって運営している。積極的に救急医療を行い、救急車受け入れ台数は年間1万台を超え、横浜市最多である。09年度に救命救急センター開設、地域医療支援病院指定。12年度にがんセンター開設、地域がん診療連携拠点病院指定。横浜市立大学脳神経外科の関連施設。日本脳神経外科学会訓練施設、日本脳卒中学会研修教育病院。

症例数

11年の年間入院数は411人、手術件数は141例。主な開頭手術は、脳動脈瘤クリッピング術27件(未破裂3件)、脳動静脈奇形1件、脳腫瘍摘出術32件などである

★救急搬送件数が多いため、脳血管障害・頭部外傷が多い

★脳梗塞は神経内科で管理、超急性期血栓溶解療法は年間20件前後。頚部頚動脈狭窄など手術適応例は、手術前後を当科管理としている

★若年の重症頭部外傷で、低体温療法を行っている(保険適用がないため、適応は限定している)。この場合の全身管理は集中治療部専任医師が行っている

★脳動脈瘤は開頭クリッピングを原則としている

★脳血管内手術は、指導医を招聘し、脳動脈瘤、頚部頚動脈狭窄症、術前塞栓術など、徐々に増加している

★脳腫瘍手術は良性腫瘍、悪性腫瘍とも行う。術後化学療法、放射線療法も行う

★下垂体腫瘍の経鼻手術は、持松部長が600例を超す経験を持ち、院内では年間15~20件、内分泌検査は内科と協力体制を構築している

★ガンマナイフは横浜労災病院へ、てんかん外科や定位脳手術の適応例は横浜市立大学へ依頼している。

医療設備

MRI(1.5テスラ)2台、CT3台、DSA、SPECT、PET-CT、リニアックなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

放射線科

分野

放射線科

特色

12年度より地域がん拠点病院となり、がんセンターも併設しており、癌診療に力を入れている。年間の救急車受け入れ件数は1万件を超えており、救急センターを併設している。横浜市内で唯一の放射線科入院業務を行っている。悪性腫瘍に対する放射線治療、特に外科と連携して乳房温存手術後の接線照射や泌尿器科と連携して前立腺癌の治療を行っている。また、定位放射線治療およびストロンチウム治療も行っている。病診連携を推進しており、地域医療機関からの検査依頼および放射線治療を病診連携室を通して受け付けている。

症例数

1年間の放射線治療新患者数は約350人、進行癌のみならず、最近は初期治療も増加しつつあり、特に初期の肺癌に対する根治定位照射は増加の傾向である。一方、姑息的照射の患者に対しては緩和ケア科と連携しながら治療を行っている。また、良性疾患であるケロイドの術後照射も、形成外科と連携して年間約10例行っている。1年間の放射線診断検査数は、CT約26,600件、MRI約7,600件、血管造影約1,800件を行っている。地域医療機関からの検査依頼には、検査終了後ただちに読影報告書を作成し、依頼医に結果を報告している。IVR(インターベンショナル・ラジオロジー:透視化治療)は肝癌に対するTAE(肝動脈塞栓術)やCTガイド下生検などを中心に行っている。1年間の核医学検査数は約1,400件、主に骨、心臓検査である。なお、13年度よりPET-CTが稼働する。

医療設備

直線加速器(高精度放射線治療可能な装置)、治療計画用MDCT、MDCT 3台、MRI 2台、乳房撮影装置2台、骨塩定量装置、X線撮影装置6台、血管撮影装置3台、SPECT装置、PET-CTなど。
  • セカンドオピニオン受入 △
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

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