上半身を鍛えよう!

[今からできる!ロコモ予防体操] 2013年11月29日 [金]

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 今回は、上半身を鍛え、体のバランスを整えていきます。下半身に加えて上半身も鍛えておくことで、肩こりや首の疲れなども取れやすくなります。体操は少しずつでも毎日続けることが大事です。朝起きた時、夜寝る前、テレビを見ながらなど、無理をしない範囲で続けてみてください。

上半身を鍛えよう! その1 壁押し

図解「上半身を鍛えよう! その1 壁押し」

壁を向いて立ち、両腕を伸ばし、手のひらを壁につけます。
足を後ろに移動させ、体を斜めにします。
腕立て伏せのように、ゆっくり壁を押し、ゆっくり元の位置に戻します。

チェックポイント

体全体の力を抜いて、腕に体重を乗せるようにすると背中がよく伸びます。1セット5回を目標に。

上半身を鍛えよう! その2 壁叩き

図解「上半身を鍛えよう! その2 壁叩き」

右側に壁が来るようにして横向きに立ち、軽くひざを曲げながら、右腕を伸ばして手のひらを壁につけます。左側の手は頭の後ろに。
伸びながら体を逆向きにし、頭の後ろにあった左手を伸ばし、壁にタッチします。

チェックポイント

右手、左手とリズミカルに壁をタッチしましょう。1セット5回を目標に。テニスなどをする人は慣れてきたらジャンプしてチャレンジしてみましょう。

講師:渡會公治先生

帝京平成大学健康メディカル学部教授。1975年東大医学部を卒業後、整形外科医としてスポーツ医学を研修。ロサンゼルス・オリンピックのチームドクターなど、現場の体験を活かし、1988年より23年間、東大身体運動研究室准教授として研究活動に注力すると共に、東大生にスポーツ医学の講義ならびに実技を行っていた。この医師と体育教官の両方の目で身体、運動、スポーツ障害を見てきた経験から上手な身体の使い方が障害治療にも予防にも必要であると結論し、高齢者の健康寿命を損なうロコモ(ロコモ―ティブ症候群)にも応用、美立健康協会を設立し各地でロコモ対策美立教室を行っている。

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