シニアの多くが持つ、冬の健康不安1位は?

[ニュース・トピックス] 2014年4月21日 [月]

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シニアが抱える「冬の体の悩み」実態調査

(この画像はイメージです)

 今年は、記録的な大雪にみまわれるなど厳しい冬でした。冬は特に健康上の悩みが増える季節。風邪やインフルエンザ、冷えや肌の乾燥などさまざまな不安や悩みが尽きません。寒さが原因による関節痛に悩んだ人も多かったのではないでしょうか。
 クリルオイル研究会が、2013年12月に全国の50代~70代の男女650人を対象に、こうした健康不安に悩むシニアの実態を明らかにするため、インターネットによる「冬の健康の悩みに関するアンケート」を実施しました。

節々の痛みに悩むシニア達、ケアは対症療法が中心

 「現在の自分の健康にどの程度の自信があるか」という問いに対して、「あまり自信がない」(44.9%)、「まったく自信がない」(6.3%)と答え、過半数以上の人が健康不安を持っていることがあきらかになりました。さらに「今後の自分の健康に不安はあるか」という問いに対して、「とても不安」「やや不安」と答えた人があわせて7割以上になりました。特に男女ともに50代の人が将来の健康不安が強い傾向です。
 そんな中、実際に体調不良を感じる人は約9割もおり、50代が高い傾向でした。その一方、70代では「規則正しい生活を心がける」や「食事の栄養バランスを心がける」と回答した人が多く、自らの健康を気遣っているようです。
 健康不安を感じる9割のシニアは、冬になると特に健康の悩みが増えると64%の人が感じています。具体的には、「腰痛・関節痛などの節々の痛み」が59.4%に上り、次いで「肌の乾燥・体のかゆみ」が51.5%、「冷え・冷え性」46.5%「疲れやすい・疲れがとれにくい」42.8%と続いています。
 シニアの約6割の人の悩みである関節痛対策は、「市販の湿布薬・塗り薬を使用」が37.6%と最も多く、「何もしない」という回答が28.2%もいました。外側からのケア(貼薬やサポーター)と内側からのケア(飲み薬やサプリメント)ではどちらの対処が多いかという問いでも約半数の人が外側からのケアと答えています。(QLife痛み編集部)

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