Vol.2 季節や天気によって痛みの強弱はありますか?
[みんなの痛み体験記] 2013年10月31日 [木]
冬の朝や梅雨時の湿気の多い時期など、季節や天気などによって、痛みが強くなったり弱くなったり・・・。そんな経験を持つ患者さんも多くいるようです。今回のアンケートでは、「季節や時期によって痛みに差が生じるかどうか」についてアンケートを実施しました!
その結果、約半数の患者さんが「季節や天気によって痛みに差が生じることがある」と回答しました。その季節や天気の詳細について聞いたところ、最も多かったのは「冬」で半分以上の方が痛みが強くなると回答しています。特に冷え込む夜~明け方に痛みが増すという答えが多く見られました。次いで、朝晩の気温の温度差が大きくなる「季節の変わり目」や関節などに痛みを生じる人が多い「天気が下り坂になっている時」という回答が多くありました。みなさんのコメントの一部をご紹介します。


- 寒い方が痛い、急に冷えるといっそう痛い。朝よりは夜の方が痛い。(女性・30代)
- 冬は血行が悪くなるのでよく痛む。夏もエアコンがきついと痛む。(男性・40代)
- 外気温の低下や外気温の高低差が激しかったり、気圧の変化が激しい季節、例えば晩秋、初冬や雨季などに多い様に感じます。(男性・50代)
- 低気圧が痛みを増長させているように思います。梅雨時や台風が近づいた時はもちろん、普通に雨の日も痛みが強まります。(女性・40代)
- 冬は特に冷えがひどくなるので傷みが断続的に強くなる。腰に関してはほぼ毎日痛く、冬場は夜間が特に傷みを強く感じている。(女性・40代)
- 梅雨の時期や、朝起きた時には、首ががちがちになっていて痛い。(女性・50代)
- 寒い冬や朝起きた時に痛みが強い感じがする。(女性・30代)
「痛みが強くなるタイミング」が分かる、ということは、その前がまさに「痛み予防をする」絶好のタイミングともいえます。「痛くなってから」ではなく「痛みのもとを抑える」治療をするために、早め早めの病院受診が肝心です。