ロコモ対策にノルディックウォーキングはいかが？
[ニュース・トピックス] 2014年5月21日 [水]
北欧発の健康法 転倒防止や運動量アップに期待
(この画像はイメージです) 健康に過ごすために何か運動を始めたい・・・と考えている方、「ノルディックウォーキング」というスポーツはいかがでしょうか。ノルディックウォーキングは近年、介護予防や生活習慣病予防対策に役立つ「北欧発の健康法」として注目を集めています。
もともとはスキーヤーが夏場に行うトレーニングとして始まったものですが、「杖（ポール）」を使って歩行することにより、普通に歩く時と比べて転倒が防止でき、足腰への負担が少ないため、ご高齢の方でも挑戦しやすいといいます。さらに腕を使うことによる上半身の運動量アップや姿勢矯正などの効果もあるとされ、国内でも徐々に人気が出てきています。
六甲山までタクシーで移動 無料のポールレンタルも
兵庫県の神戸市では、同市を中心に運行する近畿タクシー株式会社とノルディックウォーキング用のポールなどを販売する株式会社キザキが、六甲・摩耶山上の各施設等と連携。市街地と六甲山・摩耶山をタクシーで結び、利用者にノルディックウォーキングポールを無償貸与することにより、健康増進とロコモティブシンドローム（＝ロコモ）の予防を目指す「六甲ロコモタクシー」を開始しました。
六甲ロコモタクシーでは、神戸市の市街地から少し離れた六甲山や摩耶山付近までタクシーで移動し、ノルディックウォーキングで散策を楽しんだあとは、借りたポールを付近の15施設に返却するというお手軽さが魅力。料金も通常の中型タクシー運賃（メーター制）のみで、ポールのレンタル料も掛からないので、初めてノルディックウォーキングに挑戦する方でも気軽に楽しめるでしょう。
ちなみに今年の5月24日は、国際ノルディックウォーキング連盟が提唱する「World Nordic Walking day」で、各地でイベントが行われる予定となっています。新緑が気持ちいいこの季節。皆さんもロコモ予防のためにノルディックウォーキングに挑戦してみてはいかがでしょうか。（QLife痛み編集部）
